3分でわかる南スーダン ~南スーダンって、どんな国?~

(2020.09.24)



南スーダン支援に関わる大川スタッフが解説します!

南スーダン共和国(以下、南スーダン)の基礎データ

首都:ジュバ
言語:英語(公用語)、アラビア語、その他部族語多数
人種・民族:ディンカ族、ヌエル族、シルク族、ムルレ族、バリ族、他多数
宗教:キリスト教、イスラム教、伝統宗教
面積:64万km2(日本の約1.7倍)
人口:1,258万人(2017年)

2019年から南スーダン支援に関わる大川スタッフ
2019年から南スーダン支援に関わる大川スタッフが、わかりやすく解説します!

南スーダンって、どんな国?

南スーダン共和国は、2011 年にスーダン共和国から独立してできた世界で一番新しい国です。かつてイギリスとエジプトによる共同統治下に置かれていたスーダンでは、主にイスラム教を信仰するアラブ系住民が多い北部(現:スーダン)と、キリスト教や伝統宗教を信仰するアフリカ系住民が多い南部(現:南スーダン)を分断する植民地政策がとられていました。

1956年にイギリス・エジプトから独立する際、北部と、分離・独立を求める南部の間で内戦が勃発し、以来2011年の南スーダン独立まで、約半世紀にわたる長い紛争が続きました。独立後も、2013年・2016年に起きた武力衝突を発端に、内戦は南スーダンの各地へと広がりました。2018年9月に「再活性化された衝突解決合意」が署名され、2020年2月には暫定政府が発足し、平和への一歩を踏み出していますが、南スーダンでは子どもだけでなく大人も、平和な状態をほとんど知りません。ワールド・ビジョン・ジャパンは南スーダンが国家として独立する前の2002年から支援を継続しています。

南スーダンの地図
南スーダンの位置

人々はどんな問題に直面しているの?

南スーダン国内では、繰り返される民族間の衝突などの影響により大人も子どもも、安心して生活を送ることが出来ません。

  • 南スーダン人の2人に1人が自分の家を失い国内外に避難しています。
  • 命を落とす子どもの4人中3人は、簡単に防げる病気が原因で亡くなります。
  • 国内の2人に1人以上が食糧不足に苦しんでいます。
  • 10人に7人の子どもは学校へ通えていません。

食料、安全な水、教育・医療サービスなど、日本では手に入るすべてが足りていない状況です。

データ出典:South Sudan Humanitarian Needs Overview 2020

ヘルスセンターにて、上腕周囲径測定帯(MUACテープ)で栄養状態を測ってもらうお母さん
ヘルスセンターにて、上腕周囲径測定帯(MUACテープ)で栄養状態を測ってもらうお母さん
過酷な学習環境で勉学を強いられる子どもたち
過酷な学習環境で勉学を強いられる子どもたち
新型コロナウイルス対応のため手洗いを欠かさない
新型コロナウイルス対応のため手洗いを欠かさない
食糧配布を待つ人々
食糧配布を待つ人々


大川スタッフより一言

ワールド・ビジョン・ジャパン支援事業部 緊急人道支援課

大川 世令奈(おおかわ せれな)

南スーダンは2011年に独立したばかりの、世界一新しい国です。しかし、様々な要因により、国内の約70%の人々が支援を必要としている過酷な状況に立たされています。私たちはこれからも、南スーダンの現地スタッフとともに、最も支援を必要としている人々が一日も早く日常生活を取り戻せるよう、支援を続けてまいります!ご支援の程、よろしくお願いいたします。

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