キリスト教精神に基づいて活動する国際NGOワールド・ビジョン・ジャパンは多くの教会の皆さまの祈りに支えられて、貧困、紛争、災害等で困難な生活を強いられている子どもたちに支援を届けています。私たちのビジョンは、すべての子どもに豊かないのちを、私たちの祈りは、すべての人の心にこのビジョンを実現する意志を届けること。教会の皆さまは、このビジョンを実現するための重要なパートナーです。また、日本の災害時には、支援活動の連携にもご協力をいただいています。
アメリカ人宣教師ボブ・ピアスは第二次世界大戦後に混乱を極めた中国に渡り、孤児院の前でお腹をすかせボロボロの服を着てしゃがみこむ女の子に出会います。いてもたってもいられず、孤児院にこの子の面倒を見て欲しいと頼みましたが、孤児院はすでにいっぱいで「とても受け入れられない」と断られてしまいます。
ボブ・ピアスは祈りました。
「神の心を引き裂くものによって、私の心を引き裂いてください。・・・私は全ての人々に何もかもすることはできませんが、誰かに何かをすることはできます。・・・私ができることを示してください。」
そして、彼は神の愛の実行を決意し、その女の子の支援をはじめたのです。この精神に基づき設立されたワールド・ビジョンは、一人でも多くの子どもを救うために、今日も世界中で活動しています。
ただモノやお金を送るのではなく、子どもたちや地域の人々とともに、教育・親の生計向上などの分野で子どもを取り巻く厳しい環境を変える支援を行います。それにより子どもたちが「自分で生きる力」を身に付けることができます。チャイルド1人あたり1日150円(月々4,500円)のご支援で、子どもたちの「未来」を変えることができます。
●支援実績の例
1日3回食事が出来る家庭(生計向上)
約39%→約82%(タンザニア ンゲレンゲレ地域)
農業技術の研修により、生産高が最大で6倍に増加。収入が増え、十分に栄養を摂れるようになりました。
●交流
チャイルドとお手紙で交流したり、支援地を訪問して会いに行くことも可能です。
●報告
毎年、支援地域に住む「チャイルド」との出会いが待っています。
成長を見守りながら、自分も心満たされる。
日本にいる私たちにできる支援に、ぜひご参加ください。
●ご支援者の声(船渡川様ご一家)
「チャイルド・スポンサーになり14年が経ちました(2020年現在)。イエス様が私たちの救い主となられたように、厳しい環境の中でも一生懸命生きようとしているチャイルドの支援を通して、イエス様の愛を注げる喜びを感じています。」
●その他の支援
チャイルド・スポンサーシップの他に、月々1,000円からできる継続支援や、一回限りの募金などの支援方法もあります。
個人、教会、教会学校・ユース、青年会・婦人会・壮年会、有志グループ等で、チャリティーコンサートやバザーの献金先としてなど、いろいろな形でご支援をいただいています。
皆さまのお祈りとご支援に感謝しつつ、次のような方法で、教会の皆さまと一緒に歩みたいと願っています。途上国の子どもたちが貧困の中から抜け出すために募金がどのように役立てられているかを知る機会として、ぜひご相談ください。
●教会学校・ユース・青年会等で、それぞれの年代にあった教材などを使って分かりやすくお話をします(例:「ローズマリーちゃんと5ひきのヤギ」「ケニアに住むチャリちゃん」など)。紙芝居やDVDなどの教材の貸出も行います。
●世界の子どもたちの現状と支援活動等、ご依頼内容に合わせたプレゼンテーションをします(例:「これからの人道支援の在りかた」「国際協力におけるキリスト教の役割」など)
●神学校で学んだスタッフが、礼拝の中で、ワールド・ビジョン・ジャパンの活動を踏まえたお話をします。
●WHO(世界保健機関)等で定める正規研修を修了したスタッフが、災害時のメンタルヘルスケア、子どものための心理的応急処置(Psychological First Aid)、ストレスを抱えた子どもとのコミュニケーションなど、災害に備えるための研修を行います。
*スタッフ派遣にあたっては、スタッフ派遣にかかる経費(交通費、旅費、人件費等)についてご配慮いただきたくお願いいたします。
*現在はオンラインでも対応可能なプログラムもございます。詳細はお問合せください。
年2回発行の機関誌ワールド・ビジョン・ニュースとともに祈りのニュースレター、年3回配信の祈りのEレターをお届けします。ぜひ、世界の子どもたちの「今」を知り、お祈りください。
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セレステさんご夫婦のように、チャイルドへの支援を通して、世界の子どもたちに希望を届けませんか?