チャイルド・スポンサーの皆さま
-新型コロナウイルス感染症拡大と支援地域の状況アップデート-

(2020.09.09更新)

いつもチャイルド・スポンサーシップを通して尊いご支援をいただき、ありがとうございます。

日本でも新型コロナウイルス感染症の感染拡大が報じられ、多くの皆さまの日常生活にも様々な影響があったこととお察しいたします。罹患された方々および関係者の方々に、謹んでお見舞い申し上げます。

皆さまのご支援地域の子どもたちの状況について、8時点の状況をご報告いたします。

在宅で勉強できる教材を受け取ったエクアドルの男の子自宅でも勉強できる教材を受け取ったエクアドルの男の子


チャイルドとその家族の様子


現在までのところ、皆さまにご支援いただいているチャイルドやその家族への健康上の報告はされておりません。 状況に変化がありましたら、ホームページやメール等でご連絡をさせていただきます。

アジアのチャイルド・スポンサーシップ支援地域の状況

インド

インドでは、190万人以上の新型コロナウイルス感染症の感染と、39,700人の死亡が確認されています。

政府は3月24日に40日間のロックダウン(都市封鎖)を実施し、いくつかの州では集会禁止、不要不急の移動禁止、ソーシャルディスタンシング(社会的距離)の強制などの法律を導入しました。4月の失業率は19%近くにまで上昇し、現在は26%に達しています。学校も閉鎖されていますが、8月初めから緩和された学校もあります。

また、5月20日にインド東部を襲ったサイクロンにより、数万人の人々が被害を受け、新型コロナウイルス感染症拡大の危険性が深刻さを増しています。

ワールド・ビジョンでは、子どもたち含む350万人以上の人々を対象に、新型コロナウイルス感染症への対応を継続しています。

感染予防のため、チラシ、デジタル機器、ラジオ、宗教リーダーのネットワークなどを通じて、予防メッセージを発信しています。また、最もぜい弱な家庭には石けんなどの衛生用品を提供し、地域には水衛生施設を整備しました。医療施設には個人用防護服を提供し、地域の医療従事者には研修を行い、地域の医療システムを支援しています。

また、家庭の状況に応じて、現金給付、バウチャー(現金引換券)、食料などを支援しています。教育、栄養、予防接種、妊産婦と新生児のケア、子どもの保護プログラムなども行うことで、家族の生活再建を支援しています。また、ほかの組織とも協力し、子どもたちに目を向けられるよう、政府に提言も行っています。

継続的なご支援のおかげで、新型コロナウイルス感染症から子どもたちとその家族を守る活動が行われています。

インドネシア

インドネシアでは、11万5千人以上の新型コロナウイルス感染症の感染と、5,388人の死亡が確認されています(2020年8月2日現在)。

政府は非常事態を宣言し、地方の対策本部を設置しました。渡航の禁止が発令され、学校やさまざまな事業が閉鎖、集会も禁止されていましたが、6月から緩和されています。

ワールド・ビジョンでは、子どもたちを含む、55万人への支援を目指して活動しています。

感染予防のメッセージを発信し、家族に衛生キットを配布するなど感染拡大を抑えるよう努めています。また、ぜい弱な家庭には食料とバウチャー(現金引換券)、家庭での活動パックや教材を配布しました。宗教リーダーにはストレスケアに関する研修を行い、子どもたちとその家族をサポートする環境を整えています。

また、地域の大学と連携し、オンラインでのリモート学習の機会を準備し、障がいのある子どもたちのためにもオンライン授業を開発しています。感染者のいる家庭に保護具を提供したり、医療従事者には患者の治療に関する研修を行ったり、感染が疑われる人が検査を受けられるよう支援しています。ほかの組織とも協力し、子どもたちに目を向けられるよう、政府に提言も行っています。

継続的なご支援のおかげで、新型コロナウイルス感染症から子どもたちとその家族を守る活動が行われています。

カンボジア

カンボジアでは、243人の新型コロナウイルス感染症の感染が確認されています(2020年8月2日現在)。

政府は学校の閉鎖、50人以上の集会の禁止、公共交通機関を停止し、隣国のタイやベトナムとの国境を封鎖していましたが、現在では、制限が緩和されつつあります。学校も8月に再開予定です。

ワールド・ビジョンでは、子どもたちを含む91万2千人への支援を目指しています。

地域内では感染拡大を防ぐ予防メッセージを共有したり、宗教リーダーと協力して活動し、各家庭へ石けんなどの衛生用品の提供、水衛生設備の建築および維持管理をしています。 地域の保健医療従事者への訓練やマスクや手袋などの保護具を配布、新型コロナウイルス感染症の対応をしている保健センターを水衛生設備で支援し、患者搬送や検査検体の輸送、安全な検疫・隔離スペースを確保することで、地域の保健機能を強化しています。

また、子どもたちや家族へ精神的・心理的支援、ぜい弱な世帯への食料と現金の提供、保護者に対しては生活再建の訓練と資源の提供、子どもたちのための家庭学習パックの支援、子どもの保護に関する情報照会や第一線で働くソーシャルワーカーへのサポートを行っています。また積極的な育児や家庭学習のため、ソーシャルメディアやラジオでのキャンペーンを開始し、子どもたちに本やおもちゃ、鉛筆を提供しました。

継続的なご支援のおかげで、新型コロナウイルス感染症から子どもたちとその家族を守る活動が行われています。

スリランカ

スリランカでは、2,839人の新型コロナウイルス感染症の感染と、11人の死亡が確認されています(2020年8月6日現在)。

政府は3月、州をまたぐ移動を禁じ、国全体に制限を設けましたが、規制は4月にほぼ解除されました。子どもたちが支援されている33の地域を対象に行った調査では、全世帯のうち、78%の家計が新型コロナウイルス感染症によって深刻な影響を受けていることが分かりました。

ワールド・ビジョンは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に焦点を当て、スリランカ政府と協力して、感染予防の啓発を行っています。 ワールド・ビジョンは19万人の子どもたちを含む55万5千人へ直接的な支援を届けることを目指しています。

感染予防情報の共有や、地域社会と予防情報を共有するための宗教リーダーへの訓練、家族への衛生キットの配布、手洗い所や水衛生施設の建設・維持管理などにより、ウイルスの拡散を防ぐようにしています。

地域の保健医療従事者を対象とした研修や、医療施設への個人用保護具・消毒キットの提供など、地域保健機能の強化に取り組んでいます。また、食料や現金、種苗・農機具・家畜などの生計にかかわる資源、子どものためのホームスクーリング教材、子どもの保護に関する情報提供などで、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた家族を支援しています。子どもたちが国の中で優先され、保護されることを働きかけています。

継続的なご支援のおかげで、新型コロナウイルス感染症から子どもたちとその家族を守る活動が行われています。

タイ

タイでは、3,330人の新型コロナウイルス感染症の感染と、58人の死亡が確認されています(2020年8月6日現在)。

3月、政府は学校や大学を閉鎖し、食品店や薬局を除く、すべての店舗を営業中止にしました。国境や地域を越えた移動を制限、すべての集会を禁止し、ウイルスの拡散を防ぐために夜間外出禁止令を発令しましたが、規制は5月に緩和され始めました。学校は7月に再開されましたが、渡航制限はまだ実施されています。

ワールド・ビジョンは、7万7,500人の子どもたちとその家族に支援を届けることを目指しています。

タイ語やビルマ語での感染予防メッセージの作成・発信、情報共有のための戸別訪問の実施、地域での手洗い用品やマスクの提供など、感染拡大防止に努めています。 マスクや手袋、手洗い用品、体温計などの個人用保護用具を医療従事者や地域ボランティアに提供することで、地域の保健機能を強化しています。

また、飲料水、米、缶詰の魚、麺類などがセットになった食料パック、77,500個を子どもたちに提供することで、感染症の影響を受けている家族を支援しています。 子どもたち、家族、地域社会に対し、どのようにしてウイルスを防げばよいのか、精神的、身体的、社会的健康をどう守ればよいかを、ソーシャルメディアや学校からオンラインで発信しています。

継続的なご支援のおかげで、新型コロナウイルス感染症から子どもたちとその家族を守る活動が行われています。

ネパール

ネパールでは、2万1,390人の新型コロナウイルス感染症の感染と、60人の死亡が確認されています(2020年8月6日現在)。

政府は、不急の業務を停止させ、学校を閉鎖、集会を禁止、国内線と国際線、長距離公共交通機関をすべて停止、それに応じて中国とインドとの国境を閉鎖しましたが、ほとんどの制限は7月中旬に解除されました。 政府の規制の結果、多くの人々が職と収入源を失った上、季節的な洪水と地滑りも発生し、感染症の国への影響は大きいものとなっています。

ワールド・ビジョンは、子どもたちを含む39万人に支援を届けることを目指しています。

テレビやソーシャルメディアはもちろん、ラジオや動画を通じた感染予防メッセージを制作・発信することで、感染症の拡大防止に努めています。家族向けの衛生キットを提供し、学校や検疫センターに手洗い施設を設置しています。個人用保護用具や消毒液、体温計などを提供したり、保健ポストへの手洗い設備の設置、隔離・検疫センターへの衛生用品の提供などを通じて、地域の保健機能を強化しています。

また、ラジオやテレビでのリモート学習プログラムの放送、子どもの保護サービスの強化、専門機関との連携で地域内への心理的支援の提供、栄養補助食品、食料支援、バウチャー(現金引換券)、農業関連の用具や資材の提供などを通じて、感染症9の影響を受けた子どもたちを支援しています。そして、政府やほかの組織と協力して、活動をすすめています。

継続的なご支援のおかげで、新型コロナウイルス感染症から子どもたちとその家族を守る活動が行われています。

バングラデシュ

バングラデシュでは、24万4千人以上の新型コロナウイルス感染症の感染と、3,234人の死亡が確認されています(2020年8月6日現在)。

政府は3月に人々の移動を制限し、学校を閉鎖、市場・商店の営業を中止させ、集会を禁止、夜間外出禁止令を出しました。この制限は8月まで延長されたために、5月20日にサイクロンに襲われた地域では、38万7千人以上が影響を受け支援が非常に困難なものとなりました。

ワールド・ビジョンは、56地域の子どもたちを含む325万人の人々に支援を届けることを目指しています。

ソーシャルメディアや、携帯電話のショートメッセージ、各種印刷物、ラジオやテレビを通じて、新型コロナウイルス感染症の予防メッセージを共有し、感染拡大を防ぐ取り組みをしています。女性のリーダー、宗教リーダーや地域のボランティアを通じて、情報を共有しています。フリーダイヤルの設置や石けん、バケツなどの手洗い用品や衛生キットを、ぜい弱な世帯へ配布し、地域内に給水拠点や衛生施設の建築やメンテナンスを行いました。

また、マスク、手袋、消毒剤などの個人用保護用具を医療従事者に提供し、国、地域レベルでの対応を支援することで、地域の保健機能を強化しています。 農業を行う世帯へのトレーニングや資材の提供、地域内へ栄養サービスの提供、子どもの心身ケアに関するキットの開発と普及、ボランティアや医療従事者向けの心理応急措置のトレーニングや、専用の空間と教材を利用して、ホームスクールをする保護者をサポートしています。

また、政府やそのほかの組織と協力して、子ども、女性、難民、障がいのある人々を含む、最も弱い立場にある人々のためのサービスが進んでいくよう提言しています。

継続的なご支援のおかげで、新型コロナウイルス感染症から子どもたちとその家族を守る活動が行われています。

フィリピン

フィリピンでは、9万8千人以上の新型コロナウイルス感染症の感染と、2千人近くの死亡が確認されています(2020年8月2日現在)。 政府は、ビジネス、交通機関、学校の閉鎖など、感染症拡大防止のための制限を行っています。一部の地域では規制が引き続き厳しいですが、そのほかの地域では緩和されています。

ワールド・ビジョンでは、子どもを含む200万人の人々に支援を届けることを目指しています。

衛生キットの配布、手洗い施設の増設、ラジオ、テレビ、ソーシャルメディアでのキャンペーンを通じた新型コロナウイルス感染症予防の意識向上などを行っています。

また、保健センターには消毒剤キット、治療区域を作るためのテント、医療従事者に対してはマスクや手袋などの個人用保護用具、感染症に関する情報資料を提供しています。また、子どもたちや家族がこの状況に対応できるように、緊急食料配布、現金給付、子どものための教育教材、子どもの保護サービス、親の生計の立て直しを支援しました。

継続的なご支援のおかげで、新型コロナウイルス感染症から子どもたちとその家族を守る活動が行われています。

ベトナム

ベトナムでは、700人以上の新型コロナウイルス感染症の感染と、8人の死亡が確認されています(2020年8月7日現在)。

3月、政府はすべての学校と多くの企業を閉鎖し、渡航を制限、感染拡大を防止するために大規模な集会を禁止しました。制限は緩和され始め、学校は4月に再開されましたが、一部の地域ではまだ制限が行われています。

ワールド・ビジョンでは、子どもたちを含む61万2千人に直接的な支援を、110万人に間接的な支援を届けることを目指しています。

子どもや保護者に手洗いなどの予防情報を配布したり、マスクや石けん、消毒剤を家庭に提供したり、保健センターや学校に貯水槽や手洗い場を設置・維持管理することで、ウイルスの拡散を防ぐよう努めています。体温計、ベッド、毛布、マスクや手袋などの個人用保護用具を保健センターに提供することで、地域の保健機能を強化しています。

感染症の被害を受けた子どもたちを支援するために、弱い立場にある世帯に米、麺類、牛乳などを提供するとともに、農業訓練や種子、家畜などを提供しています。そして、活動の中で子どもたちが保護され、最優先となるように働きかけています。

継続的なご支援のおかげで、新型コロナウイルス感染症から子どもたちとその家族を守る活動が行われています。

モンゴル

モンゴルでは、293人の新型コロナウイルス感染症の感染が確認されています(2020年8月6日現在)。

政府は1月、旅行者に対して国際空港や地方間の渡航を制限し、学校を閉鎖、子どもたちを公共の場所から遠ざけるようにし、9月まで措置を延長しました。

ワールド・ビジョンでは、9万3千人の子どもたちと3万8千人の大人に支援が届き、100万人に情報が届くことを目指しています。

漫画やアニメ、手洗いビデオなどで予防メッセージを共有し、感染症の拡大防止に努めています。学校・幼稚園・寄宿舎の消毒の支援、国境検査官や政府の医療従事者に個人用保護用具を提供、学校の衛生施設を改修しました。現金、食料、衣料、衛生用品を提供することで、感染症の影響を受けた家族を支援しています。家庭学習教材の作成や配布、そして、子どもたちが教材を使用できるようにタブレットを提供しています。

また、政府と協力して、感染症の予防と子どもの保護に関するテレビやソーシャルメディアでのキャンペーンを開始し、子どもに対する前向きなしつけ、ストレス管理、子どもとの充実した時間について保護者向け情報シートを制作しました。また、ほかの組織と協力して支援を調整しています。

継続的なご支援のおかげで、新型コロナウイルス感染症から子どもたちとその家族を守る活動が行われています。

ミャンマー

ミャンマーでは、357人の新型コロナウイルス感染症の感染と、6人の死亡が確認されています(2020年8月6日現在)。

政府は住民に村落間の行き来を禁止、午後10時から午前4時まで外出を制限し、集会も禁止しました。大量の避難民を抱え、多くの人々が医療やその他のサービスを利用できず、国境を中国と共有しているミャンマーは、新型コロナウイルス感染症に対して非常に脆弱です。

ワールド・ビジョンでは、子どもたちを含め71万5千人 の支援を目指しています。

子どもたちへの説明会や資料を通じて、予防のメッセージを共有し、感染症拡大防止に努めています。地域のボランティアや宗教リーダーに対して感染症の予防に対する意識を高めるようトレーニングをしたり、心理的支援を行っています。

マスク、石けん、バケツのような衛生・保護用具を家族に提供することや地域内に手洗い場を設置し、維持管理をしています。 医療施設に医療機器や手袋、マスクなどの個人用保護用具を提供し、地域の医療機能を強化しています。また、検疫センターへの食料供給、給水、衛生設備の提供、清潔で安全な患者搬送および検査検体の搬送を支援しています。また、子どもたちのために食料パッケージを提供しています。 種苗や肥料などの農業資材を提供し、保護者の生計の多様化や立て直しができるよう、各種サービスにつなげる支援を行っています。子どものための家庭学習教材、保護者のためのホームスクール研修の開発や資料配布を行い、地域社会による子どもの保護をすすめています。また、政府や他の組織と協力して、国の対応を調整しています。

継続的なご支援のおかげで、新型コロナウイルス感染症から子どもたちとその家族を守る活動が行われています。

アフリカのチャイルド・スポンサーシップ支援地域の状況

ウガンダ

ウガンダでは、1,100人以上の新型コロナウイルス感染症の感染と、5人の死亡が確認されています。

政府が3月末に全国封鎖を導入、学校や礼拝所を閉鎖しました。集会を禁止し、公共・民間の交通機関を停止させ、国境を閉鎖、不急の事業をすべて停止、夜間外出禁止令を発令しました。一部の店舗は再開を許可されていますが、ほとんどの制限はそのままで、自家用車や公共の乗り物で移動できる人数は限られている一方、最終学年の生徒は5月に学校に戻ることが許可されています。 ウガンダは10万人の難民を受け入れていますが、この人々やこの国の多くの人々は新型コロナウイルス感染症に対して経済的に非常に弱い立場に立たされています。

ワールド・ビジョンでは、保健省と提携して、新型コロナウイルス感染症拡大防止に取り組んでいます。

地域の医療従事者、宗教リーダー、その他の地域の指導者を訓練し、予防に関するメッセージを地域社会やラジオで伝えたり、家庭への石けん・衛生キットの提供、地域保健センターや市場への手洗い設備の設置、清潔な水と手洗いができる水道を学校に提供しています。医療従事者に防護用具を装備し、新型コロナウイルス感染症に関する訓練や心理的支援を行うことで、保健機能を強化しています。

また、ぜい弱な家庭に野菜の種と現金給付を行っています。教育スポーツ省による子どもたちへの自習教材の配布やラジオ放送の支援、子どもの保護に関する地域社会の意識を高め、その制度やサービスの強化を支援しています。

継続的なご支援のおかげで、新型コロナウイルス感染症から子どもたちとその家族を守る活動が行われています。

エチオピア

エチオピアでは、2千7百人の新型コロナウイルス感染症の感染と、42人の死亡が確認されています(2020年8月2日現在)。

また、2つの地域でのコレラの発生にも対応しています。 政府は3月に、すべての国境を閉鎖、空港に到着するすべての旅行者に検疫を義務付け、学校を閉鎖、集会を禁止しました。規制は緩和され始めていますが、非常事態下にあります。

ワールド・ビジョンでは、130万人の子どもたちを含む215万人 に支援を届けることを目指しています。

新型コロナウイルス感染症の感染予防のため、携帯電話のショートメッセージサービス、ラジオやテレビ、ソーシャルメディアや宗教リーダーを通じて予防メッセージを共有、手洗い用の石けんや給水栓を提供しています。地域の医療従事者の訓練、個人用保護用具の提供、患者と検体の輸送、安全な検疫・隔離スペースの設置など、地域保健機能の強化も進めています。

また、子どもたちが教育を受けられるよう、遠隔教育サポートを行い、ぜい弱な家庭には食料と現金引換券を配布、生計支援で保護者の収入源を強化できるようトレーニングの実施を行っています。また、子どもの保護を優先するよう、地域の指導者たちとともに提言しています。

継続的なご支援のおかげで、新型コロナウイルス感染症から子どもたちとその家族を守る活動が行われています。

エスワティニ(スワジランド)

エスワティニでは、2千7百人の新型コロナウイルス感染症の感染と、42人の死亡が確認されています(2020年8月2日現在)。

政府は非常事態宣言を発令しました。 3月から5月にかけて部分封鎖を実施、学校を閉鎖、集会を禁止、不急の事業を停止させました。世界で最もHIV/エイズ感染率が高く(人口の26%)、人口の59%が貧困の中で暮らし、28%が失業している中、多くの人々が新型コロナウイルス感染症の影響を受けやすくなっています。

ワールド・ビジョンでは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止するため、農村部の保健プロモーターや宗教リーダーを対象に、新型コロナウイルス感染症予防に関するメッセージを地域社会と共有するための研修を実施しています。

また、手洗いのためのきれいな水を地域に提供し、衛生キットを配布しています。また、地方の保健・医療従事者に手袋やマスクなどの個人用保護用具を提供するなど、保健機能の強化にも取り組んでいます。また、子どもたちを支援するために、ぜい弱な家族に食料を支援しまています。

宗教リーダー、コミュニティの指導者、農村の保健推進者に対し、子どもの保護とジェンダーに基づく暴力について研修を行い、その被害者に心理的支援や、必要な時に専門機関につなげるなどのサポートの強化も行っています。

継続的なご支援のおかげで、新型コロナウイルス感染症から子どもたちとその家族を守る活動が行われています。

ケニア

ケニアでは、2万1千人以上の新型コロナウイルス感染症の感染と、364人の死亡が確認されています(2020年8月2日現在)。

政府は国際線の発着、公共の集会を禁止し、夜間の外出規制を発令しました。学校や教会などの宗教施設、市場、工場などが閉鎖されました。 現在は段階的に国境の開放が行われ、レストラン、礼拝所、大学はいくつかの制限付きで再開が許可されていますが、学校は2021年1月まで閉鎖となる予定です。

また、ケニアでは現在、過去70年で最悪のイナゴの大量発生が起きており、国民の60%が密集して劣悪な衛生環境の居住地域に住んでいることから、多くの人々が新型コロナウイルス感染症のリスクにあります。

ワールド・ビジョンでは、地域のラジオ、ソーシャルメディア、SMS、印刷物を通じた予防情報の配信、家庭用衛生キットの提供、公共の場所への手洗い場の設置、子どもの保護、心理的ケア、ジェンダーの問題に関する宗教リーダーへの訓練など、新型コロナウイルス感染症の感染拡大への対応を拡大しています。

また、5,000人の地域保健ボランティアを訓練し、手袋やマスクのような個人用保護用具を提供、医療センターや病院に手洗い場の設置、隔離・検疫センターを整備し、患者や検体を輸送することにより、危機に対処する地域内の保健機能を強化しています。 子どもたちには、心理的ケアや家庭学習教材を提供しています。地域の人々には、貯蓄グループを含む生計向上の支援、ローン、親のための資本投資やトレーニング、家族への食料や現金を含む緊急的な支援、子どもの保護のためのトレーニングを行っています。

継続的なご支援のおかげで、新型コロナウイルス感染症から子どもたちとその家族を守る活動が行われています。

コンゴ民主共和国

コンゴ民主共和国では、9千人以上の新型コロナウイルス感染症の感染と、214人の死亡が確認されています(2020年8月2日現在)。

政府は3月、全土にロックダウン(都市封鎖)を発令し、国際線の発着を停止、学校、礼拝所、レストラン、スポーツ施設を閉鎖、集会を禁止しました。公共の場所ではマスクの着用が義務付けられていますが、現在は制限が解除され、学校が再開されています。新型コロナウイルス感染症は貧困、食料の不安定な供給、紛争、そして史上最悪のはしかの発生や世界第2位のエボラ出血熱の発生を含む健康危機があるこの国にさらなるチャレンジを与えています。

ワールド・ビジョンは、ラジオ、電話、コミュニティへの訪問、宗教リーダーを通じて、新型コロナウイルス感染症の感染予防メッセージを提供しています。

また、手洗いのためのきれいな水へのアクセスを確保し、感染症拡大防止に取り組んでいます。地域の保健医療従事者の訓練や、医療施設での症例観察と管理の支援、心理的ケアなど、地域の保健機能をサポートしています。また、5歳未満の子どもたちへの栄養補助食品の提供、食料と現金の支援、子どもたちへのラジオ教育プログラムの支援、子どもの保護の提言を行っています。

継続的なご支援のおかげで、新型コロナウイルス感染症から子どもたちとその家族を守る活動が行われています。

タンザニア

タンザニアでは、5千人の新型コロナウイルス感染症の感染と、21人の死亡が確認されています(2020年8月2日現在)。

政府は3月にすべての学校と大学を閉鎖し、集会や国外への旅行を制限しましたが、5月には制限が緩和され、6月には学校と大学が完全に再開されました。

ワールド・ビジョンは、550万人の子どもたちを含む1,260万人以上の人々に支援を届けることを目指しています。

感染症予防や子どもの保護に関する意識を地域内で高めるため、宗教指導者を訓練したり、地域の医療従事者に新型コロナウイルス感染症に関する研修を実施し、地域のボランティアに消毒剤、マスク、手袋を提供し、ウイルスの拡散を防ぐ活動を行っています。 また、教師や地域のリーダーを対象に、精神衛生や心理的支援に関する研修の実施、タンザニア教育研究所の教材を遠隔地や障がいのある子どもたちへ配布、ぜい弱な家庭に食料や現金の提供、給食の提供、種子や家禽類、農機具などの収入を生み出すための資材を提供しています。

継続的なご支援のおかげで、新型コロナウイルス感染症から子どもたちとその家族を守る活動が行われています。

マラウイ

マラウイでは、4千2百人の新型コロナウイルス感染症の感染者と、123人の死亡が確認されています(2020年8月2日現在)。

4月に政府は大災害宣言を発令し、学校を閉鎖、集会を禁止、公共交通機関の利用者数を制限しました。旅行制限は継続中です。マラウイの保健指標は世界最悪レベルにあり、保健機能は国民の現状のニーズに対応しようと努力しているため、新型コロナウイルス感染症の影響を非常に受けやすい状況にあります。

ワールド・ビジョンは、46万3千人の子どもたちを含む、89万1千人に支援を届けることを目指しています。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防ぐため、宗教指導者、地域のリーダー、保健ボランティアを対象に、予防策を共有できるよう研修を行いました。また、支援地域に清潔な水と衛生施設を支援しています。医療施設には、感染症予防・管理物資を装備し、急激な感染拡大を管理できる医療従事者を訓練することにより、地域の保健機能の強化を図っています。心理的支援プログラムを提供したり、子どもの保護サービスの実施、子どもへの家庭学習教材の提供、食料や現金をぜい弱な家庭に支援しています。

継続的なご支援のおかげで、新型コロナウイルス感染症から子どもたちとその家族を守る活動が行われています。

ルワンダ

ルワンダでは、2千人以上の新型コロナウイルス感染症の感染と、5人の死亡が確認されています。

政府は全土にロックダウン(都市封鎖)を宣言し、国境や州境も閉鎖しました。学校も閉鎖され、重要でない事業はすべて停止しました。これらの措置はその後緩和されましたが、移動や集会の制限はまだ実施されており、学校は9月まで再開されない予定です。人口の半数以上が貧困の中で生活しており、多くの人々が新型コロナウイルス感染症の影響を非常に受けやすい立場にいます。

ワールド・ビジョンは、970万人の人々に支援を届けることを目指しています。

印刷物、ラジオ・テレビ放送、拡声器による予防メッセージを発信し、感染拡大防止に努めています。石けん、消毒剤、マスクなどの衛生用品を家庭に供給し、保健センターや公共施設への手洗い場の設置、宗教リーダーが地域社会と予防のメッセージを共有できるよう訓練しています。医療従事者に個人用保護用具を提供することで保健機能を強化しています。また、子どもたちのためのラジオ講座の実施、子どもたちへの学校給食の提供、ぜい弱な10万世帯への現金給付と食料供給の提供などを行っています。また、新型コロナウイルス感染症の対応で得られた、最適な対応事例などをもとに、地域の人々が必要不可欠なサービスを確実に受けられるよう政府に対し提言しています。

継続的なご支援のおかげで、新型コロナウイルス感染症から子どもたちとその家族を守る活動が行われています。

中南米のチャイルド・スポンサーシップ支援地域の状況

エクアドル

エクアドルでは、9万3千5百人以上の新型コロナウイルス感染症の感染と、5,916人の死亡が確認されています(2020年8月9日現在)。

政府は3月に非常事態宣言を発令し、保健・食料品店・その他の必要不可欠なサービスを除く国内の日常業務をすべて停止しました。6月には商業活動への制限が一部解除されましたが、非常事態宣言は8月中旬まで延長され、学校は閉鎖されたままです。4人に1人以上が貧困の中で暮らしており、多くの人々が新型コロナウイルス感染症のリスクを受けやすい状況にあります。

ワールド・ビジョンは、33万7千人以上の人々に支援を届けることを目指しています。

ソーシャルメディア、ラジオ、宗教リーダーのネットワークを通じて予防メッセージを共有しました。また、その予防メッセージを共有するため、コミュニティのボランティアを訓練したり、マスク、手袋、石けん、消毒剤を提供することによって、感染症拡大防止に取り組んでいます。

保健センターに消毒剤キットとマスクや手袋のような個人用保護用具の提供、医療従事者に心理的支援の実施、保健省が各症例を隔離、監視、管理できるように支援することによって、保健機能を強化しています。

また、ぜい弱な世帯には食料キットと現金の配布、種子、農機具、技術的助言などの生計手段を提供し、子どもと家族のための教育教材も提供しています。教育と子どもの保護の重要性を保護者と教会などの信仰に基づく団体に伝えることで、子どもの健康状態を管理し、必要なときに専門機関につなげられるよう、子どもを支援しています。

継続的なご支援のおかげで、新型コロナウイルス感染症から子どもたちとその家族を守る活動が行われています。

エルサルバドル

エルサルバドルでは、1万9千9百人の新型コロナウイルス感染症の感染と、536人の死亡が確認されています(2020年8月9日現在)。

政府は3月に 非常事態宣言 を発令し、日常生活に必要な産業以外をすべて閉鎖、物資を調達するために1週間に2回しか家を出ることができない在宅令を全国的に出しました。経済活動は制限され、学校の閉鎖は続いています。エルサルバドルはまた、5月に熱帯性低気圧アマンダによる被害もあり、新型コロナウイルス感染症の影響がよりひどくなっています。

ワールド・ビジョンは、6万6千9百人の子どもたちを含む16万6千人 に対して直接的な支援を、350万人を間接的に支援することを目指しています。

各種メディアでのキャンペーン、コミュニティのボランティアや宗教リーダーのネットワークを通じて衛生や予防に関するメッセージを共有し、水源や手洗い水栓のようなコミュニティにおける水と衛生のインフラの設置と維持により、感染症の拡大防止につなぐようにしています。 保健センターに消毒剤や手袋やマスクなどの個人用保護用具を提供し、検疫シェルターの状態を改善することにより、地域の保健機能を強化しています。

良好な栄養状態の促進、ぜい弱な世帯に食料を提供、家族の生活再建を支援、子どもの保護の提言、心理ケアの研修をコミュニティのボランティアに実施するなど、このような危機の中でも、子どもと家族の状況を把握できるようコミュニティと協力しています。

継続的なご支援のおかげで、新型コロナウイルス感染症から子どもたちとその家族を守る活動が行われています。

チャイルド・スポンサーの皆さまへ

皆さまからチャイルドへの手紙について

皆さまからすでに東京事務所にお送りいただいたチャイルドへのお手紙は、事務所で一旦保管し、通常業務再開後、支援地域に発送する予定です。なお、今後当面の間、チャイルドへのお手紙の郵送(直送・東京事務所経由ともに)はお控えくださるようお願いいたします。


チャイルドから皆さまへの手紙、成長報告、状況連絡について

現在支援地域では、チャイルドからのお手紙や報告書等の発送を含め、通常の活動が大きく制限されています。
そのため、皆さまへの報告書等のお届け、チャイルドとその家族の状況の変化(引っ越し等)についてのご連絡等が大幅に遅れますことを何卒ご了承ください。

ご不便をおかけいたしますが、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

スポンサーからの誕生日カードを喜ぶケニアの家族
チャイルド・スポンサーから誕生日カードを受け取ったケニアの家族