【政策提言】良いデータが女性や子どもたちの命を救う

2014.06.26

良いデータが女性や子どもたちの命を救う

毎年世界中で何人の子どもが、登録されず、それ故に保健サービスを受けることもできず、救えるはずの命を亡くしているのでしょうか。実は、世界の最も貧しい子どもたちの正確なデータは捉えきれていません。各国で集められている保健情報に大きな差があるためです。

正確な数字を把握することは難しいですが、これまでの経験から、実際は存在しているのに、統計上はいない人が、途上国に2億5,000万人から5億人いると考えられています。

国民全員の出生や死亡を数え、大規模な家計調査を通じてその死因まで把握するような精度の高い保健情報システムを整えている国は、たった20%しかありません。これらの国はほぼ先進国で、子どもの死亡の大部分が起こっている場所ではありません。

ワールド・ビジョンは、最も立場の弱い子どもたちこそ、より正確に数え、必要なニーズを把握し、保健サービスの対象とすることが必要だと提言しています。詳しくは以下の政策提言書をご覧ください。

More than numbers(英文)
数を超えて:良いデータが女性や子どもたちの命を救う(和文要旨)


世界の子どもたちに、まず5才までの命を
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