8月20日(金)サマースクール3日目を開催しました!
2010.08.24
8月20日(金)3日目のワールド・ビジョン・サマースクールを開催しました。
この日は、これまでのキッズ・プログラムより少しお兄さんお姉さん向けに「飢餓・貧困」をテーマとした内容を用意しました。
厳しい暑さの続く中、33名の小学5年生~中学3年生の子どもたちが参加してくれました。ワールド・ビジョン・サマースクールで中学生を迎えるのは今年が初めて。中には、早起きをして愛知県からやってきてくれた中学生もいました。
【世界・飢餓・貧困】
ワールド・ビジョン・ジャパンの活動紹介から始まり、「世界について」「飢餓について」「貧困について」キッズ・プログラムより少し難しい内容でしたが、しっかり理解を深めてくれました。飢餓状況によって色分けされたハンガーマップの世界地図パズルも見事に完成しました。貧困の中にいる子どもたちの様子を映像で紹介する中でも、登場する子どもたちの気持ちを想像し、思いを馳せてくれました。また、自分だったらどんな気持ちか、どうしたら貧困の状況を改善できるのか、積極的に考えてくれました。自分と同じくらいの年齢の世界中の子どもたちが置かれている現状を知り、大きなインパクトとなったようです。
【世界を知ろうゲーム】
「貿易ゲーム」をアレンジした「世界を知ろう」ゲームでは、製品を作り、売れたお金で「食べものカード」を買いにいき、グループごとに豊かな国を目指して協力し合いました。このゲームを通して、資源や技術、また自然災害や支援の必要性など、実際の世界の現状を擬似体験しました。参加してくれた皆さんのふり返りシートの中でも、このゲームは特に心に残ったようです。その中でも多く寄せられた感想は、「いろんな人の気持ちがわかった」というものでした。参加してくれた皆さんが、飢餓・貧困について、知識としてではなく、その人々の「気持ちがわかった」と同じ世界に住む人として理解を深めてくれたことは、とても嬉しいことでした。
【ドラマコンテスト】
ワールド・ビジョンが支援の中で出会ってきた世界の子どもたちの現状をスキットで発表し、見学に来てくださった保護者の方々や、ほかのグループの人にも伝わるように一所懸命表現してくれました。食べものを探して学校に行くことのできない様子や、HIV/エイズで両親を失った子どもたちが生きのびる様子、紛争によって自分の住んでいた村から避難せざるを得なくなった子どもたちが貧困に苦しむ中、避難民受け入れされる様子等グループごとにセリフを考え、スキットを作り上げました。見ている人にも、演じてくれた皆さんにも、心に響くスキットになりました。
【グローバル・キッズ認定証】
最後に、グローバル・キッズ認定証には、これからの生活の中で続けていくアクションを記入しました。「何もかもはできなくとも、何かはきっとできる」というワールド・ビジョン創設者ボブ・ピアスの言葉に
インパクトを受けた参加者の皆さんは、1人1人にできることがある、それを実行していこうとアクションを
考えてくれました。
飢餓・貧困の中にいる世界の子どもたちへ関心を持ち続けてくれることを願っています。
寄せられた感想の一部を紹介します
● 子どもたちの感想:
・ 「世界を知ろうゲーム」で、がんばってもむくわれない人々の気持ちが少しわかりました
・ 水の出しっぱなしや、むだを無くすこと。いろいろな人にじょうきょうを伝える
・ もし自分たちが飢餓や貧困に苦しんでいたら、たえられません
・ まだまずしい子どもたちのことは、たくさんできないこもしれないけど、ぼ金など自分のできるかぎりのことをしたい
● 保護者の方の感想:
・ 社会を動かさなくては先に進まない事の難しさを再認識させられました
・ 穀物の不平等な配分を知り、私たちにも責任があったことを初めて知りました
・ 我が子には食べ物を大切に残さず食べるように伝えていますが、より食べられることの大切さを親子とも知ることが出来たと思います
・ 同じ年頃の子どもたちの中で、同じ事を知る、他の人の考え思いを知ることがきっとできたと思います。
・ 中高生向けのプログラムがあればうれしいです
【最後に…】
ワールド・ビジョン・サマースクールも無事に3回の開催を終了しました。初めての開催から5年目を迎え、今年はボランティア・スタッフの皆さんとともにワールド・ビジョン・サマースクールを作り上げることができました。大学生や小学校教員の方、高校生のボランティア・スタッフも一緒に準備を進める中、「もっとこうしたら子どもたちにわかりやすいのではないか」「この言葉は難しいかもしれない」等、参加してくれる子どもたちの目線で、アイディアを出し合いました。真夏の午後、汗だくになりながら子どもたちの着る民族衣装を洗濯しに行ったり、穀物が不平等に分けられている説明に使う大きなトウモロコシボードを作ったり、ボランティア・スタッフのみんななくしてワールド・ビジョン・サマースクールはできなかったと思います。ボランティア・スタッフのみんなも「楽しかった~!」と言って帰ってくださったことを嬉しく思います。これからもみんなと一緒に子ども向けイベント作っていきます。
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“何もかも”はできなくとも、“何か”はきっとできる
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