今、世界では

インドネシア・スマトラ沖地震緊急援助活動を行っています

2009.10.27

スマトラ沖地震(3) 支援物資が現地に届いています!(10/27発信)

チャイルドフレンドリースペースでくつろいだ表情を見せる少女。ここでは地震によってのショックや悲しみを和らげるためのスキルを学んだりできる。(バンガスティムール)
チャイルドフレンドリースペースでくつろいだ表情を見せる少女(バンガスティムール)

ワールド・ビジョンは、9月30日に発生したスマトラ沖地震で被災した家族への支援を続けています。
最も被害の大きかったパダン・パリアマンでは10月8日から現地組織と共同で移動型クリニックの運営するため、医薬品やベッド、緊急時のランプなどの支給を行っています。

パダン・パリアマンとバンガスティムールの6校以上の学校には21の簡易トイレと17個の浄化槽タンクを設置する支援を行いました。さらに、バンガスティムールでは1,200人以上の子どもを対象に被災した子どもたちが安心して安全に他の子どもと遊んだり勉強したりできるためのチャイルド・フレンドリー・スペースを4カ所で運営しています。ここでは地震によってのショックや悲しみを和らげるためのスキルを学んだりできます。

移動式教室
移動式教室

その他にも被害を受けた家族へこれまで合計で11,424セットの家族キットと3,483セットの子どもキット、4,000個以上の折りたたみ式の水タンクを配布しました。
家族キットにはマット、防水シート、サロン(腰布)、毛布、バケツ、歯ブラシ、歯磨き粉、石鹸、ティッシュなど、子どもキットにはベビーオイル、ベビーパウダー、歯ブラシ、歯磨き粉、石鹸、毛布などの生活に必要なものが入っています。

子どもキットを受け取ったミラワティさんの4歳のスシちゃん
子どもキットを受け取ったミラワティさんの4歳のスシちゃん

2歳と4歳の娘がいる26歳のミラワティさんは子どもキットが村で配布されたことを感謝しています。
「私たちはまだ夫の両親の家に住むことができますが、昨夜の雨によって家の中に水溜りが数カ所できてしまいました。しかし、ワールド・ビジョンから受け取った子どもキットに入っていた毛布のおかげでの娘たちは寒い夜を暖かく過ごすことができるのでとても感謝しています」と語っています。

パダンパリアマンのシククル村の救助コーディネーター、レナルディさんは、「村の人々のために支援をしているワールド・ビジョンを含めた人道支援団体による全ての支援が家や家族を失った人々の気持ちを明るくしてくれてとても感謝している」と話してくれました。

スマトラ沖地震(2) 支援物資が現地に届いています!(10/3発信)

パダン最大のショッピングセンターだったプラザ・アンダラスの前で座り込む兄弟
パダン最大のショッピングセンターだったプラザ・アンダラスの前で座り込む兄弟


ワールド・ビジョンの緊急援助チームは地震発生から24時間以内に現地入りし、支援活動を開始しました。被災状況がもっとも深刻なコタ・パダンとパダン・パリアマンで10,000世帯以上を対象に水・衛生用品や、緊急に必要な家庭用品、子ども用グッズの配布を行っています。

今後、より多くの方々に緊急支援物資を届けていくほか、被災した子どもたちのための身体的、心理的ニーズを満たすためのチャイルド・フレンドリースペースの運営、教育、保健分野での支援を行っていきます。

スマトラ沖地震(1) 緊急援助実施のための調査を進めています(10/2発信)

被災地のようす
被災地のようす

9月30日に発生したインドネシア・スマトラ沖地震により少なくとも1,000人以上が亡くなり、その数は今後さらに増えると見込まれています。現在も多くの方々が倒壊した建物の下敷きになっており、救出活動は難航しています。

ワールド・ビジョンの緊急援助スタッフは、10月1日、被災の最も深刻な西スマトラ州パダンに到着し、現地調査を行っています。被災地では停電が続き、銀行や商店などの商業活動は麻痺しています。

今もっとも必要とされている支援は、水、食料、テント、毛布であることが確認され、2日(金)から支援物資の配布を開始できるように全力で準備を進めています。

ワールド・ビジョン・ジャパンは、「スマトラ沖地震緊急援助募金」を行います。
一瞬にして日常の生活を失ってしまった人々のために、皆さまのご協力をぜひお願いいたします。

今すぐ、募金する


なお、チャイルド・スポンサーシップによる支援地域には、今回の地震の影響はないとの報告を受けています。