WVJ新型コロナウイルス対策子ども支援事業:DV・虐待被害者等の宿泊型支援等(民間シェルター等)への活動助成金のご案内

(2021.12.22)


新型コロナウイルス感染症により子どもたちの学びや遊びなどの環境は一変し、保護者や家庭にも大きな負荷がかかっています。特に困難な状況に陥っている子どもや保護者に必要な支援を届けるため、特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパンは、「WVJ新型コロナウイルス対策子ども支援事業」を実施し、子ども支援団体に対する助成金の提供を行っています。


第1期事業(2020年6月~2021年3月)では、緊急の食材・弁当等の配布や、子どもの学習支援・遊び場・居場所等のオンライン化による継続等の活動を対象に、延べ20団体・22事業に支援を実施しました。

現在実施中の第2期事業(2021年4月~2022年9月(予定))では、従来の対象に加え、長引くコロナ禍で急増中のDV・虐待等被害の状況を憂慮し、特に脆弱な環境にある子どもに支援を届ける観点から、DV・虐待被害者等の宿泊型支援等(民間シェルター)に対する活動資金の助成を新たに実施することとなりました。

助成金の概要は以下の通りです。申請をご検討される方は、本記事末尾の問合せ先までご連絡ください。折り返し、担当者より募集要項・申請様式類等をお送りいたします。

WVJ新型コロナウイルス対策子ども支援事業:
DV・虐待被害者等の宿泊型支援等(民間シェルター等)への活動助成金 概要

1.募集期間(申請書受付期間)
2021年12月22日(水)〜2022年1月14日(金)17時必着

2.助成対象期間
助成対象期間は、2022年2月1日~2022年9月30日です。なお、申請事業の活動の一部をこの期間以前から開始していた場合、申請内容に含めることは可能ですが、経費精算にあたりレシートまたは領収書(原本)の提出が必要です。終了時期がこの期間を超えることはできません。

3.助成対象事業・助成対象団体・助成額
1)助成対象事業
DV・虐待被害者等(主に子ども・親子)に対する宿泊型支援等(民間シェルター等)
宿泊型支援、または宿泊型支援実施団体による関連活動(例:食や学習や居住等の生活を支える活動、啓発、相談、同行支援、情報提供、自立支援、回復支援、外国籍女性や若年女性に対する支援、子どもや親子の心のケア、ステップハウス、支援者養成の研修会、これらのための人件費、施設の固定費等)を対象とします。

2)助成対象団体(以下をすべて満たす必要があります)

  • 団体の所在地および助成対象事業の活動地域が東京・神奈川・千葉・埼玉であること
  • 上記「助成対象事業」に該当または類似する事業の実績を有すること
  • 非営利団体で、団体名義の口座を持っていること(法人格の種類や有無、活動年数は問いません)

3)助成額

90万円~100万円

4.助成対象経費
助成対象事業の実施に要する経費を対象とします(詳細は募集要項を参照ください)。
ただし、他の助成金や補助金などと使途が重複していない費用に限ります。
助成決定前の支出についても、助成対象事業の一部であることが確認できれば助成対象とします。

5.問合せ先(募集要項・申請書類の請求、申請書の提出等はすべてこちらにお願いします)
特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン
支援事業部 開発事業第1課 国内子ども支援チーム
担当:高橋
E-mail: fumiko_takahashi@worldvision.or.jp
※書類の請求・提出および問合せはメールのみ受け付けます。

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