持続可能な開発目標(SDGs)

世界の問題解決を目指す2030年までの国際開発目標です

2030年までに貧困を終わらせることを目指して

2015年、国連にて2030年までの新たな国際開発目標となる「持続可能な開発目標:SDGs(Sustainable Development Goals)」が採択されました。正式名称は、「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030年アジェンダ」。2015年を達成期限としていた「ミレニアム開発目標(MDGs)」に続き、次の15年間で達成を目指します。

SDGsの特徴のひとつは、開発途上国だけでなく先進国も対象となっていることです。世界中の一人ひとりが、自国や世界の問題に取り組むことで、貧困を終わらせ、世界の課題を解決しようとする目標なのです。

子ども写真
新たな開発目標を通じて、笑顔に満ちた世界に向かっていくことを願います

ミレニアム開発目標(MDGs)からSDGsへ

「持続可能な開発目標(SDGs)」の前身となる「ミレニアム開発目標(MDGs)」は2000年に始まり、世界の多くの人々の目を開発途上国が抱える課題に向けることに貢献しました。また、極度の貧困状態にある人口割合の半減など、多くの目標において大きな前進が見られました。

しかし、例えば乳幼児死亡率を見てみると、未だ年間630万人の5歳未満児が予防可能な要因で命を落としているなど、達成できなかった目標も数多くあります。

新たに採択されたSDGsは、MDGsから続く貧困削減などに関わる開発分野の目標と、持続可能な世界を目指す環境分野の目標を統合した包括的な内容となっており、目標数を17に増やし、169のターゲットを定めました。そしてMDGsで未達成だった目標も含め、「誰ひとりとして取り残さない」ことを目指しています。

団結写真
達成が難しい目標に対しても、一人ひとりが声をあげることで大きな力となります

ワールド・ビジョンの取り組み

ワールド・ビジョンでは、MDGsで達成できなかった目標について、次の15年間で予防可能な子どもの死亡をゼロにするように、また栄養不良の改善や子どもに対するあらゆる形態の暴力の撤廃など、新たな開発アジェンダの時代に生きる子どもたちが中心に据えられた目標が採択・実行されるように、アドボカシーを行ってきました。SDGsでは、これらの点が目標にしっかりと組み込まれています。

2030年までのSDGs達成に向けて、ワールド・ビジョンはこれからも、子どもの保健・栄養・児童に対する暴力撤廃、平和な社会の構築など各分野での提言と、支援活動の実施を両輪にして活動していきます。

スピーチ写真
「女性と子どもの健康に関する世界戦略」発表で市民社会を代表してスピーチを行ったWVI総裁ケビン・ジェンキンス

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