3分でわかるエスワティニ ~エスワティニって、どんな国?~

投稿日|2025年3月26日
更新日|2026年2月25日
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この記事でわかること

エスワティニ王国はアフリカ南部の内陸国で、2018年に旧称スワジランドから改名されました。​国王を元首とする立憲君主制国家で、近年は干ばつによる食料危機やHIV/エイズの蔓延が課題となっています。​ワールド・ビジョン・ジャパンは、チャイルド・スポンサーシップを通じて支援活動を行っています。

エスワティニ支援に関わる李スタッフが解説します!

2019年からエスワティニ支援に関わる李スタッフが、わかりやすく解説します
2019年からエスワティニ支援に関わる李スタッフが、わかりやすく解説します

エスワティニ王国(以下、エスワティニ)の基礎データ

首都ムババーネ
言語英語、スワティ語
民族スワティ族、ズールー族、ツォンガ族、シャンガーン族
宗教伝統宗教、キリスト教
面積1.7万km2(日本の四国よりやや小さい)
人口124万人

2026年4月:外務省

エスワティニって、どんな国?

アフリカ大陸の南に位置し、北東にモザンビーク、ほかの国境線はすべて南アフリカ共和国に接する内陸国。国王を元首とする立憲君主制国家で、国王の権力は憲法でも保障されています。近年の干ばつによる食料危機と、HIV/エイズの蔓延、それによる生産者の減少が、大きな課題となっています。エスワティニ王国は、2018年にスワジランド王国から、国名が変更になりました。

人々はどんな問題に直面しているの?

水汲みに来る支援地の子どもたち
水汲みに来る支援地の子どもたち

水衛生、保健・栄養、子どもに対する暴力の問題が顕著です。

  • 子どもの約65.3%が1日3.65ドルの貧困ライン以下で生活しており、46.6%が複合的な貧困状態(3つ以上の側面で困窮)を経験しています。
  • 水・衛生へのアクセスが依然として課題であり、基本的な飲料水・衛生・手洗いを含むサービスを利用できる世帯はわずか31%にとどまっています。
  • 思春期の女性と若い女性がHIVの感染拡大の被害を大きく受けており、15〜24歳の若者の新規感染者の67%、そして全年齢層の新規感染者の24%を占めています。
  • 成長阻害の症状がある5歳未満児の割合は5人に1人です。
  • 女性の15.8%、男性の21%が、子ども時代に何らかの身体的・性的・精神的暴力を経験しています。

データ出典:UNICEF Country Office Annual Report 2025 – Eswatini

李スタッフより一言

エスワティニと同じ南部アフリカに位置するマラウイの支援地住民と李スタッフ
エスワティニと同じ南部アフリカに位置するマラウイの支援地住民と李スタッフ

ワールド・ビジョン・ジャパン支援事業部 開発事業第3課
李 義真(い ういじん)

南部アフリカの小国であるエスワティニは、都市部と農村部の格差が大きく、子どもたちの半分以上が多様な貧困問題を抱える「多次元貧困状態」にあります。特に、HIV/エイズの感染率は世界で最も高いと言われ、経済活動の停滞や孤児の発生にも繋がっています。ぜひエスワティニという国についてもっと知っていただき、WVの支援活動にもご関心をお寄せいただけると幸いです。

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