「ピース・アーチ・ひろしま」出展報告

2013.08.08

広島で子どもたちが「命の木」をつくりました

暑さの中、真剣に紙芝居に聞き入る子どもたち
暑さの中、真剣に紙芝居に聞き入る子どもたち

 8月1日(木)~3日(土)、国際平和イベント「ピース・アーチ・ひろしま」にて、ブースを出展し、子ども向けイベント"みんなで「命の木」をつくろう!"を開催しました。

命の木プロジェクト」の一環として行われたこのイベントは、5歳になる前の子どもたちの多くが、食べ物が手に入らず、十分な栄養を取れないことが一因で命を落としてしまう途上国の現状を紙芝居で読み聞かせ、"アクション(「子どもたちの命を救いたい」という気持ちを絵や言葉で表現)"してもらうものです。

子どもたちの絵や言葉は手の形をした葉っぱに描かれ、ブース内に設置された「命の木」になりました。

期間中、広島は暑い日が続きましたが、ブースを訪れてくれた子どもたちや
その保護者の方々が描いた沢山のカラフルな"葉っぱ"によって、イベント最終日には、
鮮やかな「命の木」が完成しました。

広島とフィリピンの子どもたちがテレビ会議で交流

フィリピンの子どもたちへ質問をする広島の子どもたち
フィリピンの子どもたちへ質問をする広島の子どもたち

また、8月3日(土)には、ピース・アーチ・ひろしまプロジェクト実行委員会が実施するイベント「世界の窓」に協力しました。

広島県の子どもたちとワールド・ビジョンの支援地域に住むフィリピンの子どもたちをインターネットでつなぎ、テレビ会議でリアルタイムに交流。お互いの国の紹介や自己紹介を行ったり、それぞれの国についてのクイズを出し合ったりしました。

そしてイベントの最後には、広島とフィリピンの子どもたち、観覧していた方々全員で「命の木プロジェクト」の"アクション"に参加。手の形をした葉っぱに「子どもたちの命を救いたい」という気持ちを表した絵や言葉を描きました。

このイベントに参加した広島県の高校生の一人、松尾さんは「フィリピンの子どもたちが、貧困や栄養不良の問題に関心を持っていることを知り、自分も見習いたいと思った。日本のことだけではなく、海外の貧困問題にも目を向けていきたい」と話してくれました。

絵や言葉、写真を募集しています!


「命の木プロジェクト」では、引き続き9月20日まで、3万件の"アクション(「子どもたちの命を救いたい」という気持ちを表した絵や言葉、写真)"をホームページなどから募集しています。皆さまぜひご参加ください!

2013年の命の木プロジェクトは終了いたしました。ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。

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