【取材のご案内】若者が難民問題に挑むアイデアコンペ「未来ドラフト2019 決勝大会」開催!~6月20日は「世界難民の日」~

(2019.06.11)

世界の子どもを支援する国際NGOワールド・ビジョン・ジャパン(東京都中野区/以下WVJ)は、若い世代とともに難民問題に取組む「SKETCH THE FUTURE 未来ドラフト2019-わたしと難民がつながるアイデア・コンペティション(以下、未来ドラフト)決勝大会」を、2019年6月16日(日)12:30-16:00、東京・表参道にて開催します。

全国から寄せられた223件のアイデアの中から、一次審査を通過したベスト8アイデア。決勝大会では8つのアイデアの発案者がプレゼンテーションを行い、同日中に栄えあるグランプリが決まります。グランプリに輝いたアイデアは、WVJが難民支援を行うウガンダの難民居住地にて、発案者自らの手で実現されます。

「未来ドラフト」とは?

若い世代が難民問題に関心を寄せるきっかけになることを願い、WVJが2018年から実施しているアイデア・コンペティションです。2年目の今年は、多くの南スーダン難民が生活し、WVJが難民支援活動しているウガンダのビディビディ難民居住地を舞台に、「平和を築く上で大切なこと」をテーマにした"一生忘れられない授業"のアイデアを募集。全国の29歳以下の若者から、昨年を上回る223件のアイデアが寄せられました。

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未来ドラフト2018年決勝大会の開催報告はこちら
未来ドラフト2018年 アイデア実現の報告はこちら

「難民の子どもたちに"何か"したかった」

「なぜアイデアを応募しようと思いましたか?」というアイデアエントリー時のアンケート設問に対して、「難民の子どもたちに"何か"したかった」が最も多く選ばれた理由でした。中には、「恵まれた環境を手にしている私は罪悪感でいっぱいになった。微力ではあるが無力ではないと信じて今回応募した」や「この何ヶ月か難民の方のことを考えていたり、本を読んでいた時間はとても充実していた。これからも自分にできることは何か考えて生活したい」などと、心理的に遠いと言われる難民問題に多くの若者が真剣に向き合ってくれました。

一次審査では、南スーダン難民支援を担当しているチーム、ビディビディに駐在しているスタッフ、南スーダン難民レスポンスチーム、現地コミュニティの人々と慎重な協議を重ねた末、決定しました。グランプリ賞に輝いたアイデアは、引き続き同関係者に加え、現地のニーズに最も応えるかたちで実現に向けて準備を進めます。

決勝大会進出アイデア

  • 「Peace Misanga Project」 (あゆのおかず/北海道)

    <意気込み>
    あなたの大切な人は誰ですか?その人はそばにいますか?それとも遠くにいますか?
    私達は世界を平和にするために本気で決勝に臨みます。これはビディビディだけでなく世界中に届けたい授業です

  • 「アフリカを変える紙飛行機プロジェクト」 (県相紙飛行機研究会/神奈川県)

    <意気込み>
    誰もが飛ばしたことのある紙飛行機。私は紙飛行機の研究を重ね、数多くの潜在能力を発見しました。紙飛行機はただの遊び道具ではなく、アフリカ、いや、世界を変えます。よろしくお願いします!

  • 「見せてとびきりの笑顔~Let's share smiles~」(チェカチェカ/埼玉県)

    <意気込み>
    歯科衛生の観点から、みんなで笑顔を見せ合って、ビディビディの子どもたちと一緒に授業を作り上げることで、平和な未来につながる忘れられない授業を提案します。Let's share smiles!

  • 「花じろう先生の世界一受けたい授業!~石鹸作りを通した平和~」(チョコミント/東京都)
    <意気込み>
    私達は聖心女子大学の難民支援団体で出会った3人です!チーム名はチョコミントアイスを食べながらアイデアを考えた所からきています!和気藹々としていますが、優勝して必ず石鹸をビディビディに届けます!

  • 「Open your textbook ~未来の自分に会いに行く~」(獨協大学米山ゼミ/千葉県)
    <意気込み>
    私たちが所属している米山ゼミでは、「持続可能な開発」というテーマを掲げ様々な活動を行っています。毎日綿密な議論を重ね、多角的な視点と柔軟な発想で出した渾身のアイデアです。私たちの提案する授業で難民の子供たちの可能性を広げ、平和な未来へと繋げます!

  • 「カカオ豆とその後~チョコとココアで世界のおいしいを味わおう~」(ひなあんどゆーな/三重県)
    <意気込み>
    甘くて美味しいチョコレート!食べたみんなを幸せにする平和の味。でも、自分たちの栽培するカカオ豆がチョコになることを多くのアフリカの子どもは知りません。カカオ豆からチョコを作り、みんなに笑顔を届けます。

  • 「じゃんけんで笑うけん!~びでぃびでぃで創る世界一のゆめみかん~」(夢みかん/福岡県)
    <意気込み>
    今回はみーーんなが知っているじゃんけんを使って、おもわず笑ってしまう授業を作りました!ビティビディで出会うすべての子どもたちの笑顔をつくるために。

  • 「ビディビディ2020 Undoukai」(LJKレボリューション/福島県)
    <意気込み>
    自分の目で見て、自分の肌で感じ、互いの言葉に耳を傾ける。五感をフルに使って過ごすビディビディ難民居住地での時間は私を必ず成長させてくれるはずだ!


未来ドラフト2019決勝大会 概要

日時:2019年6月16日(日)12:30―16:00 (12:00開場)
会場:東京ウィメンズプラザ (表参道・東京) アクセス...渋谷駅 宮益坂口から徒歩12分/表参道駅 B2出口から徒歩7分
定員:150名(先着順)
参加費用/申込方法:無料・要事前予約

※ワールド・ビジョン・ジャパンのホームページよりお申込みください
https://www.worldvision.jp/children/miraidraft/
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主催:(特非)ワールド・ビジョン・ジャパン
協賛:(株)エイチ・アイ・エス/(株)ムラサキスポーツ
協力:GoodMorning
後援:独立行政法人国際協力機構(JICA)

【審査員】
■池上 彰(フリージャーナリスト) ※池上彰様は、よんどころない事情で決勝大会にはご出席できなくなりました。
■小島 慶子(エッセイスト・タレント) ※オーストラリアよりリモート審査予定
■小林 さやか(映画「ビリギャル」本人)
■税所 篤快(国際教育支援NPO e-Education 創業者)
■葉田 甲太(医師(内科医)NPO法人あおぞら代表)
■古田 大輔(ジャーナリスト・BuzzFeed Japanシニアフェロー

【司会】
塩田 真弓(テレビ東京「ゆうがたサテライト」キャスター)

【監修・アドバイザー】
福島 治(福島デザイン主宰 / グラフィックデザイナー)

【スケジュール】
開会挨拶
第1部:ベスト8アイデア プレゼンテーション前半
第2部:ベスト8アイデア プレゼンテーション後半
審査タイム
表彰式
閉会挨拶

※一部、プログラムが変更になる場合がございます。予めご了承ください。

取材をご希望の方へ

・取材を希望される場合は、6月14日(金) までに下記担当宛てに電話かメールでご連絡ください。

・駐車場のご用意はございません。お車でお越しの方は、近隣のコインパーキングをご利用ください。

本件に関するお問い合わせ先

特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン 【広報担当】堂道有香(yuka_domichi@worldvision.or.jp

【電話】03-5334-5356 【FAX】03-5334-5359 【携帯】090-5762-8886




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