3分でわかるケニア~ケニアって、どんな国?~

(2020.09.28)



ケニア支援に関わる古徳スタッフが解説します!

ケニア共和国(以下、ケニア)の基礎データ

首都:ナイロビ
言語:スワヒリ語、英語
民族:キクユ族、ルヒヤ族、カレンジン族、ルオ族、カンバ族等
宗教:伝統宗教、キリスト教、イスラム教
面積:58.3万km2(日本の約1.5倍)
人口:4,970万人(2017年:国連)

2020年からケニア支援に関わる古徳スタッフ
2020年からケニア支援に関わる古徳スタッフが、わかりやすく解説します!

ケニアって、どんな国?

アフリカ大陸の東に位置し、南東部はインド洋に面しています。国土は日本の1.5倍ほどの広さで、大部分は標高1,100~1,800mの高地です。東アフリカ最大のモンバサ港を擁し、東アフリカ諸国の玄関口として、地域経済の中心的役割を担っています。比較的工業化が進んでいるものの、コーヒー、茶、園芸作物などの農産物生産を中心とする農業国です。

ワールド・ビジョン・ジャパンでは、チャイルド・スポンサーシップにより、地図の★印のついた地域で支援活動を行っています。

リンクケニアでのチャイルド・スポンサーシップによる活動の詳細こちら

ケニアの地図と支援地
ケニアの位置

人々はどんな問題に直面しているの?

ワールド・ビジョンの支援する村落部では食料確保(栄養)・水衛生・教育の問題が顕著です。(データ:ワールド・ビジョン調査)

  • 5歳未満児の低体重の割合:約17%
  • 改善されたトイレを利用している世帯:約32%
  • 就学前教育を受けている子どもの割合:約36%
  • 読み書きができる11歳~13歳の子どもの割合:約33%
支援前の小学校で学ぶ子どもたち
支援前の小学校で学ぶ子どもたち
支援前の小学校の外観(キアムボゴコ地域)
支援前の小学校の外観
支援地域の住居の様子。牛糞や木の枝を使って建てられています(イララマタク地域)
支援地域の住居の様子。牛糞や木の枝を使って建てられています
支援地域の住民の多くを占めるマサイ族の一家(イララマタク地域)
支援地域の住民の多くを占めるマサイ族の一家


古徳スタッフより一言

ワールド・ビジョン・ジャパン支援事業部 開発事業第3課

古徳 理歩(ことく りほ)

雄大な自然の中、多様な民族が暮らすケニア。東アフリカ市場への入口として外国企業も多く進出しています。一方村落部では、基礎的な教育や医療サービスが行き届いていない地域もまだ多く、ワールド・ビジョンは引き続きコミュニティとともに様々な課題に取り組んでいきます。応援をよろしくお願いいたします。

リンクチャイルド・スポンサーシップを通して地域を応援する
リンク政府・国連等との連携事業
リンクケニア連邦民主共和国:支援地域に暮らす子どもたちの写真と動画
ケニアとの国境沿いに位置する、ウガンダのカラモジャ地域を訪問した古徳スタッフ
ケニアとの国境沿いに位置する、ウガンダのカラモジャ地域を訪問した古徳スタッフ

ケニアに関するブログとニュース

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