ライフスタイルクリエイター/モデル 未来リナさんが届けるタンザニアのサラちゃんのストーリー
クリスマスまでに1000人の少女のチャイルド・スポンサーを募集しています
タンザニアに住むサラちゃんのストーリー

私はタンザニアに住むサラ、12 歳です。
両親には、私を学校に通わせるお金がありませんでした。この国では、女の子は学校に行けず、早く結婚させられることが多いのです。
でも私は、結婚ではなく、学ぶことが夢でした。「勉強がしたい!」と何度も泣きながら訴えました。「私も兄たちのように教育を受けたい」と心から願いました。
地域のリーダーに助けを求めると、ついに両親は私を学校に通わせてくれることになりました。
成績がクラスでトップになることもできました。
勉強するたびに、自分の未来が少しずつ開けていくのを感じます。
私は将来、同じように夢を諦めそうになっている女の子たちに希望を届ける存在になりたいです。
サラ
未来リナさんからのメッセージ

未来は可能性に満ちている、と伝えたい
女の子であるというだけで学校に通えず、結婚を強いられてしまうという途上国の女の子たちの現状は、同じ女の子として胸が痛みます。
彼女たちに心から伝えたい言葉は”You are free. You can do anything. You are so powerful.”
あなたは自由。
だからそのまま自分を信じて、未来は可能性に満ちているよって伝えたいです。
1000 GIRLSプロジェクトにおけるワールド・ビジョンの取り組み

途上国では、多くの女の子たちが、児童婚や暴力、教育の機会を奪われる厳しい現実に直面しています。厳しい貧困の中、娘を早く結婚させることで生活の負担を減らそうとすることも少なくありません。ワールド・ビジョンは、女の子たちが夢を抱いて生きられるよう、学校や警察、宗教リーダーと連携し、地域住民に対して児童婚がもたらす影響や教育の重要性、ジェンダー平等の理解を広める啓発活動を行い、児童婚を未然に防ぐ仕組みづくりを強化しています。
特に経済的に困難な家庭には生計向上の支援を行うことで、女の子たちが安心して教育を受けられる環境を整えています。
これらの取り組みを通じて、地域住民や女の子たち自身の考え方や行動にも少しずつ変化が生まれています。
子どもの保護
暴力や虐待、児童婚から女の子を守ります。少女たちに「暴力は当たり前ではない」と自らの権利を伝え、有害な慣習を変えられるよう地域全体に啓発を行います。
教育
女の子が学校に行けるよう家族や地域に働きかけ、学用品の支給などを通して学びを支えます。十分な教育を受けた女の子は、貧困から抜け出すことができます。
水衛生
井戸を設置することで、水汲みの負担から女の子を解放します。生理の時にも学校を休まなくて良いように、学校の女子トイレを整備します。
生計向上
畜産・農業の支援や職業訓練などを通して、家族が安定した収入を得られるようになることで、家計の負担を減らすための早すぎる結婚を防ぎます。
1000 GIRLSプロジェクトとは
世界には“女の子”であるという理由だけで、
未来を閉ざされてしまう子どもたちがいます。
1000 GIRLSプロジェクトとは、
早すぎる結婚や性的搾取、暴力などにより、
未来をあきらめかけた少女たちに
「学ぶ権利」と「夢見る力」を取り戻すための取り組みです。
クリスマスまでに、1000人の少女のチャイルド・スポンサーを募集しています。