【グランプリ賞決定!】未来ドラフト2020~オンライン決勝大会~

(2020.06.26)

難民支援アイデアコンペ「未来ドラフト2020~わたしと難民がつながるアイデア・コンペティション~」を「世界難民の日」を記念して2020年6月21日(日)に開催しました。決勝大会出場を決めたベスト8チームによる発表と質疑応答が行われたのち、表彰式では、視聴者が選ぶベストアイデア「オーディエンス賞」、審査員が選ぶベストアイデア「グランプリ賞」が発表されました。難民問題への関心が低いと言われている日本で、若者が、その難しい壁を突破するべく挑戦しました

協力企業:クックパッド株式会社、株式会社テレビ東京、株式会社ムラサキスポーツ、ヤフー株式会社、コナミグループ
会場協力:esports 銀座 studio

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アイデア発表~審査員の評価

オンライン出演したベスト8チームが、それぞれ考案したアイデアを約12分間発表したのち、同様にオンライン出演していた審査員と質疑応答が行われました。「楽しい発表でした!」「思いつく疑問は次々と発表の中で答えられていったので特に質問はありません。良く考えられていました」

「フィードバックが反映されていてより現実的なものになっていますね」「この切り口は本当に新しくて可能性を感じます」「ぜひ実現したい素晴らしいアイデアです」等、素晴らしい数々のアイデアに司会も審査員も感動した2時間でした。

一方で、さすがのプロフェッショナル/ビジネス視点の質問やコメントもありました。「難民問題の啓発にはなりそうですが、難民アスリートに注目が集まる工夫はありますか」「refugees(難民)という英語の意味が分からない人もいると思いますが、その点はどうですか」等の質問に対して、学生たちは果敢に答えていました。

審査タイムでは、審査員同士で総合評価(点数)を共有し、該当企業の意見を踏まえながら議論しました。主に実現可能性や着眼点の斬新さが論点になりました。点数上では接戦だったため、グランプリを1つ決めるのはとても難しく、苦しい審査となりました。

表彰式~グランプリ賞・オーディエンス賞~

【グランプリ賞】
チーム名:かれん
アイデア名:「難民アスリートによる、愛の言葉の訳し方」
該当企業:テレビ東京
グランプリ受賞アイデアの発表を見るにはこちら

【オーディエンス賞】
チーム名:K-Diffusionors
アイデア名:「デジタルチアリング~花火xネット募金~」
該当企業:ヤフー
オーディエンス賞受賞アイデアの発表を見るにはこちら

表彰式のフル動画はこちら

審査員に女優の酒井美紀さん

女優でWVJ親善大使の酒井美紀さんが審査員に加わってくださいました。難民問題を大学院で学んでいる酒井さんは、昨年冬、WVJのシリア難民事業地に訪問し、シリア難民の子どもたちと交流しました。「関心あるときがタイミング」と、若者たちを終始励まし続けました。

前代未聞の大規模オンラインイベント

新型コロナウイルス感染拡大防止のためオンライン開催した本イベントは、コナミグループ様の多大なるご協力のもとで実現されました。審査員とベスト8をオンラインで繋ぎ、それぞれが適切なタイミングで大画面で出演できるように配信設備を整えてくださりました。ご提供くださった会場「esports 銀座 studio」は、2020年1月にオープンした、eスポーツのための最適な設備を整えた配信用スタジオです。ご協力くださったスタッフの皆さま、本当にありがとうございました。

コナミグループおよびWVスタッフ
スタジオでのリハーサルの様子
多数のZOOMリンクをスタッフ全員で管理
ヨルダン駐在スタッフにシリア難民支援状況を話してもらいました
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