現在実施中のマイルストーン・プロジェクト

シリア 学校修復支援事業

概要

支援地域の子どもたち
シリア北部で避難民生活を送る子どもたち
  • 支援地域:シリア北部
  • 実施期間:2022年6月~2023年5月(予定)
  • 支援金額:4,000万円(一口100万円×40口)
  • 支援内容:紛争によって破壊された学校校舎の修復


プロジェクトの主な背景

シリア北部の避難民キャンプ
シリア北部の避難民キャンプ

2011年3月に勃発したシリア危機から10年以上たった今でも、紛争が続いています。度重なる空爆で街は荒廃し、人々は豊かな暮らしを失い、約1,300万人が国内で、また近隣国への避難民となりました。

「今世紀最大の人道危機」ともいわれるこの事態は、特に弱い立場に置かれた子どもたちに深刻な影響を与えています。街や学校が破壊され、避難先からは通える教育施設がない、収入が乏しく教育に回す余裕がない等の理由で、シリア国内では推計245万人の子どもが学校に通えていません(2020年時点 )。

破壊を免れた校舎で学ぶ子どもたち
破壊を免れた校舎で学ぶ子どもたち

プロジェクトを実施するシリア北部では、シリア国内で家を追われた避難民約280万人を含む約440万人 が暮らしています。避難民となった人々は、人口が過密する劣悪な環境のキャンプで生活しています。また多くの避難民を受け入れている地域住民も、10年以上に渡りなんとか避難民を受け入れているものの、経済状況はひっ迫して厳しい状況が続いています。

さらに子どもたちは、これまでの空爆で多くの教育施設が破壊されたため、比較的損傷の少ない学校に生徒が集中しています。近隣に学校がないため、安全上のリスクを負い、家計に負担をかけながら遠距離の学校に通っている子どもも少なくありません。

プロジェクトの主な活動

空爆によって破壊された学校校舎の修復を行います。劣悪で危険な環境で学んでいる子どもたちの教育環境を大幅に改善するだけではなく、学校に通えていない子どもたちの就学、他校の混雑状況の緩和、遠距離の学校に子どもを通わせる家庭の経済的負担の軽減になることが期待されます。


支援対象校の一例

支援対象校の一例
      支援対象校の一例

校舎

支援地域の治安状況について

支援地域があるシリア北部は、これまで多くの衝突や空爆が繰り返されてきた地域ですが、ワールド・ビジョン・ジャパンは2020年3月の停戦合意以降、他の人道支援団体と連携、調整し、シリアでの事業実施をサポートし、支援を届けています。

なお事業実施にあたっては、中立・公平な立場を貫き、地域情勢を注意深く監視しながら、スタッフ、および子どもたちの安全を最優先にしています。

プロジェクト担当:渡邉スタッフより(ヨルダン駐在員)

シリア難民の子どもたちと渡邉スタッフ
シリア難民の子どもたちと渡邉スタッフ

シリアでは教育だけでなく、水衛生や保健等、人々の生存に直結するニーズも高く、資金不足により学校の再建まで手が回らないのが現状です。そのため、本事業で校舎を修復できれば、支援地域の子どもたちや人々にとって大きな希望となります。

これまで、シリア国内にいるワールド・ビジョンの同僚たちが教育局や学校関係者との話し合いを重ね、校舎の破壊状況を確認するなど、精力的に準備してきました。

長年の避難生活や紛争により、教育を受ける機会が限られていた子どもたちが安心して学校に通い、学ぶ楽しさを知ることができるよう、事業を実施してまいります。

皆さまの温かいご支援に、心より感謝申し上げます。

オンライン説明会を開催しました

2022年4月7日に開催したオンラインイベント「」の動画です。当日は、プロジェクト担当の渡邉スタッフ(ヨルダン駐在)より、シリア北部の子どもたちが置かれた過酷な状況や、プロジェクトにより実施する活動内容について詳しくご報告しました。

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