重要なお知らせ
ワールド・ビジョン・ジャパンも運営委員として参加している「教育協力に関わるNGOのネットワーク(JNNE)」とグローバル基金「教育を後回しにはできない(Education Cannot Wait)基金 (ECW)」と共催で、国際オンラインシンポジウムを緊急開催します。
世界各地における紛争の長期化や気候変動に伴う自然災害の激甚化により、世界の難民・避難民数が急増しています。日本政府は、2023年12月の第2回グローバル難民フォーラムにおいて、祖国を追われた難民・避難民一人ひとりが、夢を語り、努力し、それを実現できることが未来の展望であるとし、日本政府として初めて、危機における教育のためのグローバル基金である「教育を後回しにはできない(Education Cannot Wait)基金 (ECW) 」への拠出を発表しました。
ECWは、2016年の世界人道サミットで設立が合意された、世界で最初の緊急期及び長期化する危機下の教育(EiEPC)に特化したグローバル基金ですが、日本においてはその役割や重要性について、国際協力関係者の間でも十分に知られているとは言えません。日本による教育協力がより大きな相乗効果を生み、1人でも多くの難民・避難民の子どもたちが学びを継続できるようになるためにも、まずはECWについてその役割や重要性について理解を深めることが必要です。
この度、グローバル基金であるECW、日本の二国間援助機関であるJICA、それぞれによるウクライナにおける教育支援を事例に、EiEPCについて理解を深めます。同時に、一人でも多くの難民・避難民の子どもたちが学びを継続できるようになるため日本としてEiEPCをいかに支援できるか、ECWとJICAが人道・開発のネクサスにおいてどのような相乗効果をもたらすことが出来るかについて、政策決定者、アカデミア、ユース、NGOが一同に会し議論を深めます
皆さまのご参加をお待ちしております。