若者向けイベントFAMINE(ファミン)2010を開催しました!
2010.03.25
3月20日(土)、33名の高校生や大学生を迎えて、初めての若者向けイベントFAMINE(ファミン)2010~体験を通して「感じる」世界の飢餓・貧困~を開催しました!
このイベントは、参加者が飢餓や貧困の中にいる子どもたちの気持ちを知るためにスキップ・ミール(ランチをギブアップ)に挑戦し、そのランチ代を寄付するというものです。6時間食事をせず、実際に参加した1人1人がお腹を空かせながら、飢餓や貧困の中にいる子どもたちがどんな思いでいるのか、ゲームや映像を通して思いを馳せました。また、飢餓の原因として貧困が密接に関係していることや、飢餓が子どもたちに与える精神的な影響について理解を深めました。
当日のプログラムの一部をご紹介します。
ファインディングFAMINE(ファミン)
世界中に溢れているFAMINE(ファミン)(飢餓、欠乏)を探すために、グループごとに国家になり、「豊かな国」を目指して製品作りや材料調達、他の国との交渉をしながら収入を得て、メンバーのための「食べ物カード」を手に入れなければなりません。グループごとに渡される材料や道具は異なり、またあるグループは机や椅子もなく、床に敷いた新聞紙の上で作業するなど、国の置かれる環境、技術、資源も異なります。
また、突然やってくる「地震カード」「津波カード」によって自然災害の影響を受ける国や、「紛争カード」が渡され活動ができなくなった国、途上国の子どもたちの代表的なお手伝いである「水汲みカード」が渡され、作業を中断しなければならない国もありました。
最終目標である「食べ物カード」を十分に手に入れられないグループもあり、中には5人中食べ物カードが手に入ったのは1人だけというグループもありました。
どのグループも協力しながら熱心に取り組み、「自分たちの国の経済成長ばかりに目がいってしまった」「最初から国によって与えられているものが大きく違った」といった感想が寄せられました。
世界中に広がるFAMINE(ファミン)イベントの紹介
カナダでスタートし、来年40周年を迎える世界中のFAMINE(ファミン)イベント。世界中の同世代が、30~40時間食事をせずに、募金を集める活躍を映像で紹介しました。また、留学先のオーストラリアでFAMINE(ファミン)イベントに参加した高校生が体験談を語り、実際に子どもたちの飢餓状態を測るメジャーについて教えてくれました。飢餓の中にいる子どもたちの腕の細さを実感し、イベント参加者の皆さんに大きな衝撃を与えました。
WATOTO(ワトト)ダンスタイム
台湾のFAMINE(ファミン)イベントでも使われていたダンスに、みんなで挑戦。体を動かして楽しいダンスタイムになりました。
WVJスタッフへのインタビュー
ワールド・ビジョン・ジャパン海外事業部緊急人道支援課の坂スタッフへのインタビューを通して、支援現場のようすや、仕事の中で大変なことなど質問に答えてもらいました。
1月に実施したハイチ大地震緊急人道支援の中での、食糧支援や、子どもたちの精神的なケアの大切さが語られました。参加者の皆さんからは、「学生のうちにどんなことに心がけたら良いか」「途上国に行って子どもたちがびっくりすることはないか、どのように信頼関係を作っていくのか」などたくさんの質問が寄せられました。
アドボカシー・プロジェクトを作ろう!
子どもたちの置かれている現状を「知り」、政府や市民社会へ「訴えかけ」や「声をあげる」活動として、ワールド・ビジョン・ジャパンのアドボカシーを紹介し、グループごとにアイディアを出し合いました。芸能人にも参加してもらうプロジェクトや、学校の給食を1カ月に1度水だけにして、飢餓の中にいる子どもたちへ思いを馳せるプロジェクト、携帯電話のサービスとして募金されるシステム、電車運賃から自動的に募金されるシステム、5歳の誕生日を迎える前に命を落とす子どもたちの人数に合わせて880万枚のオリジナルデザインのTシャツを販売するプロジェクトなど、斬新なアイディアが発表されました。
ランチ代を寄付しよう
参加者の皆さんがお腹を空かせた分のランチ代を、飢餓の中にいる子どもへ思いを込めて募金しました。集められた募金は、スーダン、タンザニア、ジンバブエ、レソトの人々へ食糧援助募金として役立てられます。このイベントを通して10,413円の温かい募金のご協力をいただきました。
アンケートに寄せられた感想の一部をご紹介します
・ 参加して、「体験して」初めて解ることがあると思った
・ このイベントを学校用にもアレンジして開催していきたい
・ 前から興味があったけど、なかなか行動に移すことができなかった。今日は良いきっかけになった。参加してよかった
・ 今度はボランティアとして参加していきたい
・ 内容は良かったが参加者が少なかったのが残念
・ 6時間何も食べないことは予想以上にきつかった
・ 若者が対象だったので同世代で同じ気持ちの人と出会えると思って参加。楽しかった
なお、今回のイベントでは阪神酒販株式会社様の協賛により、ミネラルウォーター“Water for Smile”をいただき、6時間のスキップ・ミールを支えていただきました。Water for Smileについてはこちら
参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました!
ワールド・ビジョン・ジャパンでは今後も、若者向けのイベントを開催していきます。
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