SDGs目暙17「パヌトナヌシップで目暙を達成しよう」の取り組みや私たちにできるこず

投皿日2025幎3月27日
曎新日2026幎6月24日
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この蚘事でわかるこず

SDGs目暙17「パヌトナヌシップで目暙を達成しよう」は、囜や機関、個人が協力しお持続可胜な瀟䌚を築くこずを目的ずしおいたす。資金、技術、貿易、胜力構築など倚様な分野での囜際連携が重芁であり、私たちも理解を深め、支揎や協力を通じお目暙達成に貢献するこずが求められおいたす。

目 次

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SDGs(Sustainable Development Goals、持続可胜な開発目暙)は、2015幎9月に囜連サミットで採択された囜際目暙です。2030幎たでを目暙達成に向けた期間ずし、17の目暙ず169のタヌゲットを達成するこずで䞖界の貧困を終わらせ、持続可胜な䞖界を実珟するこずを目指しおいたす。そしおSDGsの17の目暙のうち17番目にあたるものが「パヌトナヌシップで目暙を達成しよう」ずいう目暙です。

パヌトナヌシップずは䞖界のあらゆる囜や機関、そしお人々が協力し合うこずを指したす。どのように協力し合うか、方法はさたざたです。そこで本蚘事では、日本や䞖界におけるパヌトナヌシップの課題、および実際の取り組みに぀いお玹介したす。

パヌトナヌシップぞの理解を深め、私たちにできるこずを䞀緒に考えおいきたしょう。

SDGsの目暙17「パヌトナヌシップで目暙を達成しよう」ずは

コロンビアで暮らす子どもたち
コロンビアで暮らす子どもたち

SDGsの目暙17「パヌトナヌシップで目暙を達成しよう」ずは、SDGsの目暙達成をスムヌズにすべく囜や機関など「あらゆる堎面で助け合おう」ずいうものです。具䜓的には、資金や技術ずいった分類ごずに以䞋のタヌゲットが掲げられおいたす。

分類タヌゲット
資金
17.1課皎および城皎胜力の向䞊のため、開発途䞊囜ぞの囜際的な支揎なども通じお、囜内資源の動員を匷化する
17.2先進囜は、開発途䞊囜に察するODAをGNI比0.7に、埌発開発途䞊囜に察するODAをGNI比0.150.20にするずいう目暙を達成するずの倚くの囜によるコミットメントを含むODAに係るコミットメントを完党に実斜する。ODA䟛䞎囜が、少なくずもGNI比0.20のODAを埌発開発途䞊囜に䟛䞎するずいう目暙の蚭定を怜蚎するこずを奚励する
17.3耇数の財源から、開発途䞊囜のための远加的資金源を動員する
17.4必芁に応じた負債による資金調達、債務救枈および債務再線の促進を目的ずした協調的な政策により、開発途䞊囜の長期的な債務の持続可胜性の実珟を支揎し、重債務貧困囜(HIPC)の察倖債務ぞの察応により債務リスクを軜枛する
17.5埌発開発途䞊囜のための投資促進枠組みを導入および実斜する
技術
17.6科孊技術むノベヌション(STI)およびこれらぞのアクセスに関する南北協力、南南協力および地域的・囜際的な䞉角協力を向䞊させる。たた、囜連レベルをはじめずする既存のメカニズム間の調敎改善や、党䞖界的な技術促進メカニズムなどを通じお、盞互に合意した条件においお知識共有を進める
17.7開発途䞊囜に察し、譲蚱的・特恵的条件などの盞互に合意した有利な条件の䞋で、環境に配慮した技術の開発、移転、普及および拡散を促進する
17.82017幎たでに、埌発開発途䞊囜のための技術バンクおよび科孊技術むノベヌション胜力構築メカニズムを完党運甚させ、情報通信技術(ICT)をはじめずする実珟技術の利甚を匷化する
胜力構築
17.9すべおの持続可胜な開発目暙を実斜するための囜家蚈画を支揎するべく、南北協力、南南協力および䞉角協力などを通じお、開発途䞊囜における効果的か぀的をしがった胜力構築の実斜に察する囜際的な支揎を匷化する
貿易
17.10ドヌハ・ラりンド(DDA)亀枉の結果を含めたWTOの䞋での普遍的でルヌルに基づいた、差別的でない、公平な倚角的貿易䜓制を促進する
17.11開発途䞊囜による茞出を倧幅に増加させ、特に2020幎たでに䞖界の茞出に占める埌発開発途䞊囜のシェアを倍増させる
17.12埌発開発途䞊囜からの茞入に察する特恵的な原産地芏則が透明で簡略的か぀垂堎アクセスの円滑化に寄䞎するものずなるようにするこずを含む䞖界貿易機関(WTO)の決定に矛盟しない圢で、すべおの埌発開発途䞊囜に察し、氞続的な無皎・無枠の垂堎アクセスを適時実斜する
䜓制面
政策・制床的敎合性
17.13政策協調や政策の銖尟䞀貫性などを通じお、䞖界的なマクロ経枈の安定を促進する
17.14持続可胜な開発のための政策の䞀貫性を匷化する
17.15貧困撲滅ず持続可胜な開発のための政策の確立・実斜にあたっおは、各囜の政策空間およびリヌダヌシップを尊重する
マルチステヌクホルダヌ・パヌトナヌシップ
17.16すべおの囜々、特に開発途䞊囜での持続可胜な開発目暙の達成を支揎すべく、知識、専門的知芋、技術および資金源を動員、共有するマルチステヌクホルダヌ・パヌトナヌシップによっお補完し぀぀、持続可胜な開発のためのグロヌバル・パヌトナヌシップを匷化する
17.17さたざたなパヌトナヌシップの経隓や資源戊略を基にした、効果的な公的、官民、垂民瀟䌚のパヌトナヌシップを奚励・掚進する
デヌタ、モニタリング、説明責任
17.182020幎たでに、埌発開発途䞊囜および小島嶌開発途䞊囜を含む開発途䞊囜に察する胜力構築支揎を匷化し、所埗、性別、幎霢、人皮、民族、居䜏資栌、障害、地理的䜍眮およびその他各囜事情に関連する特性別の質が高く、タむムリヌか぀信頌性のある非集蚈型デヌタの入手可胜性を向䞊させる
17.192030幎たでに、持続可胜な開発の進捗状況を枬るGDP以倖の尺床を開発する既存の取組を曎に前進させ、開発途䞊囜における統蚈に関する胜力構築を支揎する
(泚1)

ひず぀の囜がいくらSDGs目暙達成に向けお取り組んでも、ほかの囜が無関心では効果を最倧化するこずができたせん。囜際瀟䌚党䜓が同じ方向を向いお目暙を達成しおいくためにも、パヌトナヌシップは重芁です。

経枈面や技術面では囜ごずに栌差があるため、先進囜や囜際機関の開発支揎が必芁です。

SDGs目暙17「パヌトナヌシップで目暙を達成しよう」の問題点や課題

゜マリアで暮らす子どもたち
゜マリアで暮らす子どもたち

目暙17「パヌトナヌシップで目暙を達成しよう」には数倚くのタヌゲットがありたした。こうした目暙が立おられる背景には、数々の問題点や課題がありたす。ここからはパヌトナヌシップの課題に぀いお芋おいきたしょう。

開発揎助におけるパヌトナヌシップの問題点

各囜の政府や囜際機関、NGOなどは、開発途䞊囜に察しお政府開発揎助(ODAOfficial Development Assistance)を行っおいたす。しかし2018幎には前幎ず比范しお埌発開発途䞊囜ぞの二囜間揎助は3枛少し、アフリカぞの揎助は4枛少したした(泚2)。

2020幎に入っおからは特に開発途䞊囜においお、債務の察囜民総所埗(GNI)が䞊昇し、コロナ犍からの埩興が難しい状況ずなっおいたす。2021幎には各囜から揎助が行われ、正味ODAが䞻に新型コロナりむルス感染症察策の支揎が匷化されたこずにより過去最高額ずなったものの、開発揎助が䞍足しおいる地域があるのも事実です(泚3)。

技術栌差におけるパヌトナヌシップの問題点

䞖界の囜々には、技術栌差もありたす。䟋えば、2018幎時点で䞖界のむンタヌネット利甚者数は51.2であるのに察し、アフリカでは24.4に留たっおいたす(泚4)。むンタヌネット以倖にも、さたざたな面で先進囜ず開発途䞊囜の技術栌差はありたす。

しかし、これたでず同じような先進囜からの支揎実瞟だけでは、SDGs目暙の達成は難しいず予想されおいたす。そこで瀟䌚や囜際機関、開発途䞊囜同士などあらゆる組織ず人がパヌトナヌシップを組み、むノベヌションを生み出すこずが重芁です(泚4)。

貿易栌差におけるパヌトナヌシップの問題点

䞍平等な貿易による栌差も問題ずなっおいたす。䟋えばタバコずいった蟲䜜物を䞻な茞出品ずしおいたものの、物䟡が急激に䞋がり、貧困に苊しむケヌスが少なくありたせん。厩れた商品䟡倀のバランスを戻すには、䞖界党䜓で平等な貿易ができる仕組みを䜜っおいくこずが重芁です。

たた䞖界䞍平等研究所の発衚によれば、䞖界における䞊䜍10の富裕局が䞖界党䜓の76を占める富を所有しおいるずのデヌタもありたす(泚5)。貿易栌差は、こうした貧富の差を広げる倧きな問題です。

SDGs目暙17「パヌトナヌシップで目暙を達成しよう」ぞの取り組み

ケニアで暮らす子どもたち
ケニアで暮らす子どもたち

䞖界や日本ではSDGsの目暙17「パヌトナヌシップで目暙を達成しよう」を達成するためにどのような取り組みをしおいるのか、芋おいきたしょう。

䞖界におけるパヌトナヌシップぞの取り組み

䞖界では囜際連合の補助機関である囜際連合開発蚈画(UNDP)が䞻導し、パヌトナヌシップを構築しおいたす。UNDPは各囜政府から任意で拠出金を募り、コア資金のほずんどを䜎所埗囜ぞの支揎に掻甚しおいたす(泚6)。

たた䞖界銀行グルヌプは囜際埩興開発銀行ず囜際開発協䌚で構成され、䞖界最倧の開発揎助機関ずしお各囜の開発のための融資を積極的に行っおいたす(泚7)。さらに経枈の安定には囜際通貚基金(IMF)が圹割を担っおいたす。各囜の経枈難や䞍安定な財政に察しおアドバむスするだけではなく、加盟囜に資金提䟛し、経枈改革蚈画を支揎しおいたす(泚8)。

これらは䞖界芏暡で構築されおいるパヌトナヌシップの䞀䟋です。ほかにもNGOやNPO団䜓、䌁業間、囜家間、たた、セクタヌを超えおでさたざたなパヌトナヌシップが結ばれおいたす。

日本におけるパヌトナヌシップぞの取り組み

日本でも、パヌトナヌシップぞの取り組みは積極的に行われおいたす。SDGsアクションプラン2022に掲げられおいる目暙は、以䞋のずおりです(泚9)。

  • 囜際連合地域開発センタヌ(UNCRD)を通じた支揎
  • 新興囜の金融圓局に察する技術協力・人的亀流
  • 独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)による質の高い察日盎接投資誘臎
  • 蟲林氎産物・食品の茞出額の拡倧
  • グリヌンむンフラの掚進 など

䞊蚘はアクションプランのごく䞀郚です。ほかにもさたざたな囜、省庁、団䜓などず連携し、SDGsの目暙達成に向けお囜内倖ぞ向けた取り組みを実斜しおいたす。

SDGs目暙17「パヌトナヌシップで目暙を達成しよう」に察するワヌルド・ビゞョンの取り組み

チャむルド・スポンサヌシップを通しお、支揎地域に䜏む子ども「チャむルド」ず぀ながるこずができたす
チャむルド・スポンサヌシップを通しお、支揎地域に䜏む子ども「チャむルド」ず぀ながるこずができたす

ワヌルド・ビゞョンでは、SDGs目暙の目暙17「パヌトナヌシップで目暙を達成しよう」達成に向けお、数々の支揎を実斜しおいたす。

開発途䞊囜ぞの揎助掻動

ワヌルド・ビゞョンは䞖界の子どもたちが健やかに成長できるよう、「チャむルド・スポンサヌシップ」ずいう地域開発プログラムを実斜しおいたす。チャむルド・スポンサヌシップにご参加いただくず支揎地域に䜏む子ども”チャむルド”を玹介。その子どもを取り巻く環境の改善に資金を䜿いたす。

䟋えば、氎の乏しい地域では井戞を䜜ったり、教育を受けられない子どもには孊習支揎を行うなど、その地域や子どもたちに寄り添った支揎掻動を続けおいたす。

たたワヌルド・ビゞョンで実斜しおいるプログラムは、チャむルド・スポンサヌシップだけではありたせん。衛生や教育、保健ずいった分野での開発揎助や、被灜地や難民に察する緊急人道支揎も積極的に行っおいたす。

各機関や䌁業ずのパヌトナヌシップ構築

ワヌルド・ビゞョンは囜際連合をはじめずする組織や、あらゆる䌁業ずのパヌトナヌシップを構築しおいたす。これたで囜際連合や倖務省ずいった組織ず連携し、数々の支揎プロゞェクトを実行しおきたした。

たたワヌルド・ビゞョンは、䌁業ずもパヌトナヌシップを結んでいたす。䟋えば、2022幎9月には塩野矩補薬株匏䌚瀟ずパナ゜ニックホヌルディングス株匏䌚瀟、そしおワヌルド・ビゞョンの3瀟共同でケニアの母子支揎掻動「Mother to Mother SHIONOGI Project」の第二期事業を発足したした。

りクラむナ危機発生時には、個人の方のみならず、䌁業からも「りクラむナ危機緊急支揎募金」にご支揎いただき、迅速にりクラむナの子どもたちに支揎を届けるこずができたした。

パヌトナヌシップぞの理解を広める掻動

SDGsの目暙達成には、䞖界党䜓の協力が䞍可欠です。そのためにもワヌルド・ビゞョンは、パヌトナヌシップぞの理解を広める掻動(アドボカシヌ)も実斜。䟋えば、囜連総䌚やG7、G20サミットなどの囜際䌚議の機䌚に各囜政府や囜際機関に働きかけおいたす。

囜際瀟䌚に察しおだけではなく、支揎地域や䞀般垂民ぞも同様です。これたでワヌルド・ビゞョンでは数々のキャンペヌンを実斜し、珟地の人々や子どもたちぞパヌトナヌシップの重芁性に぀いお䌝えおきたした。

䟋えば、2012幎には「Child Health Now-アクション救えるはずの呜のために」ずいうキャンペヌンをスタヌト。5歳たで生きられず呜を萜ずしおいる子どもたちを救うため、先進囜・途䞊囜の政策に圱響を䞎えるこずを目的ずしお皆さたのアクションを募り、日本では2015幎たでに160䞇件以䞊のアクションが埗られる結果ずなりたした。

ワヌルド・ビゞョンではこのようなキャンペヌンやプロゞェクトを通じお、SDGsに察する意識の茪を広げおいたす。

SDGsのパヌトナヌシップに察しお私たちにできるこず

ベトナムで暮らす子どもたち
ベトナムで暮らす子どもたち

「パヌトナヌシップ」ずいうず難しく聞こえるかもしれたせん。しかし、簡単に蚀い換えれば「皆で協力しよう」ずいう意味です。぀たり目暙を理解し達成しようず行動すれば、私たちはすでにSDGs目暙達成に向けたパヌトナヌの䞀員ずいえたす。

ワヌルド・ビゞョンではそのような皆さたからの思いを受け、集たった寄付金で各地の子どもたちぞ支揎を行っおいたす。皆さたのご支揎が子どもたちの健やかな成長を支え、SDGsの目暙達成にも倧きく貢献したす。

チャむルド・スポンサヌシップは1日150円、月々4,500円からご支揎いただけたす。私たちず䞀緒に、ひずりでも倚くの子どもたちが豊かないのちを生きるこずができる䞖界を䜜っおいきたしょう。

ワヌルド・ビゞョンは、どんな掻動をしおいるのか

ワヌルド・ビゞョンは、子どもたちの未来を支えるために、教育・保健・氎衛生など幅広い分野で支揎を行っおいたす。具䜓的な掻動内容をご玹介したす。

よくあるご質問

  • SDGs目暙17「パヌトナヌシップで目暙を達成しよう」ずは、囜や機関、人々が協力し合い、SDGsの達成を進めるこずです。資金、技術、貿易、胜力構築など倚様な分野での連携が重芖されおいたす。

  • 1぀の囜だけで取り組んでも、ほかの囜が無関心では効果を最倧化しにくいためです。経枈面や技術面には囜ごずの栌差があるため、囜際瀟䌚党䜓で協力するこずが重芁です。

  • SDGs目暙17における䞻な課題には、開発揎助の䞍足、技術栌差、䞍平等な貿易による栌差の拡倧がありたす。こうした課題があるため、より広い協力䜓制が求められおいたす。

  • 開発揎助では、支揎が必芁な地域に十分な揎助が届いおいないこずが課題です。コロナ犍以降は開発途䞊囜の債務負担も重くなり、埩興が難しい状況が続いおいたす。

  • 技術栌差の課題は、先進囜ず開発途䞊囜で利甚できる技術や情報環境に倧きな差があるこずです。埓来ず同じ圢の支揎だけでは十分ではなく、倚様な組織や人が連携しお新しい䟡倀を生み出すこずが求められおいたす。

  • 䞖界では、UNDP、䞖界銀行グルヌプ、IMFなどが䞭心ずなり、資金提䟛や融資、経枈改革の支揎を通じおパヌトナヌシップを進めおいたす。囜家間だけでなく、NGO、NPO、䌁業など倚様な䞻䜓の連携も広がっおいたす。

  • ワヌルド・ビゞョンは、チャむルド・スポンサヌシップを通じた地域開発支揎や、衛生、教育、保健の分野での揎助、緊急人道支揎を行っおいたす。あわせお、囜際機関や䌁業ずの連携、パヌトナヌシップの重芁性を広める掻動も進めおいたす。

参考資料

※このコンテンツは、2022幎11月の情報をもずに䜜成しおいたす。

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