東日本大震災 第10報~第12報
2011.03.24
東日本大震災第10報:南三陸町に緊急支援物資を輸送しています (2011.3.22)
3月11日(金)に発生した東日本大震災に対し、ワールド・ビジョン・ジャパンでは、緊急支援物資配布の第2弾として、宮城県登米市の避難所に避難している方々829名、自宅に避難していながらも物資が届かない方々及び、宮城県南三陸町の避難所に避難している方々9,300名へ、緊急支援物資を輸送しています。緊急支援物資の調達に際しては、住友化学株式会社さまに毛布を寄贈していただきました。緊急支援物資の保管先として、株式会社住友倉庫さまに特別協力をいただきました。
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これらの緊急物資を10トントラック6台に載せ、3月22日(火)と23日(水)に登米市と南三陸町に着くよう、輸送を行っています。そして、これらの物資を必要としている被災者の方々に届けていきます。
また24日(木)、ワールド・ビジョンスタッフ7名を仙台に派遣します。引き続き緊急支援を行うとともに、震災によって心に大きなストレスを抱える子どもたちに向けて、チャイルド・フレンドリー・スペースの実施を検討するため、現地での調査を行っていく予定です。
東日本大震災第11報:被災している子どもたちの声 (2011.3.23)
南三陸町で被災された皆さんが避難されている入谷小学校の前に、今は廃校となっている旧入谷中学校校舎が保存されています。その校舎が、支援物資のための倉庫の一つとなっています。
3月22日(火)、住友化学株式会社さまより提供いただいた毛布4,887枚が到着した際、避難されている方々が搬入作業を手伝ってくださいました。厳しい避難生活ですが、少しでも落ち着いた生活ができるように、皆さん懸命に努力しておられます。
また、この入谷小学校に家族で避難している、璃久(りく)君(11歳)、舞夢(まいむ)さん(9歳)に話を聞くことができました。2人は、南三陸の小学校の5年生と3年生の兄妹です。地震が起こった時、2人は授業中で、急いでみんな机の下に隠れましたが、地震はとても長く続きました。
「普通の生活に戻りたい」
志津川小学校は高台にあり、避難所の指定場所であったため津波の被害を受けることはありませんでしたが、地震によって校庭には地割れができていたそうです。その夜、子どもたちは全員学校に泊まりましたが、地震発生時、すでに下校していた1年生の中には、津波に巻き込まれた子どもたちもいます。
幸いにも、璃久君、舞夢さんはご両親も無事でしたが、家族が住んでいた家は跡形も無く破壊されてしまいました。2人は、今、家族で避難している入谷小学校の校庭でブランコをしたり、おにごっこをしたりして遊んでいます。「家が無いので不便だけれど、友達が一緒なので安心できる。でも、家でテレビを見たりする、普通の生活に戻りたい」と、璃久君は話してくれました。もっと子どもの声を読むにはこちら>>
璃久君や舞夢さんと同じように、避難所にいる多くの子どもたちがまずは安心して、
健康で避難所で過ごせるように、そして「普通の生活」に戻れるように、ワールド・ビジョン・ジャパンでは支援を続けていきます。
東日本大震災第12報:支援物資が届いています (2011.3.24)
震災発生後、登米市では多くの生活用品が入荷されませんでした。現在は電気、水道、ガスなどのライフラインはほぼ回復していますが、まだ粉ミルクやオムツは入手できない状況が続いています。
そのため、3月22日(火)、社会福祉法人恵泉会さんに紙オムツをお届けしました。同法人が登米市内で運営している特別養護老人ホーム、デイサービスセンターなどを含む、市内36カ所の施設で、入居者や通所者の方々のために役立てられます。
また23日(水)には、避難所と登米市内に住む幼い子どもたちを持つご家庭に、粉ミルクと子ども用の紙オムツを配布しています。
粉ミルクと紙オムツを受け取った方々からの声
「離乳食も少し始めていましたが、ミルクがなく大変困っていました。支援をいただきとても助かりました」(佐々木祥子さん、凛香ちゃん)
「地震直後は、水道水も濁っていました。その後、水道は復旧したのですが、娘に与える粉ミルクや紙オムツのことを考えると、とても不安でした。届けていただき、本当に助かり安心しました」(高橋広恵さん、かりんちゃん)
「水は復旧したので、ミルクやオムツを届けていただき、助かりました」(大山若江さん、美波ちゃん)
「地震の時、息子の結人は驚いて泣いていました。ミルクを届けていただき助かりました」(細川さい子さん、結人君)
下着を受け取った方からの声
23日(水)には、南三陸町で被災された方々が避難されている、登米(とよま)中学校に下着を届け、代表として避難されている村岡賢一さんと佐藤盛子さんに受け取っていただきました。これらの下着は、先週の聞き取り調査の際、村岡さんから下着の必要性が高いことを伺い、緊急に手配し届けさせていただいた物です。
佐藤さんは「数日前から、交代でお風呂にも連れて行ってもらえるようになりましたが、全員が入れているわけではありません。文字通り、着の身着のままで逃げて来ましたので、下着の支援は本当にありがたいことです。多くの皆さんのご支援に感謝します」と語ってくださいました。
お詫び:お問い合せの返信、郵送物の発送の遅延について
ワールド・ビジョン・ジャパンでは、東日本大震災の発生に伴う皆さまからのお問い合せが大変混み合っております。また、首都圏で実施されている計画停電の影響により、対応に遅れが生じております。
ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。ご理解いただけますようお願いいたします。
物資および現地派遣ボランティアの受け入れについて
ワールド・ビジョン・ジャパンでは、物資および現地派遣ボランティアの受け入れを行っておりません

