緊急人道支援
危機においてもっとも弱い立場に置かれる子どもたちを守るため、緊急援助、復興支援、防災・減災の活動を行います
緊急援助とは
自然災害でも、紛争でも、被災者の半数以上は子どもたちです。
国際NGOワールド・ビジョンは、危機においてもっとも弱い立場に置かれる子どもたちを守るため、①緊急援助 ②復興支援 ③防災・減災の活動を行います。
人道支援とは、主要な国際機関等により「緊急事態またはその直後における、人命救助、苦痛の軽減、人間の尊厳の維持及び保護のための支援」と定義されており、「人間の安全保障」の確保のための具体的な取組の一つです。 緊急事態への対応だけでなく、災害予防・救援、復旧・復興支援等も含まれています。

活動の三本柱
ワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)は、開発援助(チャイルド・スポンサーシップ等)、
緊急人道支援、アドボカシー(市民社会や政府への働きかけ)を活動の3本柱として、世界で活動しています。

開発援助
子どもが健やかに成長できるよう、水衛生、保健・栄養、教育、生計向上等、幅広い分野で長期的な支援を行う「チャイルド・スポンサーシップ」を核として活動しています。また、国連機関や政府機関と連携した開発事業にも取り組んでいます。

緊急人道支援
災害発生時の緊急支援や、紛争などのために生じる人道支援のニーズに対して、食糧、衣料、テントなどの支援物資の配布や、人々の精神的ケアなどの緊急支援を実施します。緊急期が過ぎた後は、保健衛生、教育、農業再興、住宅再建など、人々の生活基盤の復興を支援します。

アドボカシー
貧困や紛争の原因について声をあげ、問題解決のために政府や市民社会に働きかけるアドボカシー。世界が子どもたちにとって安全で平和な場所になることを目指して、「子どもの権利」を促進するための活動や、子どもたちを守ることが国際政治の中で優先事項となるよう、国連や各国政府に働きかけています。



