TBSテレビ「news23」でウクライナ危機の支援活動が紹介されました

(2022.04.08)

2022年4月4日(月)の23時から放送されたTBSテレビ「news23」で、ワールド・ビジョンがルーマニアの首都ブカレストで行う、ウクライナから逃れた人々のための支援活動が紹介されました。

ワールド・ビジョンが支援するシェルターの様子:4分10秒~
ワールド・ビジョンスタッフへのインタビュー:8分20秒~

番組では、国山ハセンキャスターがブカレストで行っているシェルター(避難した人々が一時的に滞在する施設)の支援現場を訪問。ウクライナから逃れてきた親子の声に耳を傾け、ワールド・ビジョンスタッフにもインタビューをしてくださいました。

ルーマニアにおける支援を率いるマイク・ワイカートスタッフは以下のように述べています。
「心のケアが欠かせません。多くの人がメンタルのストレスやトラウマを抱えています。基本的な生活に必要なものさえあれば、ある程度、解消されるでしょう。でも長い目で見たらメンタル支援は必要です」


TBS NEWSのホームページでも、関連記事が掲載されています。あわせてご覧ください。
「雷雨が銃声に聞こえる」祖国ウクライナを追われた子どもたちの今を現地取材外部リンク

ワールド・ビジョンのウクライナ支援

ワールド・ビジョンは、紛争が始まった直後からウクライナ危機に対応を開始。ウクライナ国内および国境周辺で高まる人道支援ニーズに応えるために活動をしています。

日本の皆さまからも多くのご支援をお寄せいただき、誠にありがとうございます。
3月26日時点で、子ども5,734人を含む1万3,874人のウクライナの人々に支援を届けることができました。

【各国での活動状況】

  • ウクライナ国内:人々の避難先となっている病院に食料を供給、また、3月18日には4,000人の人々を対象として医療品などを支援しました。
  • ルーマニア:子どもたちの心のケアを目的として、子どもたちが安心・安全に過ごせる場所「チャイルド・フレンドリー・スペース(CFS)」をルーマニアのフシ、ヤシ、シレットの国境地域で3施設を設置し、今後さらに増設します。衣食住の緊急の必要に応えるための物資支援、移動のための支援を継続するのに加えて、大半は女性と子どもである避難民の人々が人身取引や性的搾取などのリスクから身を守るための啓発を行います。また、今後の支援の拠点となる倉庫を開設しました。
  • ジョージア:紛争開始時に同国内に滞在し帰国できないウクライナの人々約4,000人に対して、子どもたちの教育継続支援を含むサポートを行っています。
  • モルドバ:ウクライナからの避難民と受け入れ家庭を対象に水・食料、衛生用品の支援を行うため、パートナー団体との協定を結びました。
チャイルド・フレンドリースペース(CFS)の様子
チャイルド・フレンドリー・スペース(CFS)の様子

募金を受け付けています

ワールド・ビジョン・ジャパンでは、紛争等の影響により、危機的な状況にある難民・国内避難民を支援する「ウクライナ緊急支援募金」を受け付けています。皆さまのご協力をよろしくお願いいたします。

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