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三菱自動車×ワールド・ビジョン・ジャパンインドネシアにて三菱自動車工業株式会社および三菱自動車社員有志の募金により屋外学習センターが完成、4月25日に引渡式を開催

投稿日｜2025年5月1日

更新日｜2025年5月1日

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＃インドネシア

ワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)は、三菱自動車工業株式会社（以下三菱自動車）からの寄付金と三菱自動車社員有志の募金により、インドネシアのジャカルタ首都特別州北ジャカルタ市にて屋外学習センターの建設を通した学習環境改善支援を実施しました。4月25日、完成したセンターの引渡式を行いました。

支援事業概要

今回の校舎建設支援事業は、子どもの学習環境の改善を目指し、三菱自動車とWVJが連携して実施したものです。支援対象の小学校では、屋外でのびのびと遊び、学習するスペースが不足していましが、本支援により、屋外学習センターが設置され、本や机、椅子などの備品も整備されました。同校は、300名を超える生徒が通う、地域にとって重要な学びの場となっています。

本学習センターは、インドネシア教育文化省による “Green School Guideline”に準じて設置されました。特に理科や環境教育を推進し、のびのびと楽しみながら、より高い学習成果が得られることを目指しています。環境教育では、気候変動の現状や、今自分たちにできることとして、清掃、ごみの分別、節電、自然を大切にすることの重要性などを教えています。子どもたちの学習スペースだけでなく、親・保護者等を招いて集会を行ったり、啓発イベントを開催したりする際にも活用されます。完成後の施設の維持管理は、学校が責任をもって行い、生徒、教師たちが大切に使い続けていきます。

式典開催概要

4月25日（金）に開催された式典には、生徒や教師、保護者、コミュニティ関係者のほか、WVJとWVのインドネシア事務所であるワハナ・ビシ・インドネシアからスタッフが出席しました。来賓として、ミツビシ・モーターズ・クラマ・ユダ・インドネシア（以下MMKI）生産取締役の松下真一郎様、教育省北チリンチン担当スナルト様、チリンチン地区長代理ハサナ様をお迎えし、新しい学習センターの完成をお祝いするとともに、子どもたちの学習環境が改善されたことを喜び合いました。

小学校のリリス校長先生からは「生徒のための学習環境改善、とくに識字活動の場として機能する屋外学習センターの設立にとても感謝し、幸せに感じています。屋外センターは涼しくて快適なので、生徒は強制されていると感じることなく、本を読むことができます。当学校を支援してくださり、とても感謝しています」と述べました。

ワハナ・ビシ・インドネシアの資金調達・広報部長アステリアより「私たちは、子どもたちに焦点を当てた人道支援団体で、インドネシアで25年以上活動してきました。インドネシアの教育の質を向上させる取り組みにおいて、三菱自動車工業株式会社様のパートナーとなれたことを光栄に思います。三菱自動車工業株式会社様には、教育を通じてすべての子どもたちの豊かな人生を実現するという私たちのミッションをご支援いただき、深く感謝いたします。このご支援によって、子どもたちがより熱心に学ぶようになり、教師たちがより支援されていると感じるようになり、最終的にはすべての子どもたちがより良い生活を送れるようになることを願っています」

MMKI生産取締役の松下様は「インドネシアで事業を開始して以来55年間、インドネシアの皆さまに支えられ、自動車の生産・販売事業を営んでまいりました。当地に子供たちが環境の大切さを含めたたくさんのことを学び、安心・安全に過ごせる場所を提供できたとことを大変嬉しく思いつつ、将来にわたり、この地域を支える担い手が増えることを期待しております」と述べました。