バングラデシュの貧困とは?人口や貧困率の現状を知り解決策を考えよう

所得が低いだけでなく、安全な水、教育、電力、食料等へのアクセスが困難である多次元貧困に陥っていたバングラデシュの人びとの数は、2014年から2019年にかけて1900万人減少しました(注1)。後発開発途上国からの卒業がほぼ確定とされていましたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的大流行(パンデミック)による影響で「新たな貧困層(注2)」が発生していると言われており、先が見えない状態に陥っています。バングラデシュの人びとが直面している貧困の現状と、解決策について考えましょう。

バングラデシュの貧困の現状と人口に対する貧困率は?


こちらに笑顔を向けるバングラデシュで暮らす姉弟

国連開発計画(UNDP)が発表した2019年のデータによると、バングラデシュの人間開発指数は189カ国中135位で、人間開発中位グループに分類されています(注3 P24 )。順位を徐々に上げ、貧困削減への取り組みも評価されていますが、いまなお貧困層の数は世界第5位という状況にあります(注4)。バングラデシュの人々は現在、どのような貧困に直面しているのでしょうか。



最貧国といわれたバングラデシュの貧困問題の現状

かつては世界最貧国とも言われたバングラデシュですが、2018年に「1人当たりの国民総所得(GNI)」「人的資源開発」「経済脆弱性指標」の3項目すべてにおいて、後発開発途上国から卒業できる基準を達成しました。政治や経済状況の急激な悪化がない限り、2021年の再審査を経て2024年には後発開発途上国から脱却する見込みです(注5 )。

バングラデシュの経済は大きく変化しています。2000年の一人当たり名目GDPは412US$でしたが、2017年には1,606US$にまで成長しました(注6 P7)。しかしながら、2018年時点の貧困人口は4,000万人ともいわれており、ガバナンス強化の必要性や基礎インフラの未整備、自然災害に対する脆弱性などの問題を抱えています(注7 )。

また、COVID-19の流行とそれに伴う経済危機により、バングラデシュも他の多くの国と同様に、これまでの貧困層はより深刻な状態となり、貧困層に属していなかった人々までもが「新たな貧困層」に陥ると考えられています(注2)。

ユニセフは2020年6月、COVID-19がバングラデシュも含めた南アジアの子どもたちに及ぼす影響について、「今後6カ月間に1億2,000万人もの子どもたちが貧困と食料不安に追い込まれ、すでに貧困とされている約2億4,000万人の子どもたちに加わる可能性があります」と述べました。そして「バングラデシュの最貧困層の家庭の中には、1日に3回の食事もままならない家族もいます」と報告しています(注8)。




バングラデシュの人口と貧困率

バングラデシュの人口は1億6,555万人です(注9、2019年時点)。2018年度の世界銀行のデータでは、バングラデシュは世界で8番目に人口の多い国であることが明らかとなりました(注10)。また、バングラデシュは世界で最も人口密度が高い国だと言われています。国土面積は日本の約4割の14万7000㎢で、人口密度は1,237人/㎢にも及びます(注11)。

世界銀行によると、2015年時点で、世界の極度の貧困層7億3,600万人の半数が、5カ国に集中していると言います。5カ国とは、インド (23.88%)、ナイジェリア (11.76%)、コンゴ民主共和国 (7.49%)、エチオピア (3.67%)、バングラデシュ (3.32%)です。バングラデシュはこの時点で、世界で5番目に極度の貧困層が多い国だったのです(注4)。

バングラデシュの貧困率を見てみましょう。1970年代には約70%だった貧困率は、2000年には約50%に低下しました(注12)。世界銀行による2010年のデータでは、1日1.9ドル以下で暮らしている極度の貧困層の割合は18.5%、1日3.1ドル以下で暮らしている貧困層の割合は56.8%でした(注11)。

バングラデシュの貧困原因は気候によるもの?


サイクロンにより甚大な被害を受けた海岸沿いの地域

「災害のデパート(注13)」とも言われるバングラデシュには、「被災と貧困のスパイラル」から抜け出せない人々が数多く存在しています(注14)。バングラデシュの貧困と気候の関係を見てみましょう。



バングラデシュの気候と生活

バングラデシュの貧困原因の1つに「自然災害に対する脆弱性」が挙げられます。バングラデシュは国土のほとんどが熱帯モンスーン気候に区分されており、毎年のように洪水やサイクロン、竜巻などが発生しています(注15)。パドマ川(ガンジス川)、ジャムナ川(プラマプトラ川)、メグナ川など3つの大河の河口部に拡がるデルタ地帯(三角州)が国土の大部分を占めています。国土の約半分は標高6~7m以下で、毎年のように発生するサイクロンや洪水、土壌侵食などが問題になっています(注16)。

バングラデシュの自然災害はサイクロンだけではありません。高潮や鉄砲水、土石流などの被害も深刻です。温暖化による海面上昇の問題もあります。そして、乾季には干ばつが発生します。干ばつは、雨季と乾季の降雨量の差が大きい事が原因の1つです(注17)。

バングラデシュでよく発生する災害について、国際連合人間居住計画(UN-Habitat)は次のように報告しています。

よく起こる災害 :

 • 沿岸地域のサイクロン: CIDR
 • 北部および東部地域の洪水
 • 河岸の浸食
 • チッタゴンでの地滑り
 • 沿岸地域の潮の満ち引きによる浸食
 • 南部における地下水の深刻な塩害
 • 北部における地下水の枯渇
 • ヒ素汚染

潜在リスク:

 • 地震頻発地帯: 北部、東部そして中心部

UN-Habitat Bangladesh:バングラディシュの災害リスク (注18)

バングラデシュの就業人口の半数以上が第一次産業に就いており、これらの災害の影響を直に受けています。人びとは昔ながらの知恵を使って、土を盛り上げてその上に家屋や道路を作ったり、洪水の水位に合わせて成長する稲を栽培したりするなどして災害に適応してきました(注17)。それでも毎年多くの人が災害の犠牲になっています。

さまざまな自然災害により土地と家屋が流されて財産を失った人々は、より危険な場所に移り住むことになります。そこでまた被災してしまい、被災と貧困のスパイラルに陥ってしまうのです(注14)。



バングラデシュの洪水

バングラデシュの人々は、洪水を2つの種類に分けているようです。

この国の人々は、水害を及ぼす洪水を「ボンナ」とよび、毎年繰り返される規模の洪水「ボルシャ」と区別している。この国で洪水による水害が発生する「ボンナ」のケースは、堪水域が後背低湿地のみならず、自然堤防や盛土上の集落や道路に及んだ場合が多い。ボンナは、家屋や作物、家畜を水没させ、人的被害を及ぼすが、ボルシャであれば水と養分を他所から運んでくれるありがたいものである。

一般社団法人日本水土総合研究所:バングラデシュにおける気候変動の影響と対策(注17)

人的被害をおよぼす洪水「ボンナ(Banna)」は、バングラデシュを流れる3つの大河の水量が増加して市内に流れ込み、広範囲で大規模な災害となります。水位は時に7mを超え、洪水期間は15~45日間と長期にわたります(注19 P2-7)。これら3つの大河はインドやチベットなどから流れてきており、その流入量はバングラデシュ国内の降水量の約4倍とも言われています(注17)。

2020年に発生した南アジア洪水災害では、バングラデシュの国土の半分が浸水被害を受けました。インド、ネパール、バングラデシュの3国で1,750万人が被災し、630人以上が命を落としたと報告されています(注20)。

3つの大河の1つパドマ川は、インドではガンジス川と呼ばれています。雨期になるとインドで降った雨が大量にバングラデシュまで流れ、洪水の原因の1つとなっています。それに加え、インドはバングラデシュとの国境に堰を作っており、乾季になると川を堰き止めることがあります。従ってバングラデシュに流れる水が極端に減ってしまい、干ばつの原因にもなっているのです(注21 P 11)。

バングラデシュの貧困に対する日本の支援


バングラデシュで暮らすとある家族の様子

バングラデシュは1971年に独立し、その翌年に日本と国交を樹立しました。それ以来、日本はバングラデシュに経済協力をはじめとした支援を実施しており、バングラデシュにとって最大の援助国の1つになっています(注22)。

日本政府は、バングラデシュへの国別開発協力方針を「中所得国化に向けた、持続可能かつ公平な経済成長の加速化と貧困からの脱却」とし、「災害や気候変動に対する強靭化」を重点の1つに挙げています。貧困などの社会脆弱性を克服する支援事業として「災害予警報、地震対策、河川管理などを中心とした防災・気候変動対策及び農村部の生活環境改善・生計向上に資する支援」が計画されています(注7 )。

2020年には、COVID-19による経済の悪化と、貧困のさらなる深刻化のリスクに対応するための緊急支援として「バングラデシュ人民共和国に対する新型コロナウイルス危機対応のための緊急支援」が決定されました。350億円を限度にした日本政府からバングラデシュ政府への円借款です。感染拡大防止や、社会・経済の回復と持続的発展への貢献が期待されています(注23)。



バングラデシュの国旗は日本の国旗に似ている?

日本と似ている国旗があることをご存知でしょうか。南太平洋の島国パラオと、バングラデシュの国旗です。

バングラデシュの国旗と日本の国旗が似ているのは偶然ではないとも言われています。バングラデシュのムジブル・ラーマン初代大統領が、日本の日の丸を参考にして国旗をデザインしたという逸話があるそうです(注24)。

バングラデシュの国旗の緑色は、青葉や豊かな自然を表しています。赤い円は太陽と、パキスタンとの独立戦争による犠牲者の血を示しているそうです。国旗が風になびいたときに円が中央に見えるように、赤い円が旗竿側に少し寄ったデザインになっています(注25)。



バングラデシュへの国際協力

バングラデシュでは、さまざまな国や機関、NGOやNPOなどの団体が国際協力事業を実施しています。外務省が平成12年にまとめた資料によると、バングラデシュへの援助実績は、日本、英国、オランダ、カナダ、ドイツの順でした。当時は20以上の分野ごとに援助協調会合が開催されていました(注26)。

世界銀行をはじめとした多くの国際機関もバングラデシュで支援活動をしています。また、NGOなどの活動も盛んに行われています。1999年の資料によると、当時のバングラデシュでは国際NGOが約150団体、国内NGOは約1300団体が活動していました。NGO局に登録していないものも含めると約2万団体が存在していたとも言われています。(注26)。

バングラデシュ国内のNGO団体で特に有名なのは、2006年にノーベル平和賞を受賞したグラミン銀行でしょう。チッタゴン大学の教授だったムハマド・ユヌス博士が1976 年に始めたとされるマイクロ・クレジット事業です(注27)。バングラデシュ以外の国にも波及しました。

多くの国際NGOも、その団体の強みを活かした支援活動をバングラデシュで行っています。バングラデシュの貧困を解決する国際NGOの1つ、ワールド・ビジョンの活動について見てみましょう。

バングラデシュ貧困の解決策ワールド・ビジョンの活動


ワールド・ビジョンが取り組みの一環として提供したバケツを持つバングラデシュの少女

ワールド・ビジョン・ジャパンは、バングラデシュの貧困を解決するために1988年から現在までさまざまな取り組みを行っています。その活動の内容と成果について見てみましょう。



ワールド・ビジョンとは

ワールド・ビジョンは、キリスト教精神に基づいて開発援助、緊急人道支援、アドボカシー (市民社会や政府への働きかけ)を行う国際NGOです。子どもたちとその家族、そして彼らが暮らす地域社会とともに、貧困と不公正を克服する活動を行っています。宗教、人種、民族、性別にかかわらず、すべての人々のために働いています。

ワールド・ビジョン・ジャパンは、約90カ国で活動する国際NGO ワール ド・ビジョンを構成する支援国事務所として、1987年に設立されました。「開発援助(チャイルド・スポンサーシップ等)」「緊急人道支援」「アドボカシー」を活動の柱とし、世界の子どもたちが未来に希望を持つことができるよう、多角的な支援を継続しています。



バングラデシュの生活水準を上げる活動

ワールド・ビジョン・ジャパンは、1988年にバングラデシュの支援を開始しました。以来今日まで、バングラデシュの子どもたちをはじめ、貧しい人びとの生活水準を上げる活動を続けています。

2020年からは、イスラムプール地域開発プログラムが新しく始まりました。洪水が頻発し、90%の家が被害に遭っています。雨期には農地や道路が4~6カ月もの間水没してしまう状態です。経済状況が不安定で、早婚や児童労働、家庭内暴力などが問題になっています。

イスラムプール地域には、少数民族や極度の貧困層が多く住んでいます。ワールド・ビジョンはイスラムプール地域が抱える課題に対して、保健・栄養改善や生計向上に関する支援事業を実施し、子どもに教育の機会を与える活動を行っています。

ビロル地域開発プログラムは2007年に始まりました。ビロル地域はインドとの国境に近く、子どもたちが人身売買のリスクに晒されています。少数民族も多く、深刻な貧困問題もあります。ワールド・ビジョンはこの地域で、「子どもの権利と保護への認識」「劣悪な保健・衛生状態」「低所得・食料不足」などの課題に対処するために、様々な支援活動を継続しています。他にもビルゴンジ地域開発プログラム、フルバリア地域開発プログラムなどを実施しています。

課題が改善され、支援を卒業した地域もあります。カハロル地域開発プログラムの最も大きな課題は子どもの栄養不良でした。ワールド・ビジョンが栄養改善や衛生管理プログラムを実施したことで子どもたちの下痢が減り、栄養が改善しました。子どもの学力向上や、貧しい家庭への収入向上にも取り組みました。住民組織も強化され、住民自身で課題改善できるようになりました。

チャイルド・スポンサーシップでバングラデシュの貧困の子どもを支援しよう


バングラデシュで暮らす子ども

ワールド・ビジョンがバングラデシュで実施している支援活動の多くは、チャイルド・スポンサーシップによるものです。チャイルド・スポンサーシップとは、どのような支援方法なのでしょうか。



1日150円の寄付でバングラデシュの貧困を解決に導こう

チャイルド・スポンサーシップとは、子どもたちに直接物資や学費を送る方法ではなく、長期的に子どもたちの住む地域をサポートし、地域全体で問題を解決していくように働きかけていくものです。活動の成果を地域の人々自身が将来にわたって維持し、発展させるために人材や住民組織の育成にも力を入れています。

1日150円、月々4500円のご支援を継続するチャイルド・スポンサーシップは、子どもや地域の人びとの生活を確実に変える仕組みといえます。地域の実情に沿った開発をするチャイルド・スポンサーシップの取り組みは、バングラデシュの子どもたちが直面している8つの問題(貧困、教育、水衛生、保健・栄養、紛争・難民、災害、人身取引・人身売買、児童労働)を解決できるのです。

1994年に始まり2019年に支援が終了した、バングラデシュのカルマカンダ地域開発プログラムを例にしましょう。これもチャイルド・スポンサーシップによるプログラムです。25年間の支援により、65%だった就学率は95.8%に改善され、低体重の子どもの割合は60.6%から28.7%に減りました。世帯の平均月収は1800タカから9,766.6タカまでに激増しました。

数字として表れる変化には目覚ましいものがあります。しかし、それだけではありません。「人」も変わったのです。これこそが、チャイルド・スポンサーシップの神髄です。

カルマカンダ地域に住む最も貧しい層に属している女性が、ワールド・ビジョンの支援事業に参加することで、いきいきと夢を語ることができ、いくつかの夢を叶えることができました。貧富の差が激しく女性の地位も低いバングラデシュでは、貧しい女性が夢を語ることさえも難しい社会なのです。

また、貧しい家庭で育った女の子が、チャイルド・スポンサーシップの支援を受けて学校へ行き、大学受験もできるようになりました。バングラデシュでは貧しい家庭の、しかも女の子が大学を受験することはとても稀です。しかしチャイルド・スポンサーシップによってそれが可能となったのです。

別の女の子もチャイルド・スポンサーシップで中学校に通うことができ、将来は教師や弁護士になりたい、という夢を持てるようになりました。その理由はお金持ちになりたいから、というものではなく、「人の役に立ちたい」「弱い立場の人のために働きたい」というものでした。

このように、チャイルド・スポンサーシップは目に見える成果があるだけでなく、人びとの心を前向きなものに変える力があるのです。

バングラデシュの貧しい子どもが支援を待っています

ワールド・ビジョン・ジャパンによるバングラデシュの支援地域では、3割以上の世帯が再貧困層で、女性の6割が18歳以下で結婚し、5歳未満児の約27%が低体重児です。貧困や自然災害、首都人口の急増など複雑な問題に加え、新型コロナウィルス感染症の問題もあります。

バングラデシュの貧しい子どもたちは、幾つもの困難に直面しており、命さえも危うい状態に置かれているのです。一刻も早い支援が求められています。

子どもたちが皆等しく健康で安全な環境で育ち、教育の機会を得て未来に夢を描けるようチャイルド・スポンサーシップをはじめ、さまざまなご協力をお願いいたします。

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参考資料

注1 UNDP:コロナ禍で危ぶまれる多次元貧困対策の前進外部リンク
注2 世界銀行ブログ:新たな貧困層:これまでの貧困層との違いと今後の課題外部リンク
注3 UNDP:人間開発報告書2019pdfアイコン
注4 世界銀行:1年を振り返って:14の図表で見る2019年外部リンク
注5 在バングラデシュ日本大使館:バングラデシュのLDCからの卒業についてpdfアイコン
注6 経済産業省:医療国際展開カントリーレポート新興国等のヘルスケア市場環境に関する基本情報バングラデシュ編pdfアイコン
注7 外務省:対バングラデシュ人民共和国 国別開発協力方針pdfアイコン
注8 ユニセフ:新型コロナウイルス南アジアで広がる深刻な影響子どもの貧困、1億2,000万人増加の懸念外部リンク
注9 外務省:バングラデシュ基礎データ外部リンク
注10 外務省:世界いろいろ雑学ランキング 人口の多い国外部リンク
注11 JICA:Bangland(バングランド)基本情報外部リンク
注12 外務省:第2章 バングラデシュ国の政治経済情勢と開発計画外部リンク
注13 京都大学防災研究所:バングラデシュにおける災害問題の実態と自然・社会特性との関連分析外部リンク
注14 京都大学防災研究所:「被災と貧困のスパイラル」からの脱却(Newsletter80号より)外部リンク
注15 厚生労働省検疫所:国別情報:バングラデシュ外部リンク
注16 国土交通省:各国の国土政策の概要 バングラデシュ外部リンク
注17 一般社団法人日本水土総合研究所:バングラデシュにおける気候変動の影響と対策外部リンク
注18 UN-Habitat Bangladesh:バングラディシュの災害リスクpdfアイコン
注19 JICA:バングラデシュ国ダッカ都市交通整備事業(1 号線及び 5 号線)準備調査pdfアイコン
注20 日本赤十字社:南アジア洪水災害に見る「ウィズコロナ」の支援外部リンク
注21 国土交通省:諸外国の国土政策・地域政策に係る動向分析及び支援方策等に関する調査 国別報告書〔バングラデシュ〕pdfアイコン
注22 在バングラデシュ日本国大使館:対バングラデシュ経済協力外部リンク
注23 外務省:バングラデシュ人民共和国に対する新型コロナウイルス危機対応のための緊急支援(円借款)外部リンク
注24 外務省:ODAメールマガジン第292号外部リンク
注25 東京都立図書館:バングラデシュ人民共和国 基本情報外部リンク
注26 外務省:旧国別援助計画(バングラデシュ)本文(平成12年3月策定)外部リンク
注27 JICA:Bangland(バングランド)グラミン銀行~進化する貧困層を対象に金融サービスを提供するビジネスモデル~外部リンク

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