サマースクール2014を開催しました!

2014.08.01

34名の子どもたちがグローバル・キッズになりました!

みんな素敵なグローバル・キッズの笑顔になって帰りました

ワールド・ビジョン・ジャパンのサマースクールは、日本に住む子どもたちに世界の現状を知ってほしいと願い開催している子ども向けイベントです。

今年は命の木プロジェクトフィナーレのイベントとして、34名の子どもたちを迎えて開催しました。参加した子どもたちは、世界の友だちを大切にし、お互いに助け合い、行動する気持ちを持ったグローバル・キッズになって帰りました。

参加してくれた皆さん、お子さまをお連れ下さった保護者の皆さま、ありがとうございました!

体験を通して楽しく学びました

アフリカで実際に水汲みに使っているタンクで重さを実感する子どもたち

午前中は、大きな紙芝居でルワンダに住むエリックくんの生活を学びました。「1日の食事は1回だけ。朝と夜は紅茶一杯」という内容に子どもたちはびっくりしたようです。
また、エリックくんが水汲みをする川の写真を見て「えー、この水を使うの」と声があがりました。

紙芝居の後には、実際に子どもたちが「水汲み」やアフリカの生活を疑似体験しました。エリックくんが水を運んでいたタンクと同じくらいの重さのタンクを持って歩いた子どもたちは「30分なんて絶対無理!」と実感を持って理解を深めました。

アフリカで実際に使われている木の臼で麦を潰したり、生活グッズを飾ったテントの中で電気やガス、水道のない生活を具体的に想像し、自分の日常生活が恵まれているという気づきにもつながりました。

「世界の子どもカルタ」作りにチャレンジしました

みんなで作った「世界の子どもカルタ」でカルタ大会をしました

「命の木プロジェクト」の一環として実施している「世界の子どもカルタ」を作り、作品コンテストやカルタ大会をしました。途上国の子どもたちの写真を絵札とし、読み札をグループごとに考えました。

作品コンテストで発表された読み札の一部:
「あ」あかちゃんが 生まれたしあわせ わすれない
「え」えがおがあるのは 日本と同じ
「き」きこえるよ 心の声
「け」けんこうを かくにんするよ センターで
「ち」ちいさな手 早くたすけてあげたいな
「と」ともだちと あそぶと 元気になれるかな
「わ」わたしのゆめは お医者さん。いろんな人を助けたい

カルタ大会では、子どもたちが元気に読み札を取る姿や同時に取った読み札を譲り合う優しい子どもたちの姿を見ることができました。

みんなで「命の木」を作りました

みんなのカードで素敵な命の木ができあがりました

5秒に1人、幼い命が失われている現状を知った子どもたちは、「子どもたちを助けたい」という気持ちを絵や言葉でカードに表し、「命の木」を作って命の木プロジェクトに協力しました。

カードに寄せられたメッセージ:
・世界から「食べられない」とゆうことが、なくなりますように
・笑顔があふれる世界がいい
・ぼくは、これからなるべく、食べ物をそまつにしないようにしたいです。それと、かんしゃしながらごはんを食べたいです。




参加した子どもたちの感想

初めて会ったお友達とも仲良く楽しく活動しました

●1番心に残ったこと:
・5秒に1人子どもがしんでしまっていること。家に水道がなくて、毎日川に水をとりにいってること
・エリックくんは、1日にごはんを1回しかたべていないということ
・水を30分もしてくんでいるエリックくん
・日本にすいどうがあるのは、ふつうだと思っていたけど、そうじゃなかったから、ほかの国にも、ふつうにあるようにしたいと思った

●世界の子どもたちについて、もっと知りたいと思ったこと:
・エリックくんの他にもしかしたらエリックくんよりもまずしい子どもがいるかもしれないからそれを知りたい
・子どもはいつもどんななやみをかかえているのか
・ちがう国の子のくらしとかをくわしく知りたいです

参加してくださった皆さま、本当にありがとうございました!