支援地域から ~ベトナムに住むチャンちゃんの幸せなお誕生日~

2011.07.06

ベトナムに住むチャンちゃん(学校の教室にて)
ベトナムに住むチャンちゃん(学校の教室にて)

チャイルド・スポンサーの皆さまがチャイルドに書いてくださるお手紙は、日本語⇒英語⇒現地語へと翻訳された後、さらに支援地域のスタッフによって、チャイルド1人1人へ届けられます。

ベトナムチャンエン地域開発プログラムで、手紙を届けるボランティアをしている中学校の先生が、ある日、チャンちゃんにチャイルド・スポンサーからのお手紙を手渡したところ、チャンちゃんは突然泣き始めてしまいました。

先生が理由を尋ねたところ、チャンちゃんは次のように答えました。

震災の知らせを聞き、お友達と日本へ応援メッセージを送ってくれたチャンちゃん(中央)
震災の知らせを聞き、お友達と日本へ応援メッセージを送ってくれたチャンちゃん(中央)

「今日は私のお誕生日なの。プレゼントがもらえないことが悲しくて、今日は朝から『奇跡が起こって、妖精が誕生日プレゼントを持って来てくれたらいいのになぁ』って夢見ていたの」

チャンエン地域のような田舎の村では、親が子どもたちの誕生日をお祝いすることなど、ほとんどありません。

チャンちゃんは続けます。

「私は4年生の時にワールド・ビジョンのチャイルドとして登録されました。学校にも、たくさんのお友達がいるけれど、私にとって、日本のスポンサーは、特別なお友達です。私のスポンサーは、手紙の中で、いつも私を励ましてくれます。『勉強がんばってね。お父さんとお母さんのお手伝いをしてあげてね』と書いてくれます。
だから私は、私を愛して応援してくれる特別なお友達のためにも、一生懸命勉強をがんばろう!って心に決めているの」

チャンちゃんは、ワールド・ビジョンのスタッフから日本の震災について聞き、学校のお友達と一緒に、応援メッセージを送ってくれました。

チャンちゃんが掲げるメッセージには、
「日本のみなさん、苦しみを一緒に分かち合いましょう!」と書かれています。

チャンちゃんが住むチャンエン地域の人々も、様々な苦しみや問題に、日々立ち向かっています。
困難な生活を送っている子どもたちだからこそ、震災の厳しさに共感し、心から応援できるのかもしれません。

●チャンちゃんが住むベトナムの問題や課題を知るにはこちら


「"何もかも"はできなくとも"何か"はきっとできる」