3分でわかるバングラデシュ ~バングラデシュって、どんな国?~
- 3分でわかる
- #3分でわかる
- #バングラデシュ
この記事でわかること
バングラデシュは南アジアに位置し、日本の約4割の国土に約1億7,000万人が暮らす国です。国土の大部分がデルタ地帯で、サイクロンや洪水などの自然災害の被害を受けやすい地域です。人口の約3割が貧困層であり、特に貧困地域では食料不足による子どもの栄養不良が深刻な課題となっています。
バングラデシュ支援に関わる小園スタッフが解説します!

バングラデシュ人民共和国(以下、バングラデシュ)の基礎データ
| 首都 | ダッカ |
| 言語 | ベンガル語 |
| 民族 | ベンガル人が大部分を占める。ミャンマーとの国境沿いのチッタゴン丘陵地帯には,チャクマ族等を中心とした仏教徒系少数民族が居住 |
| 宗教 | イスラム教徒91%、その他(ヒンズー教徒、仏教徒、キリスト教徒)9% |
| 面積 | 14万7000㎢(日本の約4割) |
| 人口 | 1億7,119万人 |
2026年4月:外務省
バングラデシュって、どんな国?
南アジアに位置し、インド、ミャンマーと国境を接し、南はインド洋に面しています。日本の4割ほどの国土に約1億7000万人が暮らしています。ベンガル人が人口の大部分を占め、イスラム教徒が約88%と多数派です。公用語はベンガル語。首都はダッカ。国の中央部をガンジス川が流れ、国土の大部分はデルタ地帯で、サイクロンや洪水などの自然災害の被害を受けやすい国です。2022年時点で中程度の貧困率は18.7%まで低下しており(2010年の37.1%から大幅改善)、2010〜2022年の間に約3,400万人が貧困から脱出しました。ただし、約6,200万人(人口の約3分の1)は、疾病・自然災害・予期せぬショックがあれば貧困に逆戻りするリスクを抱える「脆弱層」に留まっています。*1
*1 2025年世界銀行
人々はどんな問題に直面しているの?

近年経済成長が著しい*バングラデシュですが、農村部ではまだ貧困層・最貧困層の世帯が多いのが現状です。洪水の多い地域では、家や家畜を失ったり、農地が水没して仕事を失ったりする人も多くいます。小学校の就学率は97%**と高く、政府は保健分野にも力を入れていますが、早婚や児童労働、乳幼児の栄養不良など、子どもたちの健やかな成長のための活動がまだまだ必要とされています。
ワールド・ビジョン・ジャパンの事業地での調査データ
- 40%以上の世帯が、国が定めた貧困ライン以下で生活をしている。
- 女性の42%が18歳以下で結婚。
- 基本的な衛生施設にアクセスできるのは、40%の世帯だけです。
*2022年ワールド・ビジョン調べ
小園スタッフより一言

ワールド・ビジョン・ジャパン支援事業部 開発事業第2課
小園 若菜美(こぞの もなみ)
バングラデシュは、貧困や洪水などの災害に加え、難民や首都人口の急増といった非常に複雑な問題を抱える国でもあります。
それでも、地域開発プログラムの現場を訪れると、期待以上の成果を目の当たりにすることも多く、地域の人々の主体的な取り組みに本当に励まされます。ぜひ、一緒に彼らの活躍と成長を見守ってください。
SHARE
この記事が気に入ったらシェアをお願いします


