1000人の少女の未来に希望を―7名の表現者が届ける世界の少女たちのストーリー

「私は思います。私のような女の子が1000人いたら、この世界を少しずつ良くしていけると」
「“私も兄たちのように教育を受けたい”と心から願いました。
勉強するたびに、自分の未来が少しずつ開けていくのを感じます」
「女の子の尊厳と権利は、守られるべきです。私は将来、法律を学び、弁護士になりたいです。私のように苦しむ女の子たちの未来を変えるために」
世界の子どもを支援する国際NGOワールド・ビジョン・ジャパン(事務局:東京都中野区、事務局長:中島みぎわ/WVJ)は、12月25日まで展開する「1000 GIRLSプロジェクト」の一環として、困難を乗り越え、歩み始めた世界各地の少女たちの声やストーリーを、著名人7名の語りによる動画で紹介し、合わせて応援メッセージを掲載する特設ページを公開しました。
少女たちの実話を紹介し、未来を希望あるものへと変えていくための支援を呼びかけてくださったのは次の7名です。
- 俳優/ワールド・ビジョン・ジャパン親善大使 酒井美紀さん
- プロゴルファー 東尾理子さん
- 元サッカー日本代表/AuB株式会社代表 鈴木啓太さん
- 俳優 前川泰之さん
- 俳優/2003ミス・ユニバース日本代表 宮崎京さん
- ライフスタイルクリエイター・モデル 未来リナさん
- ワールド・ビジョン・ジャパン理事/元東京女子大学学長 湊晶子さん
早すぎる結婚、性的搾取、暴力―そんな困難に直面し、未来をあきらめる少女たちが世界各地にいます。1分間に22人の少女が18歳未満で結婚させられ、1億2900万人の少女が学校に通えていません。世界の女性の約3人に1人が、身体的・性的暴力を経験しています。
未来をあきらめかけた少女たちに「学ぶ権利」と「夢見る力」を取り戻すために。
少女たちの物語と、7名の語り手の希望を込めたメッセージをぜひご覧ください。
世界の少女たちの声に耳を傾けて
■「彼女たちが少しでも辛い思いをしなくて済む世界を目指し、力になりたい」ー酒井美紀さん
ワールド・ビジョン・ジャパン親善大使の酒井美紀さんが届けたのは、バングラデシュの15歳のクシちゃんの実話です。
私はバングラデシュのクシ、15 歳です。
2 人の娘と暮らしています。
12 歳のとき、知らない男の人と結婚させられました。
家は貧しく、母には「きっといい人だから」と勧められました。結婚なんてしたくなかったけれど、学校を辞めて結婚しました。
すぐに妊娠して、一人目の娘が生まれました。帝王切開でした。
その後もう一度おなかに赤ちゃんを授かりましたが、
夫は受け入れてくれず、やがて家を出ていきました。
今はメイドの仕事をしながら二人の娘を育てています。
夫がいなくなって、少しホッとしています。
もう誰かに怯えながら過ごす必要がないからです。私の願いはただひとつ。
娘たちの未来が、明るいものになるように。
それだけを願っています。
酒井さんは、「その一歩で、今この瞬間を必死に生きる子どもたちの未来を変えることができる」と、少女たちの力になり、その未来を応援し続ける思いをメッセージにしてくださいました。

酒井美紀さんが届けるバングラデシュのクシちゃんのストーリーはこちら
ほか6名の皆さんも、それぞれの視点と経験から女の子たちの現状に思いを寄せ、真摯な語りでその声を届け、支援の意義や思いを伝えています。
■「小さな積み重ねが、未来を変える力になると信じています」ー東尾理子さん

東尾理子さんが届けるタンザニアのグローリーちゃんのストーリー
■「ひとりひとりがどんな希望を抱けるかで、世界は変わっていく」ー鈴木啓太さん

■「生まれた環境の違いだけで、未来の選択肢や尊厳が奪われてしまう現実を、ただ知るだけで終わらせたくありません」ー前川泰之さん

■「その声を伝えていくことが自分の役割だと感じています」ー宮崎京さん

■「未来は可能性に満ちているよって伝えたい」ー未来リナさん

■「平和や教育はけして当たり前ではない」ー湊晶子さん

1000 GIRLSプロジェクト
世界には“女の子”であるという理由だけで、未来を閉ざされてしまう子どもたちがいます。1000 GIRLSプロジェクトとは、早すぎる結婚や性的搾取、暴力などにより、未来をあきらめかけた少女たちに「学ぶ権利」と「夢見る力」を取り戻すための取り組みです。クリスマスまでに、1000人の少女のチャイルド・スポンサーを募集しています。
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