チャイルド・スポンサーの皆さま
-新型コロナウイルス感染症拡大と支援地域の状況アップデート-

(2020.05.14更新)

いつもチャイルド・スポンサーシップを通して尊いご支援をいただき、ありがとうございます。

日本でも新型コロナウイルス感染症の感染拡大が報じられ、多くの皆さまの日常生活にも様々な影響があったこととお察しいたします。罹患された方々および関係者の方々に、謹んでお見舞い申し上げます。

皆さまのご支援地域の子どもたちの状況について、5月上旬時点の状況をご報告いたします。

※状況を確認したい国名をクリックしてください

在宅で勉強できる教材を受け取ったエクアドルの男の子自宅でも勉強できる教材を受け取ったエクアドルの男の子


チャイルドとその家族の様子


現在までのところ、皆さまにご支援いただいているチャイルドやその家族への健康上の報告はされておりません。 状況に変化がありましたら、ホームページやメール等でご連絡をさせていただきます。

アジアのチャイルド・スポンサーシップ支援地域の状況

インド
インドでは、COVID-19感染者が数千人規模で確認されています。インド政府は、3月24日に国全体のロックダウン(都市封鎖)を発令しました。いくつかの州では、集会や不要不急の外出を禁じる条例を発令し、ソーシャルディスタンシング(社会的距離)を確保できる環境を整えています。鉄道や道路網、航路での人の移動も禁じられました。

ワールド・ビジョン(WV)は、政府と地域の団体と連携し、67万5,000世帯以上に正しい情報を伝え、衛生キットを配布して、感染の蔓延を遅らせる取り組みを進めています。また、地域の保健従事者へのマスクや手袋、体温計や防護用品等の支援を強化し、収入減の中でも必要な食料を入手し、子どもの栄養が維持できるよう10,600以上の脆弱な家庭に17万7,000食分の食料を支援しました。

WVがインド国内で活動するすべての地域で安全確保のための制約を受けており、予定している支援活動の遅延が予想されています。 WVインドのスタッフは在宅勤務を続けており、可能な範囲でチャイルドやコミュニティとオンラインで連絡を取っています。
インドネシア

インドネシアの最初の感染者は、3月2日に確認され、以後、数千件の感染者が確認されています。政府の緊急支援開始により、地域ごとの特別支援部隊(タスクフォース)が結成され、感染者の多い国への渡航の禁止、また渡航者には健康証明書の提示が義務付けられました。

ワールド・ビジョン(WV)は活動地域において感染拡大防止のため、正しい手洗い方法の啓発や、人口密度の高いエリアに手洗い場所の設置、困窮家庭に石けんの提供、5地域の保健施設に防護用品の提供などの取り組みを進めています。また、COVID-19により収入を失った世帯には、食料提供など栄養面の支援も実施しています。地域の大学と連携し、子どもたち、特に障がいのある子どもたちへのオンライン授業提供について検討しています。

WVがインドネシア国内で活動するすべての地域で安全確保のための制約を受けており、予定している支援活動の遅延が予想されています。

WVインドネシアのスタッフは在宅勤務を続けています。インドネシア地震と津波からの復興支援に従事している緊急支援チームは、近々COVID-19対応に業務を移行し、子どもたちや地域の人々の安全確保のために活動を始める予定です。

カンボジア
カンボジアでは、COVID-19の感染者が確認されており、政府により学校、映画館、そのほか人々が多く集まる公共施設を閉鎖しています。公共交通機関は停止され、州間の移動は禁止され、隣接するベトナムとタイとは相互に国境を封鎖しています。

ワールド・ビジョン(WV)では、地域住民に対して、COVID-19に関する正しい情報と感染予防の啓発を進め、72万6000人以上の人々に石鹸や消毒剤を含む基本的な衛生キットを提供し、国連世界食糧計画(WFP)や地方政府と協力して、21,000人以上の脆弱世帯の子どもたちに非常食を支援しました。またソーシャルメディアを通じ、子どもの権利を尊重した子育てや家庭学習の重要性を伝えています。感染拡大により、子どもたちの健康や子どもの保護に関する問題が発生しやすくなるため、チャイルドの状況についても同様にモニタリングを継続しています。

WVがカンボジア国内で活動するすべての地域で安全確保のための制約を受けており、予定している支援活動の遅延が予想されています。
WVカンボジアのスタッフは、可能な限り在宅勤務を続け、必要な場合のみオフィスへ出勤しています。

スリランカ
スリランカでは、COVID-19の感染と数件の死者が確認されています。政府は全土に外出禁止令を発令し、州をまたぐ移動を禁じ、労働者には在宅勤務を要請しています。

ワールド・ビジョン(WV)は、スリランカ国内でのウイルス感染拡大防止策に焦点を当て活動しています。4基の移動式トイレと1500本の水ボトルを、検疫センターに支援しました。また、650食分の乾燥食料を必要な地域に支援し、病院のCOVID-19検査機関にはマスクを支援しました。また政府と連携し、各地域の感染予防策について周知を進めています。


WVがスリランカ国内で活動するすべての地域で安全確保のための制約を受けており、予定している支援活動の遅延が予想されています。
WVスリランカのスタッフは、在宅勤務を続けています。

タイ
タイでは数千人のCOVID-19感染が確認されていますが、政府が今後検査体制を強化するにあたり、感染者数がさらに増えると予想されています。政府は、学校、大学を閉鎖し、食料品と医薬品以外の店舗は営業を中止しています。また国内の州をまたがる移動は制限され、公的な集会もすべて禁止されています。

ワールド・ビジョン(WV)は、COVID-19の蔓延を食い止めるため、子どもやその家族、地域に向けた予防策、特に適切な衛生習慣についての周知を、主に全国の学校を中心に、インターネットやソーシャルメディアを通じて進めています。

また各州の保健機関と協力し、隣国のミャンマーからの労働者に対して、COVID-19感染予防について伝える取り組みを進めています。脆弱世帯には衛生用品を支援しました。

WVがタイ国内で活動するすべての地域で安全確保のための制約を受けており、予定している支援活動の遅延が予想されています。

政府の制約に従うため、WVタイのスタッフは在宅勤務を続けています。チャイルド状況のモニタリングは、携帯電話などを使い、各地域のリーダーやパートナーとの連絡を介して継続しています。

ネパール
ネパールでは、政府が不急の業務、および国内外の空路便と長距離の交通機関に運行停止を指示しています。またCOVID-19対応のために隣接する中国とインドとの国境を閉鎖しました。

ワールド・ビジョン(WV)は政府および協力団体と連携して、COVID-19の予防策の周知を進めています。保健従事者に防護用品を支援し、子どもたちや地域の人々の安全の確保に努めています。これまでにラジオ放送を通じて1,500万人に、感染症予防と子どもの保護に関するメッセージを届けました。また31,400人に、デジタルサービスを通じてCOVID-19に関する情報を発信しました。5,100世帯に手洗い石鹸を、COVID-19の影響を最も受けた2,000世帯に食料を支援しました。また、32の地方自治体が検疫センターを設置・運営するための支援も行っており、ロックダウン(都市封鎖)が延長された場合でも子どもたちが学習を続けられるように、オンライン(e-leaning)ツールを開発しています。

WVがネパール国内で活動するすべての地域で安全確保のための制約を受けており、予定している支援活動の遅延が予想されています。
WVネパールのスタッフは、在宅勤務を続けていますが、携帯電話を通じてチャイルドの状況のモニタリングを継続しています。

バングラデシュ
バングラデシュでは、3月7日に最初のCOVID-19感染を確認しました。政府は全土に人々の移動制限を発令し、可能な限り在宅勤務を要請しました。しかし、日雇い労働者が食料を得るために働き続けているため、制限の実施は困難を極めています。

ワールド・ビジョン(WV)は特に難民に焦点を当て、COVID-19の感染拡大防止のため、子どもたちやその家族、地域の人々に感染予防策について周知を進めています。これまでに、COVID-19の正しい情報を伝えるポスターやソーシャルメディアを通じた発信により、70万3,000人以上の人々へ情報を届け、1,200人の宗教リーダーを対象にCOVID-19の予防方法を地域で共有する方法についての研修を行ってきました。1万7,000人以上の人々に手洗い用の石鹸とバケツの支援や、活動地域に1,200の手洗い施設の設置、子どもの保護を担当するスタッフは必要に応じて提供するための食料パックを持参して、脆弱な状況にある子どもたちへの個別のサポートなどを進めきました。

WVがバングラデシュ国内で活動するすべての地域で安全確保のための制約を受けており、予定している支援活動の遅延が予想されています。
WVバングラデシュの大半のスタッフは在宅勤務を続けています。携帯電話を通じてチャイルドの状況のモニタリングやCOVID-19への対応プログラムを通じ、子どもたちと地域の人々の安全を守る活動を進めています。

フィリピン
フィリピンでは、数千人のCOVID-19感染が確認されています。

ワールド・ビジョン(WV)は、子どもたちとその家族や地域の人々へ、正しい衛生習慣等の感染予防策の周知を進め、脆弱な世帯には衛生キットを支給する等、ウイルス感染拡大防止のための活動を進めています。
脆弱な地域には消毒液を、衛生事業従事者にはマスクや手袋などの防護用品の支給を行い、保健衛生スタッフのスキルと保健サービスの体制を強化しています。
学校休校等、COVID-19の影響を受けている子どもたちに対して学習の機会を提供し、必要がある世帯に一時金や食料を支給して、医療を受けるための低額の保険に加入できるように支援しています。
これまでに140万人に、ラジオ放送を通じて、感染予防に関する情報発信を実施しました。

WVがフィリピン国内で活動するすべての地域で安全確保のための制約を受けており、予定している支援活動の遅延が予想されています。

ベトナム
ベトナムではCOVID-19の感染が確認されています。政府は、ウイルス感染拡大防止のためすべての学校を閉鎖し、大規模な集会を禁止しました。小規模な集会は認められており、チャイルド・スポンサーシップの活動は継続できているものもありますが、大半の活動は遅延が見込まれています。

ワールド・ビジョン(WV)は、COVID-19感染予防や手洗い等の情報を発信し、ストレスを抱えた地域の子どもたちへの対応も進めています。政府や、保健従事者、警察と協力し、検疫や隔離が必要な人々を適切な形で報告するための仕組みづくりを進め、子どもたちや脆弱な状況にある人々を守っています。

ほぼすべてのWVベトナムのスタッフは在宅勤務を続けていますが、安全ガイドラインにもとづき、パートナー団体とも協力しながら可能な範囲で支援活動が進められるよう取り組んでいます。
モンゴル
モンゴルでは、COVID-19の感染が確認されています。国内でウイルスが確認されたため数千人が隔離され、症状の経過観察を受けています。政府は、国際空港に到着した旅客に行動制限を要請し、保健従事者に対しては、COVID-19への対応についてトレーニングを進めています。

ワールド・ビジョン(WV)は国連(UN)と緊密に連携して活動しており、ユニセフ(国連児童保護基金)とともに7,000世帯以上に食料と衛生キットを支援し、5,600人以上の子どもを含む1,700の脆弱な家庭に現金給付を行いました。

また政府と協力し、75,000人を対象にテレビとソーシャルメディアを通じ、検疫期間中の子どもの保護に関するキャンペーンをスタートさせました。子どもの権利を尊重した肯定的な子育てやストレス管理、家庭学習などについて、保護者向けの資料を準備しています。

WVがモンゴル国内で活動するすべての地域で安全確保のための制約を受けており、予定している支援活動の遅延が予想されています。

ミャンマー
ミャンマーではCOVID-19の感染が確認されています。政府は国民に自宅待機を要請し、村落間の移動を禁止しました。NGOに対しては、感染者の確認された地域での支援活動を禁止されています。

ワールド・ビジョン(WV)は、政府と協力し、保健施設にマスク・手袋等の防護用品や消毒液や体温計などの医療品を支援しました。従来は助産師向けの研修所として使用していた建物を、COVID-19感染者の隔離施設として転用しています。地域の保健委員会と保健スタッフが自治体と協働し、51,000人の保護者にCOVID-19感染予防の情報提供を行い、12,700人の国内避難民に感染予防の情報とともに、食料や浄水剤、石けん、バケツの支援や現金給付を行いました。また、子ども向けの教育キットや保健従事者向けのオンライン研修などを開発しています。

WVがミャンマー国内で活動するいくつかの地域で安全確保のための制約を受けており、予定している支援活動の遅延が予想されています。

アフリカのチャイルド・スポンサーシップ支援地域の状況

ウガンダ
ウガンダではCOVID-19の感染が確認され、政府はロックダウン(都市封鎖)といくつかの制約を発令しました。

ワールド・ビジョン(WV)はCOVID-19に対する支援を始め、政府と共同し支援計画の制定を進めています。村落の保健ボランティアや1,200人の宗教リーダーに研修を行い、ラジオやチラシを通じ、感染予防の情報を周知したり、子ども向けの分かりやすい素材を用意して、活動地域内の医療機関での活用を進めたりしています。また5,200人の医療従事者への研修と、マスクや手袋などの防護用品等の支援、手洗い場の設置、隔離センターの設営などを進めています。

WVがウガンダ国内で活動するすべての地域で安全確保のための制約を受けており、予定している支援活動の遅延が予想されています。

エチオピア
エチオピアでは3月13日に最初のCOVID-19の感染が確認されました。エチオピアではすでに2つの地域でコレラの蔓延が発生しています。政府はすべての国境を閉鎖し、空港に到着したすべての旅客に、検疫を義務付けました。学校は閉鎖され、大学キャンパスは学生の入場を制限しています。スポーツや宗教行事等、公共の集会は禁止されました。公共交通機関を利用できる定員も制限されました。

ワールド・ビジョン(WV)は、COVID-19の感染予防で政府や公衆衛生機関と協力し、子どもたちや地域の安全確保に努めています。保健分野でのCOVID-19への緊急支援を進めるため、保健機関や保健従事者のニーズ調査を行い、5つの保健機関に、防護用品を支援しました。検疫により隔離されている人々には食料を支援しました。20,000人以上の子どもたちやその家族、地域住民のために20基の水タンクを設置し、衛生習慣の定着を進めています。

WVがエチオピア国内で活動するすべての地域で安全確保のための制約を受けており、予定している支援活動の遅延が予想されています。
エスワティニ(スワジランド)
エスワティニではCOVID-19感染が確認され、政府は緊急事態を宣言しました。学校は閉鎖され、20人以上の集会や不急の旅行、屋外での活動は禁止されました。日常生活に不可欠な業種に従事する人以外は在宅勤務を行っており、軍と警察がこの規制遵守のために監視しています。

ワールド・ビジョン(WV)は、政府の緊急対応のためにマスクや医療品を支援しました。166人の宗教リーダーへの研修により、それぞれの地域でCOVID-19の情報を共有できるようになっています。50万枚のCOVID-19に関するチラシを配布したり、週1回のラジオ番組でウイルス防止とジェンダーに基づく暴力を取り上げたりし、子どもと家族の安全確保に役立てています。また、1,200世帯に簡易の手洗い設備を設置し、15,700人に清潔な水を支援しました。援助機関とも協働し、家庭学習のための教材や、子どもたちのためのCOVID-19に関する啓発資料の開発を行っています。

WVがエスワティニ国内で活動するすべての地域で安全確保のための制約を受けており、予定している支援活動の遅延が予想されています。

ケニア
ケニアでは、COVID-19感染が確認されています。政府は国際線の発着、公共の集会を禁止し、夜間の外出規制を発令しました。学校や教会などの宗教施設、市場、工場などが閉鎖されました。

ワールド・ビジョン(WV)は、保健省、宗教リーダー、地域の保健従事者と協力して、地域の人々へCOVID-19の蔓延を最小に食い止めるための正しい衛生習慣や、COVID-19に関する情報をまとめた資材を準備しました。また、COVID-19以外の予防接種やマラリア予防などの基本的保健サービスが継続されるよう、政府に提言しています。人の往来が多い市場や保健施設などには手洗い場を設置し、脆弱な世帯には手洗い用の石けんを支援しました。医療機関にはマスクや手袋等の防護用品を支援し、スタッフには必要な研修を実施して、保健サービスの強化を進めています。地域の保健スタッフには、COVID-19感染者を特定し、然るべき機関へ連携し、状況をモニタリングするために必要な情報や備品を支援しました。

COVID-19により影響を受ける脆弱な世帯の子どもたちを特定し、食料や栄養面での支援、浄水剤を支援しています。またこの危機的な状況が引きおこすトラウマについて学ぶための教材を、支援チームのスタッフやボランティア、宗教リーダー、教員に向けて提供し、地域の人々に希望を届ける取り組みを進めています。

WVがケニア国内で活動するすべての地域で安全確保のための制約を受けており、予定している支援活動の遅延が予想されています。
ほぼすべてのWVケニアのスタッフは在宅勤務を続けていますが、必要に応じてオフィス外での支援活動を継続しています。

コンゴ民主共和国
コンゴ民主共和国では、COVID-19感染が確認されています。政府は全土にロックダウン(都市封鎖)を発令し、3日分の食料と日用品の買い物以外での外出を禁じました。

ワールド・ビジョン(WV)は、保健従事者とボランティアへの研修や、現地語でのCOVID-19に関する情報の共有、消毒剤の配布、公共の場への手洗い用品の設置を進めています。地域のリーダーにCOVID-19がどのように蔓延し、どのように食い止めるかについて研修を行い、地域の人々に周知してもらうための資材を提供しています。COVID-19の予防について105人の宗教リーダーへの研修やラジオ番組での放送も行い、推定5万人に情報を届けることができました。また、1,000人の子どもたちとその家族に非常食や生計向上のための資材を支援しました。

WVがコンゴ民主共和国国内で活動するすべての地域で安全確保のための制約を受けており、予定している支援活動の遅延が予想されています。
WVコンゴ民主共和国のスタッフは在宅勤務を続けていますが、多くのスタッフは電力へのアクセスが制限されており、一日に電気を使える時間が限られています。
タンザニア
タンザニアでは、COVID-19の感染が確認されています。政府はすべての学校と大学を閉鎖し、公共の場での集会や、国外への旅行を制限しました。

ワールド・ビジョン(WV)タンザニアのスタッフは、COVID-19への備えや感染予防などの緊急対応の計画を進めています。感染者が確認された地域での自治体の対応を支援し、難民居住区での食料支援など生活必需のサービスを継続して、子どもたちや地域の人々の安全確保を進めています。公共の手洗い場や衛生施設にはCOVID-19に関するパンフレットやポスターを掲示し、衛生センターには消毒キットを支援し、700人の地域の保健従事者に研修を行ってきました。また、COVID-19に対する意識を高めるために、政府や宗教リーダーとも協働しています。

WVがタンザニア国内で活動するすべての地域で安全確保のための制約を受けており、予定している支援活動の遅延が予想されています。
マラウイ
マラウイではCOVID-19の感染が確認されています。政府は大災害宣言を発令し、学校を閉鎖し、公共の集会を禁止、公共交通機関には乗員の上限に規制をかけました。

ワールド・ビジョン(WV)は37の保健機関に、手袋やマスク、ガウン、石けん、消毒液、バケツを支援し、空港職員には手洗いキットや防護用品などを支援しました。COVID-19の予防に関する研修を受けた活動地域のスタッフが、2,100人以上の宗教リーダーや地域ボランティア、地域リーダーを対象に、COVID-19の予防方法について研修を行いました。COVID-19に関するラジオ番組も制作し、COVID-19の情報や予防方法を地域に届けています。また、ユニセフ(国連児童保護基金)や人道支援団体と協働し、政府が子どもの権利を守るための政策を策定できるよう支援しています。

WVがマラウイ国内で活動するすべての地域で安全確保のための制約を受けており、予定している支援活動の遅延が予想されています。

WVマラウイのスタッフは在宅勤務を続けており、活動地域への訪問は延期されています。

ルワンダ
ルワンダは、3月14日に、最初のCOVID-19感染が確認されました。政府は全土にロックダウン(都市封鎖)を宣言し、国境や州境も閉鎖しました。学校も閉鎖され、すべての労働者に在宅勤務が要請されました。

ワールド・ビジョン(WV)は、政府と協力して、COVID-19感染予防についての情報の周知を進めています。また地域へ安全な水を供給する水道システムを5基整備し、学校や病院、難民キャンプ内の手洗い場の設置、子どもたちが遠隔で教育を受けられるようにするためのラジオ教育の仕組みを整えました。チャイルドの世帯を含む脆弱な世帯には現金給付を行い、ロックダウン期間中に食料を確保できるように支援し、子どもたちや地域の人々の安全な生活を守る取り組みを進めています。また、児童労働や性的虐待から子どもたちを守るよう、地域社会に呼びかけるキャンペーン活動も実施しています。地域で食料支援しているスタッフは防護用品を身につけ、子どもたちと地域社会の安全を確保しています。

WVがルワンダ国内で活動するすべての地域で安全確保のための制約を受けており、予定している支援活動の遅延が予想されています。

中南米のチャイルド・スポンサーシップ支援地域の状況

エクアドル
エクアドルでは、COVID-19の感染が多く確認されています。政府は3月16日に緊急事態宣言を発令し、医療品、食料品、生活必需のサービスを除いて、すべての商業活動が中断しています。

ワールド・ビジョン(WV)は、36,000人以上の子どもたちに食料や衛生用品を支援しました。また、250人以上の宗教リーダーを対象に、COVID-19の予防と子どもの保護に関する研修を行い、地域で情報共有できるようになりました。

WVがエクアドル国内で活動するすべての地域で安全確保のための制約を受けており、予定している支援活動の遅延が予想されています。しかし、WVエクアドルが活動する地域の状況は、地域内のネットワークを活用してモニタリングを継続しており、WVエクアドルのスタッフにオンラインで報告が入る体制になっています。
エルサルバドル
エルサルバドルでは、3月18日に最初のCOVID-19の感染が確認されました。政府は緊急対応のため例外的措置を発令しました。これにより、公共の場での集会や、交通機関、人々の就労に関して、強制的に検疫や制約をかけられるようになりました。食料、医療品、日用品の店舗だけが営業を許可され、日常生活に必要な産業以外の労働者は在宅勤務もしくは、休業を要請されています。

ワールド・ビジョン(WV)は現在、こうした危機的な状況における子どもの保護や子どもの権利についての啓発、COVID-19感染予防、安全な水、正しい衛生習慣の啓発活動に注力しています。1万枚のマスク、消毒液を公務員に支援し、隔離や検疫センターで、確実に子どもたちが守られるよう取り組みを強化しています。また、20,400人の医療従事者にマスクや手袋などの防護用品を支援してきました。

政府の制約は、日常業務すべてに影響をおよぼしており、WVがエルサルバドル国内で予定している支援活動の遅延が予想されています。

WVエルサルバドルのスタッフは在宅勤務をしていますが、地域のボランティア、リーダー、教会や自治体のネットワークを通じ、ソーシャルメディアや電話、アプリ等を利用して、活動地域の状況を継続してモニタリングしています。

チャイルド・スポンサーの皆さまへ

皆さまからチャイルドへの手紙について

皆さまからすでに東京事務所にお送りいただいたチャイルドへのお手紙は、事務所で一旦保管し、通常業務再開後、支援地域に発送する予定です。なお、今後当面の間、チャイルドへのお手紙の郵送(直送・東京事務所経由ともに)はお控えくださるようお願いいたします。


チャイルドから皆さまへの手紙、成長報告、状況連絡について

現在支援地域では、チャイルドからのお手紙や報告書等の発送を含め、通常の活動が大きく制限されています。
そのため、皆さまへの報告書等のお届け、チャイルドとその家族の状況の変化(引っ越し等)についてのご連絡等が大幅に遅れますことを何卒ご了承ください。

ご不便をおかけいたしますが、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

スポンサーからの誕生日カードを喜ぶケニアの家族
チャイルド・スポンサーから誕生日カードを受け取ったケニアの家族