俳優/2003ミスユニバース日本代表 宮崎京さんが届けるエチオピアのミショちゃんのストーリー

投稿日|2025年11月26日
更新日|2025年11月27日

クリスマスまでに1000人の少女のチャイルド・スポンサーを募集しています

エチオピアに住むミショちゃんのストーリー

エチオピアに住むミショ

私はエチオピアのミショです。
14 歳のとき、男の人に襲われ、森に置き去りにされました。それまでは家族と幸せに暮らしていました。

でもこの事件のあと、私は打ちひしがれ、落ち込み、自分を見失いました。
人々が話しているのを見ると、自分のことを話しているのではないかと感じ、不安と孤独に包まれます。
心も頭も、起きたことを受け入れられません。

女の子の尊厳と権利は、守られるべきです。
もし守られなければ、女の子は自分の存在を嫌い、希望のない人生を送ってしまいます。

私は将来、法律を学び、弁護士になりたいです。
不公平な世界に、正義を届けたいと思っています。
私のように苦しむ女の子たちの未来を変えるために。

ミショ

宮崎京さんからのメッセージ

宮崎京さん

「女の子の尊厳と権利は守られるべき」。その声を伝えていくことが役割

日本で生まれ育った私は自分の好きなように生き、進みたい道を歩むことができました。
でも世界には、幼い年齢で結婚を強いられ、夢を奪われてしまう女の子や、暴力に怯えて生きなければいけない女の子たちがいることを知りました。

「女の子の尊厳と権利は守られるべき」。
その声を伝えていくことが自分の役割だと感じています。

1000 GIRLSプロジェクトにおけるワールド・ビジョンの取り組み

途上国では、多くの女の子たちが、児童婚や暴力、教育の機会を奪われる厳しい現実に直面しています。厳しい貧困の中、娘を早く結婚させることで生活の負担を減らそうとすることも少なくありません。ワールド・ビジョンは、女の子たちが夢を抱いて生きられるよう、学校や警察、宗教リーダーと連携し、地域住民に対して児童婚がもたらす影響や教育の重要性、ジェンダー平等の理解を広める啓発活動を行い、児童婚を未然に防ぐ仕組みづくりを強化しています。

特に経済的に困難な家庭には生計向上の支援を行うことで、女の子たちが安心して教育を受けられる環境を整えています。
これらの取り組みを通じて、地域住民や女の子たち自身の考え方や行動にも少しずつ変化が生まれています。

子どもの保護

暴力や虐待、児童婚から女の子を守ります。少女たちに「暴力は当たり前ではない」と自らの権利を伝え、有害な慣習を変えられるよう地域全体に啓発を行います。

教育

女の子が学校に行けるよう家族や地域に働きかけ、学用品の支給などを通して学びを支えます。十分な教育を受けた女の子は、貧困から抜け出すことができます。

水衛生

井戸を設置することで、水汲みの負担から女の子を解放します。生理の時にも学校を休まなくて良いように、学校の女子トイレを整備します。

生計向上

畜産・農業の支援や職業訓練などを通して、家族が安定した収入を得られるようになることで、家計の負担を減らすための早すぎる結婚を防ぎます。

1000 GIRLSプロジェクトとは

世界には“女の子”であるという理由だけで、
未来を閉ざされてしまう子どもたちがいます。
1000 GIRLSプロジェクトとは、
早すぎる結婚や性的搾取、暴力などにより、
未来をあきらめかけた少女たちに
「学ぶ権利」と「夢見る力」を取り戻すための取り組みです。
クリスマスまでに、1000人の少女のチャイルド・スポンサーを募集しています。