「子どものための心理的応急処置 (PFA) 」研修のご案内

(2017.05.11) ※2017.10.16更新

緊急時に備えて~誰でもできる「子どものこころの応急手当」~

ワールド・ビジョン・ジャパンは、東日本大震災熊本地震をはじめ、国内外各地の緊急支援の現場で物資支援や子どものこころのケア等を行ってきました。その経験を活かし、災害や事故等の緊急時に子どもと関わる可能性のある方を対象に、「子どものための心理的応急処置 (PFA) 」ができる人材育成のための研修を実施します。誰でもできるこころの応急手当について、ロールプレイを交えながら実践的に学べるコースです。


3時間の紹介研修を修了された方には「参加証」、6時間の研修を修了された方には「修了書」が授与されます。研修には無料でご参加いただけます。子どもの教育や支援活動に関わる方は、ぜひお申込みください!

写真は、4月に横浜で行われた研修の様子です。

子どものための心理的応急処置(PFA)とは

「子どものための心理的応急処理:Psychological First Aid for Children」は、WHO(世界保健機関)、戦争トラウマ財団およびワールド・ビジョンが2011年に開発したPFAマニュアルをもとに、子どもの発達段階の特性や年齢にあった必要な支援など、子どもに特化したマニュアルを2013年に国際NGOセーブ・ザ・チルドレンが作成したものです。災害などの緊急時に、ストレスを抱えた子どもや子どもに関わる大人のこころを傷つけずに対応するための、誰もができるこころの応急手当です。


研修プログラムの概要


本研修では、危機的状況で子どもが一般的に示す反応を学び、PFAの行動原則やストレスを抱えた子どもとのコミュニケーションの取り方など、ロールプレイを交えながら習得していきます。

子どものための心理的応急処置(PFA)とは

危機的状況にいる子どもが示す反応について(グループワーク+講義)

PFAを必要とする子どもの見極め方とPFAの行動原則(グループワーク)

ストレスを抱えている子どもとのコミュニケーションの取り方(ロールプレイ)など

※グループワークを行うため動きやすい服装でご参加ください


【対象となる方】


災害、事故等の緊急時に子どものケアをされる可能性のある方々

(例:幼稚園教諭、保育士、教師、教育関係団体スタッフ、その他子ども支援活動に関わる方々)



研修予定とお申込み


以下の申込みフォームから、必要事項【①お名前、②所属(事業)、③メールアドレス、④電話番号】をご記入の上お申込みください。(それぞれの開催地の協力団体が受付窓口となっています。ワールド・ビジョン・ジャパンでは、研修の申込み受付やお問い合わせへの対応は行っておりませんのでご注意ください。)

【日時および会場 (参加費:無料)】>

子どものための心理的応急処置(PFA)研修 in 千葉

◆日時:10月21日(土)
①10:00~13:00(3時間コース)
②14:00~17:00(3時間コース)
◆会場:船橋教会付属シオン幼稚園
◆住所:船橋市夏見6-6-6
◆定員:各回30名(定員になり次第、締め切らせていただきます)

※WEBでの申込み受付は終了しました。ただし、キャンセルが発生する可能性もありますので、参加ご希望の方は10月19日(金)の3時までに事務所までお電話をください。

子どものための心理的応急処置(PFA)研修 in 東京

◆日時:10月28日(土) 10:00~17:00(6時間コース)
◆会場:東京YMCA、江東幼稚園
◆住所:東京都江東区石島3-15
◆定員:各回30名(定員になり次第、締め切らせていただきます)

※定員に達しましたので申込み受付を終了します。多くの方々のご協力、そしてお申込みに感謝します。

協力:公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン / 公益社団法人日本YMCA同盟
    各研修開催地のYMCAおよび研修会場幼稚園など

    *本事業は、ウェスレー財団の支援を受けています。

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