東日本大震災 第46報~第48報
2011.07.01
第48報:コミュニティ・キッチンが喜ばれています(2011.07.01)
震災によって壊滅的な被害を受けた、南三陸町(宮城県)では、今も多くの方々が避難所生活を送っています。避難所生活が長引く中、テントの下で行う食事の準備には不便も多く、作れる食事にも限りがありました。パンやレトルト食品を活用することも多く、育ち盛りの子どもたちをはじめ、避難している方々の栄養の偏りが心配されていました。
ワールド・ビジョン・ジャパンは、宮城県庁と南三陸町から要請を受け、町内の4つの避難所(入谷小学校、歌津中学校、志津川中学校、志津川自然の家)に、コミュニティ・キッチン(食事の用意ができる調理施設)を支援。南三陸町が雇用した被災者の方々が、1日2回食事を調理し、それぞれの避難所で提供しています。
子どもたちの食事の内容が、改善されています
ある避難所で調理を担当している方は、「以前は、強風が吹くとガスが使えず、パンやカレーなどのレトルト食品にせざるを得ませんでした。台風で大雨が降って、テントにたまった水を棒でつついて落としながら調理したこともあります。
コミュニティ・キッチンでは、安心して衛生的に料理できるので、とても助かります」と話してくださいました。
調理環境が大幅に改善したことで、子どもたちの食事の内容もより良くなっています。
南三陸町では、震災発生翌日から人命救助や、避難所での炊き出し、入浴支援などを行ってきた自衛隊が6月末をもって撤退。本格的な復興に向けて、今後は町が被災者の方々が必要とするサービスを提供していくことになります。
ワールド・ビジョン・ジャパンは、地域の方々による復興への一歩に役立つ力となるような支援活動を今後も続けていきます。
第47報:子どもたちが健やかに成長できる社会を目指して(2011.06.30)
ワールド・ビジョン・ジャパンでは、震災発生から6月30日までを緊急期と位置づけ、被災直後に必要とされる支援を、迅速に、機動的に届けるべく活動してきました。7月以降は、より中・長期的な視点に立ち、被災地の復興を支える支援活動に移行していきます。
東日本大震災緊急・復興支援部部長 木内真理子からのメッセージ
震災発生から3カ月間の活動地域
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第46報:南三陸町の保育所の子どもたちに、おいしいパンと牛乳を届けます(2011.06.13)
南三陸町(宮城県)内にあった保育所や幼稚園も、津波の被害により、再開が遅れ、子どもたちは制限の多い避難所で過ごさざるをえませんでした。ワールド・ビジョン・ジャパンでは、同町の歌津中学校で未就学児向けのチャイルド・フレンドリー・スペース「うたちゃんひろば」を運営し、子どもたちがお友だちと一緒に楽しく遊び、また保護者の方々の生活再建に向けた準備に時間を取れるよう、支援してきました。
6月10日(金)、同町内にある4つの保育所、保育園、幼児園でようやく終日保育が再開されました。しかし、町内はまだほとんどの地域で上下水道が復旧していないため、園内に調理施設があっても、子どもたちに給食を用意することができません。また、震災前は各家庭でお弁当を用意していた保育所もありますが、現状では保護者がお弁当を準備することができず、子どもたちの栄養不足が懸念されていました。
パンと牛乳、飲料水を届けます
ワールド・ビジョン・ジャパンは、南三陸町からの要請を受け、終日保育を再開した町内の4つの保育園、保育所、幼稚園の子どもたち210人に、パンと牛乳、飲料水の簡易給食を支援します。
支援するパンの製造、牛乳と飲料水の配送にあたっては、南三陸町に隣接する登米市にあるケーキショップマルマンさんにご協力いただいています。「保存料や着色料は使わず、無添加のパンを一つ一つ手作りしています。黒糖やジャム、キャラメルなど5種類の味を用意し、日替わりで子どもたちに届けていきます」と、店長の塚本さん。
ワールド・ビジョン・ジャパンでは今後も、南三陸町を始めとする被災地の子どもたちが、日常生活を取り戻し、復興に向けて歩んでいけるよう、支援していきます。
子ども保護の観点から事業地への訪問はご遠慮いただいております。
現地での活動ボランティアにつきましては、現在募集しておりません。

