被災地と途上国の“想い”を結ぶ、「支援のミサンガ」

2011.11.25

田野畑村でミサンガ制作をしてくださっている皆さん(石原さん、畠山さん、佐々木リクさん、佐々木留美子さん、工藤さん、早野さん)
田野畑村でミサンガ制作をしてくださっている皆さん(石原さん、畠山さん、佐々木リクさん、佐々木留美子さん、工藤さん、早野さん)

11月1日からクリスマスまでに、チャイルド・スポンサーになってくださった3,500名の方々にお贈りしている「支援のミサンガ」。このミサンガは、東日本大震災によって被災し、現在は仮設住宅で生活されている岩手県田野畑村の6名と宮古市の11名の皆さまが手作りで制作してくださっており、作り手の収入向上にもつながっています。

ミサンガを制作くださっている集会所には、皆さんの明るい笑い声と、温かい雰囲気に包まれていました。しかし震災発生後、途上国の子どもたちから多くの応援メッセージが寄せられたことをお伝えすると、涙を流す方もいらっしゃいました。

「皆さんが支援してくれるから、立ち上がれます。」 

田野畑村のミサンガ制作のリーダーをしてくださっている工藤さん
田野畑村のミサンガ制作のリーダーをしてくださっている工藤さん

震災発生当日、津波に飲み込まれ、間一髪で助け出された工藤さんは、以下のように語ってくださいました。

「物やお金が余っている国ならともかく、
こういう子どもたちがどうしてそんな気持ちになれるんでしょうね。
私なんか震災ですべてを失って、自分の生活のことしか考えられないのに…。
途上国の子どもたちに学ばせられます。
でも、自分が被災して初めて、世の中のことが分かりました。
多くの方から支援をいただいてばっかりで、本当にありがたいです。
皆さんが支援してくれるから、立ち上がれます。
それがなければ、落ち込んでばっかりです」

「仮設住宅の外に出て、一緒に作るとやっぱり楽しい」

「それぞれの自宅で作ることもあるけど、
今日みたいに集会所に集まってやることもあるんです。
皆でお茶を飲んだり、話したりしながらするとやっぱり楽しいね。
これがないと、家にいてもテレビを見て泣いてるばっかりだから」



現金収入を得るということはもちろん大切ですが、皆さんが仮設住宅の外に出て、集まって話しながら一緒にできるということにも、大きな意味を感じています。

1本1本のミサンガを通じて、

復興に向かって歩む被災地の方々の想いと、途上国の子どもたちの温かい想いが結ばれていることを、感じていただければと願っています。


クリスマスまでに3500人の子どもたちのチャイルド・スポンサーを募集しています。
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