【西日本豪雨第7報】保育所・幼稚園・学校等の再開支援を実施中

(2018.11.29)

ニーズに沿った支援を届けています

今年7月の西日本豪雨により、多くの保育所・幼稚園・学校等が被災しました。ワールド・ビジョン・ジャパンでは、被災により損失した備品の再購入や子どもたちが日常を取り戻すために必要な物品等の購入支援を行っています。

これまでに、広島県内6カ所の保育所・幼稚園・学校に必要な支援を届けました。その一部をご紹介します。

グラウンドが浸水したため再使用できる状態に戻すための工事を行うことになった小学校には、子どもたちが室内で遊ぶための道具を支援。これにより、外遊びができない環境にいる子どもたちは、休み時間等に室内で楽しく過ごし気分転換をすることができました。

百人一首を使って遊ぶ子どもたち
百人一首を使って遊ぶ子どもたち

グラウンドや部室が浸水したために、当面の間グラウンドが使えなくなったばかりでなく、数多くの用具等の買い替えが必要となった高校には、部活動で使用する道具の一部を届けました。これにより、様々な制約がある環境の中でも、子どもたちは元気に部活動を継続することができています。

このほか、仮の場所で再開している保育所に対し暖房設備を、再開を予定している幼稚園に整理棚等を届けるなど、それぞれのニーズに沿った支援を行っています。

西日本豪雨災害から約5カ月が経過し、子どもたちの日常は取り戻されつつありますが、時間の経過とともに変化する状況を見守りつつ、引き続き現地の方々と連携し、必要な支援を届ける予定です。

支援した部活動用具(バスケットボール等)は大切に活用されています
支援した部活動用具(バスケットボール等)は大切に活用されています

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