エクアドルからチャイルド・ストーリーが届きました!

(2017.11.14)

チャイルド・スポンサーシップを通して支援を受けている子どもたちの様子をご紹介します。今回はエクアドルのコルタ地域開発プログラム(ADP)から届いたチャイルド・ストーリーです。

エクアドルのコルタ地域開発プログラム(ADP)から届いたチャイルド・ストーリー


南アメリカ大陸北西部の赤道直下に位置するエクアドル。首都のキトから南に200キロ離れた山岳地帯であるコルタ地域に暮らすリスベットちゃん(12歳)は子どもの権利について学び、リーダーになりました。

「以前は子どもたちが発言することは許されていませんでした。ほとんどの大人たちは、私たちに騒ぐなと言い、外に追い出していました。

私はワールド・ビジョンが開催したいくつかの講習会に出席し、子どもたちにも話し合いに参加し、意見を言う権利があることを学びました。そこで、クラスの仲間と一緒に、生徒会の委員に立候補しました。子どもの権利が守られるための戦いを提案して、選挙に当選。その後、子どもと若者の諮問委員会の会長に就任しました。



12歳のリスベットちゃん(写真中央)は、子どもの権利について学び、自分たちも話し合いに参加して意見を表明することを学びました




自分の町の子どもの代表になれて嬉しいです。私は、もう昔のような恥ずかしがり屋の女の子ではありません。今は、地域の子ども代表として意見を言うことができるし、私たちの声は聞かれると確信しています」

コルタ地域は貧富の格差が大きいエクアドルの中でも特に貧しい地域の一つです。人々の教育に関する意識は低く、識字率が最も低い地域の一つでもあります。

支援では地域住民に対する、子どもの権利や教育の重要性についての啓発活動を行っています。


エクアドルの支援活動について、詳しくはこちら
コルタADPのプログラム近況報告はこちら


講習会で学んでいる子どもたち



「皆さまのご支援により、コルタ地域の子どもたちの生活が改善されています」
コルタ地域開発プログラム・マネージャーのアルフレド(中央)と地域の子どもたち



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