【熊本地震 第5報】こどもの日イベントを実施!

(2016.05.06)


60名を超える子どもたちが、のびのびと屋外活動

いつも遊んでいたお友だちと遊べない、大きな声を出すと怒られる...。

避難先で不自由な生活を送る子どもたちに少しでも楽しい時間をと、ワールド・ビジョン・ジャパンは、九州キリスト災害支援センター、被災地子ども支援団体「Sola」との協働で、「くまもとスマイル~みんなで遊ぼう御船町~」を5月5日に実施しました。

参加した60名を超える子どもたちは、障害物競走、○×クイズ、ボール遊び、マイバッグ作り、ロケット飛ばし等、盛りだくさんのプログラムを楽しみながら、久々に会う友だちとはしゃいだり、広いグラウンドをのびのびと走ったりと、楽しいひと時を過ごしました。

子どもたちは元気にグラウンドを走り回りました

「元気に楽しんでいる姿を見ることができて、大変嬉しかった」

当日は、会場となった御船小学校の先生もいらしてくださいました。「子どもたちが予想以上に積極的に参加している」「震災後、散り散りになってしまった子どもたちが戻ってきて、元気に楽しんでいる姿を見ることができて、大変嬉しかった。9日から始まる学校に向けて、とても良い機会でした」と感想をお寄せくださいました。

NGOワールド・ビジョン・ジャパンは、熊本地震発生直後の4月17日から物資支援を開始。21日からは益城町総合体育館の避難所内で、熊本YMCAと協働で、子どもたちが安心して遊べるスペースを運営しています。避難生活が長引き、子どもがストレスを溜めやすくなる中ですが、子どもたちに必要なケアを引き続き実施していきます。

ロケットに興味津々の子どもたち

募金へのご協力をお願いします

熊本地震発生以来、多くの方にご寄付いただいていることを感謝します。

余震が続き、避難生活が長期化する中、
今、求められる支援を届けるため、引き続き、ご協力をお願いします。


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マイバッグ作りに熱中する子どもたち。布バッグに好きな絵を描き、スタッフがアイロンで仕上げます