【熊本地震】益城町の全小中学校で、給食支援を5月16日から実施

(2016.05.12)

世界の子どもを支援する国際NGOワールド・ビジョン・ジャパン(東京都中野区、常務理事・事務局長:片山信彦)は、熊本地震で甚大な影響をうけた益城町の公立小中学校全7校に対する給食支援を、公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンと協働で実施します。

5月9日にすべての小中学校が再開した益城町では、16日から給食が開始されますが、同町の給食センターが被災して稼動を停止する中、パンと牛乳のみの簡易給食となる見通しでした。このため、ワールド・ビジョン・ジャパンとセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、ともに子どもを支援する団体として、子どもたちに少しでも栄養価の高い食事届け、給食を楽しみにしてもらえるように、今回の簡易給食の費用の一部を支援することを決定しました。これにより、5月16日からの給食には、予定されていたパンと牛乳に加えて、チーズやゼリー等の補助食品3品が加わります。

5/5のこどもの日に御船小学校で開催したイベントで一緒に遊んだ子どもたち
5月5日のこどもの日に御船小学校で開催したイベントで一緒に遊んだ子どもたち

支援内容

【支援内容】 パンと牛乳の簡易給食に対するチーズやゼリーなどの補食支援
【対象】 熊本県益城町の全公立小中学校(小学校5校、中学校2校、児童生徒約3,100名)
【期間】 5月16日~簡易給食終了まで

熊本地震に対するワールド・ビジョン・ジャパンの支援

ワールド・ビジョン・ジャパンは、熊本地震発生後の4月17日から物資支援を開始。避難生活を送る方々のニーズを聞き取りながら、水、衛生用品、毛布、下着等をのべ2,700人以上に届けました。21日からは益城町総合体育館の避難所内で、熊本YMCAと協働で、子どもたちが安心して遊べる「プレイルーム」と「プレイパーク」を運営。これまでに、のべ1,500人以上の子どもたちが利用しています。

募金へのご協力をお願いします

避難生活の長期化する中、被災された方々のため、熊本地震緊急支援募金へのご協力をお願いいたします。

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■ワールド・ビジョン・ジャパンとは
キリスト教精神に基づき、貧困や紛争、自然災害等のために困難な状況で生きる子どもたちのために活動する国際NGO。国連経済社会理事会に公認・登録された、約100カ国で活動するワールド・ビジョンの日本事務所です。詳しくは www.worldvision.jp へ。ご寄付は、寄付金控除等の対象になります。

■この件に関するお問い合わせは
【担当】 市山志保(shiho_ichiyama@worldvision.or.jp
【電話】 03-5334-5356 【FAX】03-5334-5359 【携帯】090-5762-8886
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