6月WVカフェ開催報告
2011.07.04
6月29日にワールド・ビジョンカフェを開催しました。大変暑い中でしたが、54名の方々がご参加くださいました。
今回のテーマは「アドボカシー」。
担当の谷村スタッフが支援地域での事例を交えて報告しました。
アドボカシーは様々な問題の根幹に働きかけ解決する役割を担っています。
ワールド・ビジョンではアドボカシーを「格差、不正義、人権侵害を生みだしている政策、制度、行いや態度を変えることによって、構造的な貧困を解決しようとする活動やアプローチのこと」と定義し、活動しています。
「声を引き出す」、「声を届ける」、「声を代弁する」
谷村スタッフは、この活動を「声を引き出す」、「声を届ける」、「声を代弁する」に大別して紹介しました。
「声を引き出す」・・・インドネシアの事例
コミュニティの皆さんがボランティアとして保健ポスト(地域にある小規模の保健センター)での働きを長きにわたって担っていることにより、住民が保健ポストに行く頻度が高くなり、保健活動に関する要求レベルが高くなったとのこと。この活動によって住民たちの声が引出されました。
「声を届ける」・・・インドの事例
「ちゃんと機能している学校や保育所は私のもの!」キャンペーンにて、子どもたち自身が自分たちの学校・保育所を評価しました。
この評価に参加した子どもより「自分たち子どもには質問する権利があることに気づいたんだ。それに、学校の衛生設備や環境についてもよくわかるようになったよ。」という声があがりました。
また、子どもたち自身が大臣レベルや地方行政官のトップの方へこの結果を報告して議論し、「1975年につくった戦略は古いから見直そう」という回答を得ました。
「声を代弁する」
代弁者としてワールド・ビジョンのスタッフが国際的な会議などに出席し、立場の弱い人々の現状を改善できる政策が実現されていくように、訴える役割を果たしています。
わたしにもできるアドボカシー!
「日本は今、東日本大震災によって、非常に痛みを覚えています。そんなときだからこそ、私たちは皆さんと一緒に困難な状況にいる世界の子どもたちに届き続けたいと思います。'何か'はきっとできる私たち、一人ひとりの行動によって変化へとつながることができます。一人ひとりがアドボカシーを担うことができ、普段聞かれていない声を代弁し、発信することができます」と、谷村スタッフは語りました。
最後に、参加くださった皆さんに「周囲の方に伝えたいと感じている『声』『できること』」をメモに書いていただき、多くの声やご意見をいただきました。
アンケートに寄せられた感想の一部をご紹介します
● アドボカシーについて、その重要性がわかったことが良かったです。いろいろな角度から長い取り組みをしていることで、少しずつ実現していって私たち一つ一つの力が集まってできることだと実感しました。
● インドのように政策があっても、実行されているか監査することは大事だと知りました。スコアカードを通して子ども達が質問できることを発見できたことは大きな変化だと思いました。
● 声を出す・声を届ける・声を代弁するという点は本当に重要なのでこれからも頑張ってください。
参加くださった皆さま、ありがとうございました!
参加できなかった皆さま、こちら↓より、当日の様子をご覧いただけます
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