【G8サミット・キャンペーン】今こそ約束を果たす時
2010.06.25
G8は資金拠出に合意し、約束を実行できるのでしょうか?
現地時間25日、カナダでいよいよ開幕を迎えるG8サミット。G8首脳は、MDGs(国連ミレニアム開発目標)の中で最も進捗が遅れている、新生児・乳幼児、および妊産婦死亡削減のため、資金コミットメントを伴う新イニシアチブについて、協議する見通しです。
【G8は、規模に応じた責任の実行を】
乳児死亡の60%、妊産婦死亡の80%は、栄養価の高い食事、専門家の立ち会いによる出産など、比較的安価でシンプルな対策により、救うことができます。しかし現在、母子保健に割り当てられているのは、世界の援助資金のわずか3%です。
G8は母子保健の資金ニーズに対し、経済規模に見合ったた拠出を行い、子どもと母親の命を救うための世界的な機運の高まりに、応える必要があります。ワールド・ビジョンは、MDG4及び5を達成するためには、G8が新生児、乳幼児、妊産婦保健のために、今後5年間で新たに240億ドルを拠出する必要があると考えます。
【事実】
●全ての開発途上国で、保健関連MDGsの目標を達成するためには、保健分野への年間援助総額を2012年までに年間375億ドルに、2015年までに年間425億ドルに増額する必要があります。そのうち、母子保健分野に必要な援助は、2012年までに年間158億ドル、2015年までに年間167億ドルです。
●G8は、2005年のグレンイーグルス・サミットにおいて、他のドナー国とともに、2010年までに年間援助総額を500億ドル増額すると公約しました。しかし、OECD/DACによる2010年のODA推計によると、2005年の公約の水準を180億ドル下回る見通しです。
ワールド・ビジョン・アフリカのアドボカシーディレクター、スーザン・ムバヤは語ります。
「私には10代の子どもが3人おり、皆、健やかに成長しています。私自身、妊娠と出産で命を落とすことはありませんでした。
これが、アフリカに住むすべての女性にとって特権ではなく、普通のこととなるべきです」
スタンツを通してメッセージを発信します
ワールド・ビジョンは、現地時間午前11時より、サミット会場のあるハンツビレのTown Docks Parkにて、スタンツ”Pregnant with Promises”を行い、G8に向けたメッセージを発信します。G8首脳に扮した人物が竹馬に乗って登場。
各国財務大臣とともに、母子保健への資金誓約の最終的な交渉にあたります。
また、現地へ派遣中のアドボカシー担当谷村スタッフが、ブログとツイッターを通じても、最新情報をお届けしています。ぜひ、ご覧ください!
【G8サミット・キャンペーン 第1報】
【G8サミット・キャンペーン 第2報】
【G8サミット・キャンペーン 第3報】

