【サマースクール開催報告】「知る」から「感じる」へ、そして「自分にできること」へ
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ワールド・ビジョン・サマースクール2026を開催しました

7月28日から8月8日で全7回を開催、のべ962名が参加
7月28日から8月8日の間に、オンライン2回、対面5回の全7回を開催し、のべ962名が参加。小学生の子どもたちが、世界の子どもたちの暮らしや、水衛生、教育、貧困や格差などについて学びました。オンラインイベントでは、ケニアの子どもたちの暮らしをケニア駐在スタッフが紹介し、遠く離れた場所で暮らす同世代の子どもたちについて考え、対面イベントでは、実際に水を運ぶ「水汲み体験」などを通して世界の課題を体で感じました。
こうした学びは、「大変な状況にある子どもたちがいる」と知るだけでは終わりませんでした。
「もっと世界のことを知りたい」
「水を大切にしたい」
「募金をしたい」
「自分にできることを考えたい」
子どもたちのふり返りには、世界への関心と、身近な行動への意欲が数多く書かれていました。
今年のサマースクールで生まれた、子どもたちの気づきと一歩をご紹介します。
オンラインイベント、対面イベント、保護者プログラムを実施
オンラインイベントでは、ケニアの子どもたちの生活や学校、水や衛生の様子などをバーチャルツアーで紹介。現地の暮らしを具体的に知りながら、「自分たちの生活と何が違うのか」「自分にできることは何か」を考えました。
対面イベントでは中野区・文京区の会場で低学年・高学年に分かれて実施しました。低学年プログラムでは、「世界がもし100人の村だったら」ワークショップや水汲み体験などを通して、世界にはさまざまな環境で暮らす子どもたちがいることを学びました。高学年では、低学年プログラムに加え、「新・貿易ゲーム」や飢餓について学ぶ「命のメジャー」体験などを通して、世界の格差や貧困が生まれる背景について考えました。
また、保護者の皆さまにもワールド・ビジョン・ジャパンの活動や、サマースクールの学びを家庭でどうつなげていくかについて知っていただく「保護者向けプログラム」を設け、小学生の時にサマースクールに参加した小倉様、また、過去にお子さまと一緒にサマースクールに参加した𠮷朝様に参加後の歩みについてお話いただきました。
ケニアの「今」を駐在スタッフがリアルに伝える
オンラインイベントの高学年向けアンケートでは、回答者108人の100%が「きれいな水がなくて困っている子どもたちがいることがわかった」と回答しました。
さらに、98.1%が「もっと調べてみたい・興味をもったことがあった」と回答。「水問題を知る」ことにとどまらず、ケニアの子どもたちの暮らしをもっと知りたい、自分でも調べてみたいという関心につながりました。
「もっといろんなことを調べてみる」
「自由研究にする」
「水を大切に使う」
「募金をする」
「周りの人に伝える」
など、高学年ならではの具体的な行動につなげていくコメントも見られました。
ケニア駐在スタッフが案内するバーチャルツアーだからこそ、遠く離れた場所の暮らしを具体的に知ることができ、子どもたちの「もっと知りたい」という気持ちが引き出されました。


ワークショップや疑似体験を通して「違い」を発見
対面イベントでは、実際に水を運んでみることで、子どもたちは、水を得ることが当たり前ではない暮らしについて、自分の体を通して考えました。
また、ワークショップ「世界がもし100人の村だったら」や「新・貿易ゲーム」を通して世界の子どもたちや人々の置かれる状況が多様であること、格差や不平等があることにも目を向けました。子どもたちのふり返りシートには、
「10kgの水を6kmも運ぶことが心にのこった」
「水がとても重かった」
など、水汲み体験の大変さを実感した言葉が寄せられました。そして、その驚きは「大変だった」で終わりませんでした。
「世界の子どもたちはどんな生活をしているの?」
「どんなものを食べているの?」
「学校には行けているの?」
と、もっと知りたいという関心へと広がっていきました。


グローバルキッズとして「こんな世界をつくっていきたい!」
最後にサマースクールで知り、感じたことをふり返り、どんな世界をつくっていきたいか一人ひとり自分の言葉で表現しました。サマースクールでの学びが、それぞれの年齢に応じた「次の一歩」を考えるきっかけになったことがうかがえました。それはサマースクールを通して願っていた「グローバルキッズ:世界のお友だちを大切にし、自分にできることを考え、行動する」姿でした。ふり返りシートには「もっとほかの日との暮らしも体験したい」「知らない友だちに出会えて友だちになれた」「いのちの大切さがわかった」「世界の人を助けたい」「楽しく自分のためになることを学べた」「もっとわたしにできることがないか詳しく考えたい」といったコメントが寄せられました。


また、保護者の皆さまには会場別室にて「保護者向けプログラム」をご用意し、サマースクールで取り上げるテーマをご家庭でどのように深めていただけるかご紹介をしました。ゲストを2名お迎えし、8/1中野会場と8/6文京会場は、小倉さまが小学生の頃にサマースクールに参加され、その後の歩みやご家庭でのエピソードをご紹介くださいました。8/7・8文京会場は、これまでにお子さまと一緒にサマースクールにご参加くださった保護者の𠮷朝さまをゲストにお迎えし、チャイルド・スポンサーシップのご支援やサマースクールへの参加がひとつのきっかけとなり、成長されたお子さまがグローバルに活躍をしている様子を伺いました。


イベントを支えてくださった「ユースボランティア」の高校生・大学生の皆さん
今回のサマースクールで子どもたちの学びを支えてくださったのは、41名高校生・大学生のユースボランティアの皆さんです。夏休み期間中にワールド・ビジョン・ジャパン事務所で事前研修や教材作成、資料準備などを行い、当日の会場設営や案内係、グループワークの進行などを担ってくださいました。
「子どもたちのサポートをする中で、自分自身も国際のことを考える機会になったし、子どもたちがどんな世界になって欲しいかを書いた地球を最後見た時にグッときて子どもたちの凄さを知ることができました」「ボランティア活動を通して、たくさんの仲間に出会うことができて、お話をして新しい経験ができました」「進路を考えるヒントを得ることができ、なかなか高校生が参加できるボランティア活動が少ないので貴重な経験になりました」などの感想が寄せられました。サマースクール終了後に「ボランティアさんと一緒に写真を撮りたい」と小学生からリクエストを受けるほど仲良くなってイベント開催を支えてくださいました。


参加者の皆さんから寄せられた感想の一部をご紹介します
参加した小学生の皆さん
「今年の自由研究は、このことについてやります!」
「もっと世界のことを調べて自分に出来る事をもっと考えたい」
「(「世界がもし100人の村だったら」ワークショップで)ビスケットがたくさんあるグループは、たりない人にわけてほしいと思った。本当の世界でも同じことがおきている。みんながわけあえば、たりる」
「食べものがない子は(「命のメジャー体験)、うでがぼくのゆび3本分くらいで、ペットボトルのキャップくらいだったから、こんなに細いんだと思ったことが一番心にのこった」
参加した保護者の皆さん
「世界を身近に、そして自分事として学んでいける内容だと感じました」
「知識として貧しい国があることは子どもも知っていましたが、実際にどんな生活をしているのか身近に感じる貴重な経験となりました」
「子どもにとっても、親にとっても、あたりまえがあたりまえではないことに気づくことのできる、とても良い機会でした。これが、最初の一歩になるなと思います」
「子どもは映像やディスカッション、体験を通じて感じ、学ぶことが出来、保護者もまた学べる場、支援の方法を具体的に知ることが出来、ありがたかったです」
ご参加くださった皆さん、有難うございました!
オンライン開催のアーカイブ動画
7/28に開催したオンラインイベント「バーチャルツアー」の様子をYouTubeでご覧いただけます。
低学年
高学年
きれいな水を届けるチャリティラン&ウォークイベントのご案内
サマースクールでご紹介した、「きれいな水を手に入れるために途上国の子どもたちが歩く平均距離である6キロ」を歩く、走るチャリティ・イベントをこの秋、開催します。
参加費の30%はケニアの水衛生事業に充てられ、歩く、走ることを通して、ケニアの子どもたちにきれいな水を届けることができます。
サマースクールに参加し、「困っているお友達に何かできないかな?」という思いを抱いたお子さまと一緒にぜひアクションを起こしてみませんか。
皆さまのご参加をお待ちしております。
【開催概要】
GLOBAL 6K for WATER 2026 チャリティラン&ウォークイベント開催!~その一歩が、命をつなぐ水になる~
日時:10月18日(日)8:30受付開始、15:00終了
会場:豊洲公園・花木とモニュメント広場
募集人数:1,000人(先着順)
参加費:ラン (6km/3km) 4,000円/ 人、ウォーク (2Km) 4,000円/ 人、親子ウォーク(2km)保護者3,000円、子ども1,500円、90分リレーマラソン3,500円/人 ※参加費の30%は水衛生事業に充てられます
お申し込み・詳細はこちら
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