アドボカシー活動

一人ひとりが問題について知り、その原因について声をあげ、 解決のためにできることを訴えていくことをアドボカシーといいます。 この働きにより、政策を変え、不公正な社会を変えていきます。

アドボカシーとは

アドボカシーの方法や現場は多種多様です。ワールド・ビジョンのアドボカシーは、子どもにとって世界が安全で平和な場所になることを目指して、政府・国際機関と市民社会の両方に働きかけ、また支援地域での啓発活動から国際レベルでの政策提言など、さまざまな方法で行います。

貧困や紛争をなくし、子どもたちが健やかに成長できる世界を実現するためには、多くの人による合意が必要です。より多くの人にある特定の問題を知ってもらい、アクションを起こしてもらうために、アドボカシー・キャンペーンを行っています。

また、世界にはさまざまな問題がありますが、ワールド・ビジョン・ジャパンは中でも、「保健・栄養」「人身取引」「ポスト2015開発アジェンダ」「子どもの権利」「教育」「紛争・難民」の分野に力を入れてアドボカシーを行っています。

世界のすべての人が笑顔になれるよう、公正な社会の実現を目指しています
世界のすべての人が笑顔になれるよう、公正な社会の実現を目指しています

政府・国際機関への働きかけ

各国政府や国際機関の政策が世界中の弱い立場におかれている子どもたちを優先するために、 世界のワールド・ビジョンは連携し、アドボカシーを行っています。世界の貧困問題の解決を目指す「ポスト2015開発アジェンダ」などの国際社会の約束に子どもたちについての政策が盛り込まれ、また約束が達成されるように、 国連総会やG8サミットなどの国際会議の機会に、各国政府や国際機関に働きかけています。

国連総会での働きかけ
2014年9月下旬にニューヨークで開催された国連総会を前に、国連日本政府代表部の南博大使を訪問し、子どもの命が優先される世界の実現を求め、「ポスト2015開発アジェンダ」に関する提言書を提出しました。大使からは、「『ポスト2015開発アジェンダ』では子どもたちが好意的に取り上げられなければならないと考えている」と話していただきました。

提言を提出する柴田スタッフとアレリススタッフ
提言を提出する柴田スタッフとアレリススタッフ

市民への働きかけ

日本の政府開発援助(ODA)政策を、子どもたちを優先させるものにするためには、多くの日本の方々が途上国の子どもたちの現状に関心を持ち、状況を良くするために行動してくださることが、大きな力となります。ワールド・ビジョン・ジャパンは、イベントや活動を通じて多くの方々に問題を知っていただき、行動を起こしていただける機会を提供しています。

これまでのアドボカシー・キャンペーン
「Child Health Now!-アクション!救えるはずの命のために」を実施してきました。これは、5歳まで生きられず命を落としている子どもたちを救うために、先進国・途上国の政策に影響を与えることが目的のキャンペーンで、世界のワールド・ビジョンと連携して実施していました。日本では、2015年までに、世界の子どもたちを救いたい、という皆さまの想いによるアクションが160万件を超えました。また、このキャンペーンの一環として日本で独自に行われた「命の木プロジェクト」では、合計10万件以上のアクションをお寄せいただきました。

キャンペーンに賛同するアクション
キャンペーンに賛同するアクション

支援地域での働きかけ

支援地域でも、子どもを含めた支援地域の人々自身が自分たちの問題について声をあげ、影響のある政策などについて意見を表明できるように、 支援を行っています。子どもたちや住民の集まり、地方自治体との会合、政府や政治家との対話、国際会議など、さまざまな場がアドボカシーの機会となります。

ルワンダでの働きかけ
ワールド・ビジョンは、ルワンダでもChild Health Nowキャンペーンを実施してきました。ルワンダの 5歳未満乳幼児1,000人中の死亡率を減らすために、国家、地区、地域レベルで政府、市民社会、メディアなどに働きかけてきました。

キャンペーンのコーディネーター(ルワンダ)
キャンペーンのコーディネーター(ルワンダ)

政策提言書

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ワールド・ビジョン・ジャパン活動の三本柱