【エクアドル支援地訪問ツアー報告】


(2014.09.15)

17名の方に参加いただきました

ワールド・ビジョン・ジャパンは、チャイルド・スポンサーを対象に地域の活動を視察し、チャイルドに会っていただける支援地訪問ツアーを、年に2~3回企画しています。

2014年8月23日(土)~8月31日(日)に17名のチャイルド・スポンサーがエクアドルのプンガラ地域開発プログラム(以下ADP)とコルタADPを訪問し、チャイルドとの交流やプロジェクトの視察を行いました。

プンガラADPでは、服飾や小物を製作・販売している女性グループ、乳製品加工の現場を視察しました。また、栄養改善、農業支援、子どもクラブなどで行っている成果を、歓迎の踊りとともに展示会のような形で紹介してくれました。また、コルタADPでは、コルタ市長はじめ、ADPの活動をともに担ってくださっている地域の方などから歓迎を受け、就学前教育、小学校、チーズ加工の現場を訪問し、チャイルドとの交流やプロジェクトの視察を行いました。


プンガラ・コルタいずれのADPでも、チャイルド・スポンサーシップの活動がコミュニティの人々に信頼され、地域行政とも良い関係を構築しながら、子どもたちや地域に良い影響を与えていました。また、それを見た周辺地域の市長がADPの活動を参考に取り組みを行うなど、まかれた支援の種がエクアドルの地で大きく枝葉を伸ばしつつ成長していることが実感できました。

両ADPともに支援第一期にあるADPですが、チャイルド・スポンサーシップがコミュニティの中で確実に良い変化をもたらしており、さらなる希望を生み出していることを実感し、今後の子どもたちの成長や、地域の変化に対する期待が高まった旅でした。

「アヒル」になって学ぶ啓発活動を体験

プンガラADPでは栄養に関する啓発活動を体験しました。 チャイルドと一緒に栄養不足で困っている「アヒル」になりました。ADPには栄養に関する知識不足や、ジャガイモやとうもろこしなどの炭水化物に偏った食生活による栄養不良の子どもが多くいるため、このように子どもも親しみやすい形で、栄養不良がもたらす危険性を教育しています。

参加者の声

  • 小田 一恵さん

少しの節約や、もしかしたら大切な自分のお金の一部がチリも積もって最大限に活用されているという事実は報告書だけでは十分に得られません。現地訪問により直接目で確かめ、成果を見、感謝の言葉や思いを感じることで想像を超える感動を生みます。支援地との古い絆を感じ、自分自身の生きる糧になるものでした。
今後のやりとりもどのような情報交換が必要かなどイメージを作ることもできました。

  • 河口 まゆみさん

実際に足を運ぶということの意味を深く感じました。チャイルドと触れ合い、同じ空間でともに時間を過ごすことは、こちらにとっても宝物のような時間で世界中の子どもたちの幸せを願う心の高まりをいただきました。地域の人々が都会に憧れるのではなく、自分たちの暮らしを愛しんで、たくましく生活をしている様子は、自分のこれからの人生に大きく影響を与えてくれたように思います。

  • 中村 幸子さん

地域の皆さんの笑顔、心のこもったおもてなしのダンスや歌、私たちスポンサーに対する関心や感謝を通じて、私たちの支援がどれほど彼らの人生を変え、豊かにしているかを分かることができました。また、彼らが色々なスキルや技術を身に付け、仕事をし、収入を得ているかが分かり、とても嬉しかったです。本当に彼らはたくましく強く、その地にいながらにして生活を豊かにされています。子どもたちも学校に通い、楽しく学びながら将来の夢に向かって、毎日を過ごしていることを本当に嬉しく思います。

  • 同行スタッフより

リンクツアーに同行した下林スタッフのブログはこちら


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河口 まゆみさん



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中村 幸子さん





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