アフリカ南東部を襲ったサイクロンについて

(2019.03.22)

アフリカ南東部を襲ったサイクロン「イダイ(Idai)」は、モザンビーク、ジンバブエ、マラウイ等の国々に甚大な被害をもたらしています。支援活動を指揮する現地の緊急支援ディレクター、ジョセフ・カマラはこう語ります。

「サイクロンが上陸したモザンビークのリベア市に到着した我々の同僚によると、現地ではほとんどの建物が破壊もしくは損傷していることが分かりました。交通手段は船か飛行機のみで、人々は疲れており、食料を探すことさえ難しい状況です。

サイクロンと洪水によって家や農地が流されたばかりでなく、愛する家族から引き裂かれてしまった子どもたちも多くいます。彼らは、食べ物を手に入れることもできず、命の危険にさらされています。子どもたちが心配です」

洪水の様子

ワールド・ビジョンは現地で被害状況やニーズを調査していますが、必要な支援が必要な人に届くよう、緊急支援活動を実施する予定です。



ワールド・ビジョン・ジャパンは、このサイクロンによる被災者のための募金受付はいたしませんが、いつ起きるとも知れない突発的な災害などの事態に備えるため、緊急人道支援募金を随時受け付けています。

息子を抱く女性
もうすぐ2歳になる息子のティモシー君を抱くエレンさん

マラウイのチャイルドをご支援くださっている皆さま

チャイルド・スポンサーシップによるご支援をいただいているクーユ地域では、被害が出ていないことが確認されています。


ページトップアイコン「アフリカ南東部を襲ったサイクロンについて」TOPへ戻る