バングラデシュのスラムに住むスマヤ(8歳)。
3年前に父親が家を出たことで、母親とともに苦しい生活を強いられました。
母親の内職を手伝い始めたのは、わずか5歳の頃。
洋服1枚を仕上げても、わずか15タカ(約20円)の収入。
一度は学校に通い始めたものの、家計を支えるため、 1年生の途中で学校を辞めざるを得ませんでした。
スマヤの生活に希望が差し込んだのは、 近所に住むマルフ兄さんとの出会いでした。
マルフは、スマヤが学校に通っていないことを知り、 ワールド・ビジョンが運営するイブニングクラスに誘いました。
そこは、貧困のため学校に行けない子どもたちが勉強できる場所。
実はマルフ自身も、かつては過酷な環境に身を置いていました。 両親を亡くし、学校を辞めざるを得ない状況に陥りましたが、 チャイルド・スポンサーシップの支援を受け、学び続けることができました。
「マルフ兄さんのおかげで、また学校に通えるようになったの!」
スマヤは今も内職を手伝いながら、公立の小学校に通っています。
イブニングクラスで熱心に学ぶ姿を見たマルフは、 スマヤの母親や学校に掛け合い、通学を実現させました。
学校で学び、友達と遊び、夢を描く…
ようやく子どもらしい時間を取り戻すことができたのです。
「将来は学校の先生になりたい!」
スマヤの夢は、この地域の未来を担うこと。
マルフ兄さんのように。





































