6/8(月)開催 国際シンポジウム:MDGsから「ポスト2015開発アジェンダ」へ(2015.5.21)

~救えるはずの子どもの命を、すべて救うために~

今年、2015年は、2000年に世界が決めたMDGs(ミレニアム開発目標)が達成期限を迎える年です。MDGsの8つの目標の4番目である「2015年までに5歳未満児の死亡率を1990年の水準の3分の1にまで引き下げる」という目標は、どこまで達成されたのでしょうか。

MDGsが、そしてこの目標達成のためにワールド・ビジョンが実施したアドボカシーキャンペーン「Child Health Now-アクション!救えるはずの命のために」が、世界の保健政策や現場にもたらした成果を振り返り、2015年以降、さらに一歩進んだ目標として「救えるはずの子どもの命を、すべて救う」ことを掲げることになる「ポスト2015開発アジェンダ」に託される課題を探ります。

MDGsと「ポスト2015開発アジェンダ」に取り組む各界代表に登壇いただき、それぞれの立場での経験と展望を語っていただき、「救えるはずの子どもの命を、すべて救う」ためにはそれぞれがどうあるべきか、議論を深める場とします。

世界の子どもたちにとって、そして私たち自身にとっても、大きな節目となる2015年、一緒に世界の課題について考える一日となれば幸いです。
ぜひご参加ください。
国際シンポジウム:MDGsから「ポスト2015開発アジェンダ」へ~救えるはずの子どもの命を、すべて救うために~

日 時: 2015年6月8日(月) 15:00~18:00 (開場14:40)
場 所: 中野坂上ハーモニースクエア3F ハーモニーホール
主な出演者: 
     UNICEF東京事務所 代表 平林国彦氏
     外務省 国際保健政策室 室長 山谷裕幸氏
     日本大学大学院総合社会情報研究科 教授 池上清子氏
     ワールド・ビジョン・インターナショナル グローバルキャンペーン ディレクター アンドリュー・ハセット
     ワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ) 常務理事・事務局長 片山信彦
参加費: 無料
言 語: 日本語 (一部分のみ英語。英語→日本語の逐次通訳あり)

第1部 WVのグローバルアドボカシーキャンペーンを統括するアンドリュー・ハセットより、「ミレニアム開発目標(MDGs)」・「ポスト2015開発アジェンダ」において、子どもの命が優先されることを求めてWVが世界的に行ってきたアドボカシーキャンペーンについて紹介します。続いて、上記の一環として日本でWVJが行ってきた「Child Health Now」「命の木プロジェクト」などの活動成果について総括をします。これらを踏まえ、MDGsで積み残された課題、また「ポスト2015開発アジェンダ」への期待について問題提起をします。

第2部 日本政府、国際機関、アカデミアなど、NGOとは異なった立場から途上国支援に関わっておられる識者の方々をお招きし、子どもたちの命を優先する政策とするために、またMDGsでの残された課題を踏まえ、「ポスト2015開発アジェンダ」はどうあるべきか、議論を展開します。


プログラム詳細はこちらpdfアイコン


申込み多数のためホームページからの受付を締め切りました。