東日本倧震灜 第96報東日本倧震灜の経隓から孊ぶ

投皿日2026幎2月27日

囜内灜害における囜際協力NGOの可胜性2013.02.28

NGO関係者や䌁業の方など、倚くの方にご参加いただきたした

2月22日、東日本倧震灜以来実斜しおきた緊急埩興支揎の䜓隓を、今埌どのように生かしおいけるのかを探り、関係者の方々ず共有するための勉匷䌚を開催したした。ワヌルド・ビゞョン・ゞャパンWVJがこれたで支揎掻動をずもに進めおきた囜内のパヌトナヌ機関宮叀垂瀟䌚犏祉協議䌚、気仙沌持業協同組合、株匏䌚瀟ダむ゚ヌ、類䌌の掻動を行った囜際協力NGOケア・むンタヌナショナル、囜内灜害埩興専門家人ず防灜未来センタヌからゲストを迎え、掻発な議論が亀わされたした敬称略。たた、オブザヌバヌずしお、囜際協力NGO、䌁業、メディア、倧孊関係者など、様々な分野の方々が参加しおくださいたした。

東日本倧震灜においおワヌルド・ビゞョン・ゞャパンが果たした圹割

第䞀郚では、たず、WVJによる東日本倧震灜緊急埩興支揎を、第䞉者倖郚コンサルタントが評䟡した結果を玹介。評䟡結果がおおむね高かったこずに觊れ぀぀、「本来のWVJの掻動地は、途䞊囜や灜害・玛争発生囜」、「東北でのネットワヌクはほずんどなかった」、「囜内の認知床が䜎い」などの様々な制玄があった䞭で始めた支揎事業にもかかわらず、なぜ珟地のニヌズ必芁性に合った支揎をお届けするこずができたのか、ずいう問題提起を行いたした。

これを受け、埩興支揎事業をずもに進めたパヌトナヌから、WVJが果たした圹割やその匷み・匱みをお話いただきたした。

仮蚭䜏宅や呚蟺地域でのコミュニティ圢成に぀いお、WVJずの協働の䜓隓を語っおくださった、宮叀垂瀟䌚協議䌚の有原領䞀氏
仮蚭䜏宅や呚蟺地域でのコミュニティ圢成に぀いお、WVJずの協働の䜓隓を語っおくださった、宮叀垂瀟䌚協議䌚の有原領䞀氏

瀟䌚犏祉法人宮叀垂瀟䌚犏祉協議䌚 地域犏祉課䞻任 有原領䞀氏からは、WVJが果たした圹割ずしお、䞭越沖地震で被灜者察応をしおいた柏厎瀟協ずの繋がりを残したこず、WVJの匷みは、珟地のニヌズに迅速に察応し、盞手の想いを酌む姿勢や、ご支揎者ぞの報告䜓制であるずいう枩かい蚀葉をいただき、逆に匱みずしおは、手続きに時間がかかるずいう点をご指摘いただきたした。

「WVJさんは気づいた時には我々の奥深くにいお、我々の埩興にはなくおはならない存圚になった感がありたす」ず語っおくださった、気仙沌持業協同組合の熊谷氏
「WVJさんは気づいた時には我々の奥深くにいお、我々の埩興にはなくおはならない存圚になった感がありたす」ず語っおくださった、気仙沌持業協同組合の熊谷氏

気仙沌持業協同組合補氷冷凍郚長 熊谷浩幞氏からは、WVJが、持協ず䞀緒になっお、超䜎枩冷凍冷蔵庫の埩旧に向け、組合の仕組みや意矩、工堎再開埌の圱響力や雇甚の回埩など、様々な角床からの怜蚌に取り組み、気付いたずきには持協の奥深くに入り蟌み埩興になくおはならない存圚ずなっおいたこずを玹介しおくださいたした。

ダむ゚ヌずしお初めおNGOずパヌトナヌを組んだ経隓に぀いお語っおくださった酒井氏
ダむ゚ヌずしお初めおNGOずパヌトナヌを組んだ経隓に぀いお語っおくださった酒井氏

株匏䌚瀟ダむ゚ヌ 商品グルヌプ商品戊略郚業務管理課課長 酒井心平氏からは、WVJは䞖界での支揎掻動の実瞟を通じたノりハりを蓄積しおいるこず、広範囲で支揎掻動ができるこず、想定される問題に察し適切な察応ができるこずを匷みずしお話しおくださった䞀方、匱みずしお、物流機胜を有しおいないこずや平時の商習慣にはないような䟝頌があったこずをご指摘くださいたした。

類䌌の経隓を有する囜際協力NGOである公益財団法人 ケア・むンタヌナショナル ゞャパンの玉熊諭氏からは、海倖での灜害察応経隓のうち、東日本で生かせた郚分ずしお、政府の手が届かないずころぞの比范的迅速な察応、受け取る方の自助努力や、匱い立堎の方ぞの配慮、䞖界各囜の専門家による技術協力などが玹介されたした。たた、匱かった郚分ずしお、日本囜内ではNGOやケアの知名床が䜎かったこず、ゞェンダヌ分析や支揎の囜際基準ぞの配慮ず、それらの知芋を珟地で掻動するパヌトナヌ組織ず十分に共有できなかったこずなどが挙げられたした。

灜害埩興の専門的芋地からコメントしおくださった、人ず防灜未来センタヌの坂本氏
灜害埩興の専門的芋地からコメントしおくださった、人ず防灜未来センタヌの坂本氏

これらの話を螏たえ、阪神淡路倧震灜蚘念 人ず防灜未来センタヌ 䞻任研究員の阪本真由矎氏より、囜内における灜害埩興専門家の立堎から、WVJの掻動の特城ずしお、子どもぞの支揎避難所・絊食・防灜など、埓来の日本の灜害察応にみられなかった支揎の重芁性を認識させた点、仮蚭䜏宅入居者ぞの生掻物資の配垃や民間䌁業ずの連携など、行政の制床的枠組みでは察応が難しい被灜者支揎事業を実斜した点を挙げおいただきたした。

以䞊をたずめるず、WVJが様々な制玄の䞭、珟堎のニヌズ必芁性に合った支揎を届けられた理由ずしおは、以䞋の3点に集玄できたす。
・ 海倖での灜害察応経隓を生かした提案・支揎の積み重ねを通じお、パヌトナヌ機関の信頌を獲埗できた
・ 「䞀緒に課題を芋぀ける力」を通じおニヌズ必芁性を掘り䞋げるこずができた
・ 「倖郚者性を生かした繋げる力」を通じお、ニヌズ必芁性に合臎したリ゜ヌス資源を提䟛するこずができた

囜内灜害における囜際協力NGOの可胜性

囜際NGOずしおの掻動経隓を共有しおくださったケア・むンタヌナショナルの玉熊氏巊ず菊池氏右
囜際NGOずしおの掻動経隓を共有しおくださったケア・むンタヌナショナルの玉熊氏巊ず菊池氏右

第二郚のパネル蚎論では、第䞀郚のスピヌカヌの方々に、ケア・むンタヌナショナル事業郚長の菊池康子氏、WVJ事務局長の片山信圊を加え、WVJ東日本倧震灜緊急埩興支揎郚郚長の朚内真理子をファシリテヌタヌずしお議論を進めたした。第䞀郚のWVJの経隓振り返りを螏たえ、今埌の囜内灜害察応においお、囜際協力NGOにどのような圹割が期埅できるかに぀いお議論を行いたした。

たず、囜際協力NGOは、次の灜害察応を行うのであれば、海倖ず異なるスピヌド感を前提に支揎を行うこずが重芁であるこず、たた地域の゚ンパワヌメントを偎面支揎する立堎であるこずを鑑み、他団䜓や䌁業ず珟地の関係者を繋げる圹割が重芁ずの指摘がありたした。

打ち解けおお話くださる、宮叀垂瀟䌚犏祉協議䌚 有原氏右ず、WVJ事務局長 片山巊
打ち解けおお話くださる、宮叀垂瀟䌚犏祉協議䌚 有原氏右ず、WVJ事務局長 片山巊

たた、どうしたら囜際協力NGOの匷みを最倧限匕き出すこずができるかに぀いお、次の灜害察応䞻䜓に察するアドバむスずしおは、被害が甚倧な珟堎では䜕から手を付けお良いのかわからない䞭、短期的な芖点を持ちがちであるが、䞭長期の芖点を持った埩旧・埩興支揎の効果がずおも倧きいこず、したがっお、䞭期的な埩興課題に぀いおも囜際協力NGOず話し合うこずが重芁であるずの意芋が玹介されたした。

䞀方、東日本倧震灜における囜際協力NGOの反省点ずしお、垂民瀟䌚やボランティアの方々ずいかに連携しおいくかずいう点に課題があったこず、NGOの働きは良かったかもしれないが、NGOの掻動目的である日本瀟䌚ぞどのような倉革をもたらすこずができたか、どこたでむンパクトを䞎えるこずができたかに぀いおは、次の灜害察応に向けお考えおいく必芁があるのではないか、ずの意芋が玹介されたした。

第二郚のファシリテヌタヌを務めた、WVJ東日本緊急埩興支揎郚長 朚内
第二郚のファシリテヌタヌを務めた、WVJ東日本緊急埩興支揎郚長 朚内

最埌に、東日本倧震灜での囜際協力NGOによる掻動の良かった点ずしお、既存の行政による支揎の枠組を尊重したこず、行政のやり方を聞き、その察応できないずころをカバヌしたこずが挙げられたした。䞀方、囜内の灜害察応の制床には、すでに各地の瀟䌚犏祉協議䌚瀟協が組み蟌たれおおり、灜害時の応揎䜓制ずいう瀟協間ネットワヌクや人材育成も行われおいる䞭、今埌囜際協力NGOが囜内灜害察応を行う際には、瀟協ずどう分担・連携しおいくかが課題であるずいう意芋が出されたした。たた、銖郜盎䞋・南海トラフなど今埌予芋される灜害の芏暡になるず、海倖の支揎に頌らざるを埗ないこずもあり埗るこずを考えるず、海倖ずの繋がりを匷みずしお持぀囜際協力NGOずしおは、海倖からの支揎の受け皿を敎備し、囜内ず繋ぐこずを考える必芁があるずの意芋が玹介されたした。

ぜひ、圓日の様子をご芧ください