南スーダン停戦合意を歓迎します

2014.01.24

紛争のためにアクセスできなかった地域で、子どもたちへの支援ができるようになることを期待します

戦火を逃れて避難するため、首都ジュバでバスに乗り込み出発を待つ人々(1月7日撮影)
戦火を逃れて避難するため、首都ジュバでバスに乗り込み出発を待つ人々(1月7日撮影)

1月23日、エチオピアの首都アディスアベバで、南スーダン政府と反大統領派は停戦協定に調印しました。ワールド・ビジョンは、この停戦合意により、これまで紛争状態にあったためアクセスができなかった地域に住む子どもたちと家族への支援を実施できるようになることを期待します。

南スーダンでは昨年12月15日に軍内部の武力衝突が発生し、全国に戦闘が広がっていました。ワールド・ビジョンは、治安状況が許す地域で可能な支援活動を行ってきましたが、「紛争状態になって以来、南スーダンの一部地域は入ることができない状況になっていました」とワールド・ビジョン南スーダンのプログラム・ディレクター、ペリー・マンスフィールドは語ります。

ワールド・ビジョンの食糧支援に列をなす、南スーダンから難民として逃れてきた人々(ウガンダ北部、1月17日撮影)
ワールド・ビジョンの食糧支援に列をなす、南スーダンから難民として逃れてきた人々(ウガンダ北部、1月17日撮影)

「人道支援を必要とする子どもたちが国のあちこちにいることを私たちは知っています。親とはぐれ、何日も食事をできずにいたり、怪我をしている子どもたちがたくさんいます。彼らは保護されること、または食糧や保健の支援を必要としていますが、暴力が続く限り子どもたちに近づくこと自体が困難でした」

停戦合意は支援団体の関係者が安全に活動ができるようになるために必要な最初のステップです。ワールド・ビジョンは国連機関や他のNGOとと連携し、国全体の状況を見極めながら活動していきます。

「どんな紛争でもそうであるように、南スーダンも例外ではありません。真っ先に犠牲になるのは子どもたちです。ワールド・ビジョンは、他の支援機関とともに、治安を確保でき次第、子どもたちが大きな犠牲となってきた地域に入り活動する準備ができています。停戦が合意された今、間もなくそれが可能になると願っています」とマンスフィールドは述べました。

ワールド・ビジョンは南スーダンで息の長い支援を続けています

南スーダンの子どもたちと國吉スタッフ
南スーダンの子どもたちと國吉スタッフ

ワールド・ビジョンは南スーダンが国家として独立する前の1989年から支援を継続しています。まだ内戦中だった当時のスーダンの、現在は南スーダンとなっている地域で、国内避難民への支援を行っていた数少ない団体の一つです。同時期、隣国ケニアのカクマ難民キャンプでは、国境を越えて逃れていた南スーダン難民の支援も行っていました。2011年に南スーダンが独立してからは、内戦からの復興を目指した支援を続けています。

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