G20サミットに向けた提言書を日本政府に提出

2012.06.13

外務省に提言活動を行いました。

外務省 外務審議官の西宮 伸一氏にワールド・ビジョン・ジャパンのアドボカシー担当者および他のNGO担当者が提言書を提出しました。

G20サミット(20カ国・地域首脳会合)が6月18~19日にメキシコのバハカリフォルニア・スール州ロス・カボス市で開催されます。今年のG20サミットが子どもたちにも成果をもたらすものになるために、6月1日(金)、ワールド・ビジョン・ジャパンは日本政府のG20のシェルパ(サミットにおける総理の個人代表)である西宮伸一外務審議官に政策提言書を提出しました。

提言内容は次の3点です。
1.「栄養を重視した」農業や、栄養不良の子どもの数を減少させるために行われている各国の取り組みに対する支援を強化し、栄養と食料安全保障の成果を向上してください。

2.持続的な開発に向けた取り組みにおいて、さらに子どもに焦点を当ててください。

3.G20と後発開発途上国との協議プロセスを年に一度設けることにより、今後のG20の計画に後発開発途上国の視点を取り入れてください。

G20サミットに向けた提言書はこちら(PDF)

今回は他のNGO(オックスファム・ジャパン、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン、国際連帯税フォーラム、ジョイセフ)とともに提出の機会を持ち、一時間にわたり、それぞれが提言の説明を行った後、現時点での日本政府の考え方、およびG20の議論の方向性を西宮審議官に伺うことができました。ワールド・ビジョン・ジャパンは、G20が子どもたちの命を救うためにできることがあることを訴えました。

6月18~19日に開催されるG20サミットでは、ワールド・ビジョンの各国スタッフが会議の成果の分析を行い、それに応じた情報を発信していきます。

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