10/17は貧困撲滅のための国際デー ~スタンド・アップ2014参加報告~

2014.10.15

スタンド・アップ2014 に参加しました。

「スタンド・アップ・テイク・アクション」に参加したWVJスタッフ

今年もワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)は、「STAND UP TAKE ACTION(スタンド・アップ・テイク・アクション)」に参加しました。これは、貧困解決を求める意思を、「立ち上がる」(STAND UP)ことで、「行動」(TAKE ACTION)として示す、世界的な貧困撲滅キャンペーンで、10月17日の世界貧困デー前後に世界中で実施されています。

2000年に189カ国のリーダーたちが合意したミレニアム開発目標(MDGs)(Millennium Development Goals)では、2015年の達成期限までに、「世界の貧困人口の半減」、「乳幼児死亡率の削減」、「妊産婦の健康の改善」など、具体的な8つの目標達成を目指しています。しかし、「乳幼児死亡率の削減」など、期限を間近に控えたこの段階で達成困難といわれている目標があることから、世界のリーダーに最後の働きかけを行い、この状況を変えていく行動を起こすことが必要です。

「スタンド・アップ・テイク・アクション」の日本での主催団体である「動く→動かす」からの報告によると、2009年は世界各地で1億7,000万人以上がこのキャンペーンに参加し、ギネス記録を打ち立てました。2013年は日本で3万2,600人が立ち上がりました。
今年の日本でのキャンペーン期間は2014年9月13日(土)~10月19日(日)です。

WVJでは2006年以降、毎年「スタンド・アップ・テイク・アクション」に参加しています。今年もWVJの新年度初日に当たる10月1日に、WVJ事務所でスタッフ合計58名が、途上国の貧困撲滅のために立ち上がりました。スタッフ全員で、この一年貧困を終わらせるための働きをすることについて意思を固めることができました。
WVJでは、これからも世界各国のワールド・ビジョン、そして他のNGOとともに貧困撲滅のために活動を続けていきます。