夢をかなえたチャイルド~ケニアのジョージさん

(2021.03.01)

ケニアの田舎から、ハーバード大学へ

笑顔のジョージさん
笑顔のジョージさん

「貧しくて苦しい生活から、逃れたい。それだけが私の望みでした」

ジョージさんは、ケニアの貧しい小さな村に生まれました。
学校に通うどころか、明日の食べ物があるかどうかすら確かではありません。
そんな時、幸運にも8歳でチャイルド・スポンサーが見つかり、人生が大きく変わりました。

大人になったジョージさんは、なんと、かの有名なハーバード大学とロンドン・スクール・オブ・エコノミクス大学に進学しました。
今は人道支援の専門家として、論文や本を多数出版し、有名大学で講師を務めるなど、多岐に渡り活躍しています。

有名大学の卒業生バッチを襟に着け、スーツをきっちり着込んだ彼が、実は明日の食べ物もないほどの貧困に悩まされていたとは、きっと誰も信じないでしょう。

チャイルド・スポンサーシップが、子どもたちの可能性をどこまで広げることができるのか。
ぜひジョージさんのストーリーから、その無限の可能性を感じてください。

「大志を抱け」村の希望となった天才少年

「いつか世界中を見て回って、僕の村に希望を与えられるような人になりたいなあ」

幼いジョージさんは、この偉大な夢を抱いていました。
しかし夢と現実の間には、果てしなく遠い距離がありました。
両親の収入では、学費はおろか、食費も十分にまかなえません。
勉強するといったって、ボロボロな木造校舎に、破れた本が少しあるだけ。
この状況で誰が、明るい未来を想像できるでしょう。

しかし8歳でチャイルド・スポンサーが見つかったおかげで、ジョージさんの人生は一転します。
教育・衛生・医療など、健康な子ども時代に必要なものが、一挙に手に入ったのです。

「私の左手にまだ残る、このワクチンの跡。ワールド・ビジョンの支援で受けたこの跡は、私がいかに幸運だったかを、思い出させてくれます。私の何よりの宝物です」

支援がはじまると、たちまちジョージさんの隠れた才能が芽を出し始めました。
高校のあらゆる記録を塗り替え、彼が「この村で過去最高に賢い子ども」であるらしいことが明らかになったのです。

「大志を抱け、あきらめるな」
ジョージさんのチャイルド・スポンサーは熱をこめて、彼を応援しました。
「お前ならできるはずだ」
実のお兄さんも、ジョージさんの才能を世に生かすため、決して多いとは言えない自分の収入を、弟の学費に注ぎました。
皆の期待とサポートを背負って、ジョージさんは見事大学に進学することができました。

チャイルド・スポンサーと家族の「彼の才能が世に生かされてほしい」という希望は、すぐに実現しました。
卒業後ジョージさんは、写真家やジャーナリストとしての才能を開花させ、いくつもの賞と賞金を手にしました。
その功績で奨学金を獲得し、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス大学に入学することができたのです。卒業後は世界のだれもがうらやむハーバード大学に進学し、人道支援に関する学びを深めました。

幼いころの夢の通り、ジョージさんは「世界中を見て回り、村に希望を与える」存在になったのです。

ボロボロの校舎
ボロボロの校舎
勉強する男の子
勉強する男の子
アメリカの都市の風景
アメリカの都市の景色

東アフリカ大干ばつの最中、出会った1人のお母さんから学んだこと

有名大学で様々なことを学んだジョージさん。

しかし最も意義ある学びは、東アフリカ大干ばつの最中に出会った一人のお母さんから得たそうです。

2011年の東アフリカ大干ばつの際、支援活動のため現地を歩いていたジョージさんは、赤ちゃんを抱いた一人のお母さんに出会いました。

「もう1人子どもがいたけれど、途中で歩けなくなってしまって...この子を助けるために、置いてこざるをえなかったんです」
涙ながらにそう語るお母さん。
悪路を歩き続けたせいか、彼女の足取りは弱々しく、今にも倒れそうなほど息も絶え絶えです。でも、子どもを抱きしめる両腕だけには、しっかりと力がこもっていました。

ジョージさんはすかさず、コップ一杯の水と三枚のビスケットを、お母さんに差し出しました。これがどうか二人の命をつないでほしい、その願いを込めて。

驚くことに、受け取ったお母さんはすぐさま、そのほとんどを子どもに与えました。
長時間子どもを抱えてさまよい歩き、喉はカラカラで、倒れそうなほど空腹だったはずです。
しかし自分はほんの少しの水しか、口にしなかったのです。

「これが人道支援の心なのか」

このお母さんが見せた美しい「人を助ける」という光景は、彼の脳裏に焼き付きました。
この記憶は、その後の彼の人道支援のキャリアの指針となりました。

親子の愛情
親子の愛情

幼いころの私みたいな子を救いたい

ワールド・ビジョン・ケニアの施設でスピーチをするジョージさん
ワールド・ビジョン・ケニアの施設でスピーチするジョージさん

「私は自分の地域の発展のために、全力をつくしたい。なぜなら、機会に恵まれなかった子どもたちの悔しさと悲しさが、手に取るように私には分かるから」

チャイルド・スポンサーとお兄さんからの思いやりと、東アフリカ大干ばつで出会ったお母さんの美しい献身の精神は、彼の現在の夢の土台となりました。
世界有数のエリートとなったジョージさんの願いは、自分の富や名誉の追求ではなく、生まれた村の発展の為に自分の人生をささげること。

自分が逆境をはねのけ、夢をかなえたように、地域の子どもたちも、どうか困難に負けずに夢を追い続けてほしい。
チャイルド・スポンサーシップが花開かせたジョージさんの才能と希望は、また次の世代へと受け継がれていきます。

あなたも一人の子どもの人生を、そして世界を変えてみませんか。
チャイルド・スポンサーシップにぜひご協力ください。
チャイスポ申込み1

そんな私たちの活動を支えるのは、「チャイルド・スポンサーシップ」というプログラムです。
チャイルド・スポンサーシップは、月々4,500円、1日あたり150円の皆さまからの継続支援です。

貧困、紛争、災害。世界の問題に苦しむ子どもとともに歩み、
子どもたちの未来を取り戻す活動に、
あなたも参加しませんか。

今あなたにできること、
一日あたり150円で子どもたちに希望を。

チャイルド・スポンサーシップに参加する

支援の方法を詳しく知る

夢をかなえたチャイルドたち

地域の女の子の
希望の光に

ケニアのナンシーさん

「女の子は、学校に行かずに、早く結婚しなさい」そんな地域で育ったけれど、国で一番の大学・ナイロビ大学で修士号を取り、開発援助の仕事で世界中の子どもを救っているナンシーさん。今や、地域の女の子のロールモデルです。

詳しく見る

ムンバイの「死の電車」を安全に

インドのジョセフさん

生まれたのは、明日の食べ物もない貧困家庭。しかし教育のおかげで、彼の才能は埋もれることなく、開花します。技術者となり、事故を防ぐ特許技術を開発して、多くの命を救いました。

詳しく見る

ずっと続く
支援者との絆

フィリピンのアナさん

お母さんを幼いころに亡くし、きょうだいたちを支えなければなりませんでした。そんな時に励ましになった、チャイルド・スポンサーからもらった手紙を、大人になってもずっと大切に保管しています。

詳しく見る

夢があふれる
楽器修繕屋

グアテマラのジョバンニさん

クラシック音楽が大好きだったけれど、育ったスラム街では、誰からも理解されません。でもチャイルド・スポンサーからの夢への後押しのおかげで、楽器の修繕屋になり、自分らしく、楽しく働いています。

詳しく見る

悪夢から覚めたら
紛争孤児に

ルワンダのマーリンさん

4歳のころ、紛争で両親を亡くし、一人ぼっちになりました。「一人じゃないよ」、彼女の孤独をいやし続けたチャイルド・スポンサーのおかげで、今は、多くの子どもたちに寄り添う、学校教師に。

詳しく見る

子どもを学校へ送迎する
ドライバー

レソト王国のマトソさん

支援を受けた自分の経験から、子どもの将来のために、どれだけ教育が大事かを知るマトソさん。地域の子どもたちを学校に送迎し、彼らの笑顔と未来を守っています。

詳しく見る

きっと、子どもの笑顔の数で未来は決まる。

チャイルド・スポンサーシップに参加する