
現金や物を提供する支援では根本的な問題解決にはならないという経験から、チャイルド・スポンサーシップでは、長期計画に基づいたプロジェクトを実施しています。このプロジェクトは、チャイルド個人への教育支援、予防接種、病気治療などだけではなく、チャイルドを取り巻く様々な環境の改善を目指すものです。例えば、職業訓練、農業技術指導、識字教育、保健員・教師の訓練などを通して人々が成長すること、学校建設、安全な水の確保、保健医施設の整備、ローン貸付、道路や橋など基本的な社会基盤の充実により地域が成長することを目指します。チャイルドは、このような家族の生活の向上、地域の発展を通して、支援を受け取っています。
開発途上国の子どもをとりまく貧困を解決するためのもっとも効果的な支援プログラムです。
50年以上に及ぶチャイルド・スポンサーシップの活動経験から、貧困に苦しむ子どもたちへの支援は、単に物を与えたり、学費支援をするということだけでは解決しないことを学びました。まず、子どもたちが健康に育つことが必要であり、栄養のある食物や予防接種、子どもを育てる両親の経済向上が不可欠です。またそのためには安全な水の確保、農業など基盤となっている産業の確立、保健機関の充実といった地域レベルの問題解決が必要となります。このように、子どもを取り巻く環境の改善がなければ子どもの幸せを望むことができません。
チャイルド・スポンサーシップは、そのような課題を解決し子どもたちへ希望ある未来を提供するために、地域の人々とともに考え、計画し実行していく支援プログラムです。一方的に与えるだけの過剰な支援は、人々の自立を妨げることがあります。チャイルド・スポンサーシップの支援活動は、子どもの住む地域が自立し、他からの支援がなくとも自分たちで子どもたちを健康に育て、学校に通わせ、地域の問題を解決できるようになることを目指しています。そのような環境の中で、子どもたちは安心して学校で学び、将来への夢や希望をもつことができるようになります。
1950年に韓国の戦争孤児や寡婦、ハンセン病や結核患者を支援することからにワールド・ビジョンは設立され、1953年からチャイルド・スポンサーシップ・プログラムが開始されました。
日本も戦後、ワールド・ビジョンにより孤児院などを通して支援を受けていました。
特に貧しく困難な生活をしている人が多くいる地域を支援地域として選びます。そして、現地スタッフは支援地域の家族を訪問し、どのように支援が行われるのかを説明し、信頼関係を結びます。その上で、そのような家族から支援を受けるチャイルドを選びます。更に支援地域の地方自治体や地域のリーダーと地域の問題解決のための話し合いを行い、共に活動をすすめます。
ひとりのチャイルドが支援を受けられるようになると、その援助は支援を受けるチャイルドの兄弟姉妹やその支援地域すべての子どもと家族に分け与えられます。
例)新しい井戸できれいな水が汲めるようになった場合、その地域みんながきれいな水を飲めるようになります。医療センターができた場合、その地域みんなが医療ケアを受けられるようになります。
スポンサーの方の多くは、ご自分のお子様と同じ年齢のチャイルドをお選びになることが多いようです。チャイルドとのやりとりが、お子様にとって、開発途上国における人生の困難やそれを乗り越える姿勢を学ぶ機会となるからのようです。思いやりの育成など、チャイルド・スポンサーシップがお子様によい影響を与えているというお手紙をいただいております。
ただし定型サイズの封筒(長さ14〜23.5cm、幅9〜12cm、厚さ1cm、重さ25gまで)以内のものでお願いします。
支援国の郵便事情は悪く、現地事務所に届く前にプレゼントが盗難にあうケースがおきています。また受取る際に高額な税金が生じたりすることがあります。また、支援地にはスポンサーのいないチャイルドもいるため、ある特定の子どもだけに特別なプレゼントが届くとねたみやいじめの原因となり、不平等感や不信感が生じ、支援活動に影響がでてしまうことがありますので、ご理解ご協力をお願いします。
個人で直接現地を訪問しチャイルドと会うこともできます。その場合には、2ヵ月前までにワールド・ビジョン・ジャパンの事務所まで予定をお知らせください。こちらで現地事務所と訪問調整をさせて頂きます。また、チャイルドに会っていただくためのツアーを年に数回ワールド・ビジョン・ジャパンで企画をして行っておりますので、そのツアーに参加して会いに行くこともできます。