3分でわかるスリランカ ~スリランカって、どんな国?~
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この記事でわかること
スリランカはインド洋の真珠と称される熱帯の島国で、紅茶生産が盛んです。2009年に内戦が終結し、経済成長を遂げましたが、地方と都市の格差が拡大しています。ワールド・ビジョン・ジャパンは、リディマリヤッダ地域で生計向上や子どもの保護に取り組んでいます。
スリランカ支援に関わる髙橋スタッフが解説します!

スリランカ民主社会主義共和国(以下、スリランカ)の基礎データ
| 首都 | スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ |
| 言語 | 公用語(シンハラ語、タミル語)、連結語(英語) |
| 民族 | シンハラ人(74.9%)、タミル人(15.3%)、スリランカ・ムーア人(9.3%)(一部地域を除く値) |
| 宗教 | 仏教徒(70.1%)、ヒンドゥ教徒(12.6%)、イスラム教徒(9.7%)、キリスト教徒(7.6%)(一部地域を除く値) |
| 面積 | 6万5,610 km2(北海道の約0.8倍) |
| 人口 | 約2,204万人 |
2026年4月:外務省
スリランカって、どんな国?
インド洋の真珠とも言われる緑豊かな熱帯の島で、面積は北海道の約8割です。紅茶の生産が盛んで、主要産業は農業と繊維業です。1975年にイギリスから独立後、26年間にわたってスリランカ反政府武装勢力タミル・イーラム解放の虎(LTTE)と政府との国内紛争が続きました。2009年に紛争が終結した後は、コロンボを中心とした西部に焦点を当てた経済開発によって南アジア有数の経済成長を遂げました。一方で、地方と都市の間で顕著な格差が広がっています。世界遺産を8つ有するスリランカでは、紛争終結後に観光客が増えていました。2019年4月に起きた連続爆破テロや新型コロナウイルス感染症の影響に続き、2022年には独立以来最悪の経済危機が発生し、観光業をはじめ国民生活は深刻な打撃を受けました。
人々はどんな問題に直面しているの?

2024年時点で、スリランカは、成人識字率が約93%、出生時平均余命も約78歳と高く、乳幼児死亡率も途上国の中では低水準(1,000人あたり約6.3人)など、社会開発の指標はアジア地域の中でも良好な水準を保っています*1。一方、2022年の経済危機により貧困率は2019年比でほぼ倍増し、2024年時点で人口の約24.5%が貧困ライン以下で生活しています*2。
ワールド・ビジョン・ジャパンが支援するリディマリヤッダ地域では家庭内暴力や栄養不良などが大きな課題となっています。
データ出典:
*1 世界銀行 Development Indicators
*2 世界銀行 Sri Lanka Development Update 2025
髙橋スタッフより一言

ワールド・ビジョン・ジャパン支援事業部 開発事業第2課
髙橋 布美子(たかはし ふみこ)
ワールド・ビジョン・ジャパンが支援するリディマリヤッダ地域では、主に生計向上と子どもの保護に取り組んでいます。支援により縫製や養蜂などの小規模ビジネスを始めた家庭は、農業だけに頼らない経済力をつけ、家族の栄養状況や子どもの教育の状況が改善しています。子どもクラブの活動も活発で、小学校低学年向けの学習支援を高学年の子どもが企画・実施するなど、ユニークな取り組みが増えています。2014年から行っている支援が少しずつ実を結び、人々の生活が目に見えて変化してきているように感じます。
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